都会育ちの田舎暮らし  RSSを登録する

東京都目黒区で生まれ育つも、高知県の山奥に移住した30歳男の日刊エッセイメルマガ。テーマは日常のこと・経済・哲学・時事問題・有機無農薬農業・田舎暮らし・ネットビジネス・ヤフオク・マーケティング・株・FX・映画・読書・自動車・恋愛・結婚・パソコン・副業・副収入・情報起業・投資・不動産・ゴルフ・野球・サッカー・競馬・パチンコ・ギャンブル・英語・中国語・フランス語・韓国語・ドイツ語・スピリチュアル・宇宙人など、適当に幅広く(一部嘘あり)。相互紹介歓迎。08年まぐまぐ大賞ニュース情報源3位受賞。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/06/28

◆[都会育ち] 656:不定時法

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Daily Mail Magazine ―――都会育ちの田舎暮らし―――  Written by N.Kato
────────────────────────────────────
              はじめての方は⇒ http://www.katonodoka.com
────────────────────────────────────
 
 もし、パソコンで副収入を得ることが出来たなら、
 田舎暮らしへの第一歩も踏み出せるのに・・・
 
 そんな思いを抱えている方に、うってつけの教材があります。
 
 各ネットビジネス最前線の、現役のネットマーケッターたちが教師となり、
 あなたのインターネットビジネスをサポートしてくれます。
 
 インターネットビジネスでトップを走る方々からの、直接の授業。
 こんなものが受けられるチャンスは、もうありません。
 
 ⇒ http://www.1mgkk.com/m/401698/highknowledge.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ∧∧          『不定時法』 
〜〈⌒⌒( - -) 
------------------------------------------------------------------------
 第656号 平成21年6月28日(日)発行     発行部数4297部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 
 時計が欲しいんですよ。「刻」表示が出来る時計。
 
 
 「刻」ってのは、江戸時代の時間表示法。
 
 落語の「時そば」で、「今、何時(なんどき)でぇ」「九つでぇ」
 みたいなのが、ありますよね。あれなんかが「刻」です。
 
 
 「刻」では、日の出の時間が「明け六つ」、
 日の入りの時間が「暮れ六つ」となっています。
 
 で、日の出から日の入りまでの「昼の時間」を、六つの「刻」に区切ります。
 
 
 ここから、ちょっと複雑なんですが、刻の進み方は
 「明け六つ」⇒「五つ」⇒「四つ」と、減っていくんです。
 で、正午ごろに「四つ」からいきなり「九つ」になります。
 
 で、「九つ」からまた減っていって、「八つ」⇒「七つ」。
 日の入りの時刻のころが「暮れ六つ」。
 
 「暮れ六つ」から、今度は夜の時間を六等分して、
 「五つ」「四つ」と減っていき、真夜中にまた「九つ」になります。
 
 で、「九つ」⇒「八つ」⇒「七つ」となって、日の出のころに「明け六つ」。
 
 つまり、日の出から次の日の出までで、
 6⇒5⇒4⇒9⇒8⇒7⇒6⇒5⇒4⇒9⇒8⇒7⇒6
 という流れです。
 
 これが、江戸時代の「刻」による、時間の区切り方。
 
 
 
 落語「時そば」では、代金を小銭で払うときに、一枚ずつ渡していって、
 
 「五つ、六つ、七つ、八つ、親父いま何どきでぇ」
 「九つでさあ」
 「とお、十一、十二・・・」
 
 と、一文ごまかすことに成功した男が、おりまして。
 
 それを真似ようとした男が、ちょっと早い時間に行っちゃったから、
 
 「五つ、六つ、七つ、八つ、親父いま何どきでぇ」
 「四つでさあ」
 「五つ、六つ、七つ、八つ・・・」
 
 と、余分に代金を払ってしまうというのが、オチ。
 
 
 これは「刻」の表示が、「九つ」のすぐ前が「四つ」だから、成り立つ話。
 
 「九つ」と「四つ」だから、5時間も早く行ったということじゃないんです。
 「九つ」のすぐ前が「四つ」だから、ミスってしまったんです。
 
 
 ついでに書いておくと、3時の「おやつ」というのは、
 昼の「八つ」の時刻に食べるお菓子、ということです。
 
 
 
 さて。
 
 
 
 「刻」表示の最大の特徴は、「一刻」の長さが日によって違うということ。
 
 現代では、1時間はいつも、1時間ですよね。当たり前です。
 でも、江戸時代の「刻」は、そうじゃなかった。
 
 「明け六つ」から「暮れ六つ」、つまり「日の出から日の入り」までの時間を
 六等分したのが「一刻」なんですから。
 
 夏には、昼の一刻は長くなります。
 そして、夜の一刻は短くなるんです。
 
 逆に、冬になると、昼の一刻が短くなって、夜の一刻が長くなる。
 
 厳密に言えば、1日1日、日の出の時間は変わっているのですから、
 1日ごとに「一刻」の長さも変わってくるわけです。
 
 
 
 現在の、1時間が常に1時間である時刻表示法を「定時法」といいます。
 
 それに対し、江戸時代に使われていた「刻」のように、
 日によって「一刻」の長さが変わる表示法を「不定時法」といいます。
 
 
 
 当然、不定時法を現代も使っていたら、社会が成り立ちません。
 
 夏には『笑っていいとも』が1時間14分だけど、
 冬には『笑っていいとも』が51分だというのでは、
 タモリさんのギャラ計算だって困るでしょう。
 
 1時間が常に1時間であるというのは、現代では必須のことです。
 
 
 
 そんな「不定時法」の「刻」なんですけれども。
 
 利点もあるのです。
 
 特に、農業のような生活をしていると、
 「刻」のほうが便利なんじゃないかと思えることが、多々あります。
 
 
 
 例えば「日の出から働こう」と思うときに、
 定時法ならば、「夏は4時から」「冬は7時から」というようになるんですが、
 不定時法ならば、常に「明け六つ」から働くわけです。
 
 太陽の動きと共に暮らそうとするのならば、
 季節によって「一刻」が変わる「不定時法」のほうが
 便利な局面というのは、いろいろとあるのです。
 
 
 
 そんなこんなで、不定時法の「刻時計」が欲しいと思っているんですが。
 
 なかなか無いんですよね〜。(゜△ ゜)
 
 
 
 パソコン上で「刻」を表示できるソフトだとか、
 腕時計なんかはあるんですけれども、
 家の中心に置けるような、きちんとした時計が無いんです。
 
 普通に、オフィスの壁にかかっているような時計でいいんですけれどね。
 
 ああいうので「刻表示」が出来るものが無いかなと思っているんです。
 
 
 
 定時法の時計よりも、不定時法の時計を作るほうが難しいです。
 
 定時法ならば、常に時計は一定のスピードで針を動かせばいいけれど、
 不定時法ならば、1日1日、針の進むスピードが違うわけですよ。
 
 夏ならば、昼はゆっくりと針が進み、夜は早く針が進む。
 そんな時計ですから、当然、作るのは難しいのでしょう。
 
 
 
 じゃあ、江戸時代に「時計」は無かったのか、といえば。
 
 あったんですよ。ちゃんと「刻」を表示できる時計はあった。
 
 
 
 でも、昼と夜とで針の進むスピードが変わる、
 そんなスーパーハイテクマシーンを作っていたわけではなく。
 
 発想の転換というか、うまい方法を考えたものだといか。
 
 
 「時刻盤」を変えるんですよ。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 針の進むスピードは一定ですけれども、
 季節によって、背景の「時刻盤」を変えるんです。
 
 夏になれば、昼が大きく、夜が小さい背景にする。
 冬になれば、昼が小さく、夜が大きい背景にする。
 
 何枚かの時刻盤を用意しておき、季節によって変えていたんですね。
 
 
 
 当然、この「背景替え」は、人の手によって行うわけです。
 ですから、現代のような「全自動」の時計ではありません。
 
 でも、「全自動」じゃなければ満足できない、
 そんな熱いハートを持った漢(おとこ)が、江戸時代におりました。
 
 
 田中久重氏。
 
 
 江戸時代に、からくり人形などを多数作っていた技術者。
 別名は「からくり儀右衛門」。リアル・キテレツ斎です。
 
 この田中さん、全自動の「不定時法」時計の作成を目指します。
 
 というか、「不定時法」に限らず、
 太陽と月の動きだとか、現代の「定時法」表示だとか、
 そういうものも全部ひっくるめて全自動で表示させるという、
 スーパーウルトラウォッチを開発しようとしたんですね。
 
 
 秋葉原でいろんな部品を買える現代と違って、江戸時代ですから。

 部品とかも、自分でコツコツ製作するんですね。
 
 で、何年かの努力の末、世界で初めての、
 「全自動の不定時法時計」を開発しちゃったんです。
 
 モーターも無いから「ぜんまい式」なんですけれども、
 一度、ぜんまいを巻くと、1年間、全自動で動くという、
 スーパーハイテクマシーンを、たった一人で完成させちゃったんです。
 
 そんな技術者が、江戸時代の日本にいたんです。すごいもんです。
 
 
 
 で。
 
 田中さんの「からくり時計工場」は、後年、東京の芝浦に移転します。
 「東京芝浦電気」と名前を変え、会社はどんどん大きくなっていきました。
 
 これが現代の「東芝」です。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【関連サイトなど】
 
 田中久重氏の万年時計(東芝ホームページより)
 http://kagakukan.toshiba.co.jp/dna/spirit/clock/index.html
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【いろいろ】

 ◆『都会育ちの田舎暮らし』へのご意見・ご感想をお待ちしております。
 発行者の加藤までメールしてください⇒ katonodoka@highknowledge.net

 ◆はじめての方へ⇒ http://www.katonodoka.com/index.htm
 ◆過去の連載シリーズ⇒ http://www.katonodoka.com/reports.htm
 ◆過去の書評シリーズ⇒ http://www.katonodoka.com/books.htm
 ◆広告掲載・相互紹介⇒ http://www.katonodoka.com/koukoku.htm
 
 ◆ブログ『都会育ちの田舎暮らし』⇒ http://highknowledge.seesaa.net/
 
 ◆農業起業塾⇒ http://www.nougyou-kigyou.com/
 
 ◆ネットビジネスで田舎暮らし⇒ http://www.inaka-gurasi.com/

 ◆まぐまぐの「読者の本棚」へ推薦お願いします。
  ⇒ http://www.mag2.com/wmag/osusume/toukou.html 
  タイトル「都会育ちの田舎暮らし」 ID「0000246354」←コピペして
  
 ◆配信停止は⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000246354/ 
  
 ◆一日一善クリック募金⇒ http://www.dff.jp/
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ひとりごと】
 
 今更ながら『秒速5センチメートル』を観てみました。
 http://www.youtube.com/watch?v=n1AvAvsuX8M
 
 基本的に、色恋沙汰を扱った作品には興味が無い性質(たち)なのですが、
 これは、なかなか面白かった。種子島コーヒー、美味しそうです。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【クリック感想アンケート】

 今日のメルマガはどうでしたか? どれか一つだけ、クリックしてください。
 
☆6月28日(第656号)のメルマガは

◆すっごく面白かった(゜▽ ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0029672A1f129
◆いつもより良かった(゜V ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0029672A2908f
◆ま、普段どおりかな(゜o ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0029672A3db68
◆いつもより面白くない(゜△ ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0029672A4faed
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0029672C4c31
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0029672P00C98aa

締切:2009年07月02日23時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
------------------------------------------------------------------------
コメントボードとは、BBSみたいなものです。コメントボードの削除キーは、
コメント入力した人が、後で自分の書き込みを削除するために使うものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Special thanks to】

 ・まぐまぐ!          http://www.mag2.com/
 ・クリックアンケート      http://clickenquete.com/
  and you. 
------------------------------------------------------------------------
まぐまぐID 0000246354                   「都会育ちの田舎暮らし」第656号
2009年06月28日発行(創刊2007年9月10日)        発行者 加藤のどか
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    Copyright (C) 2007-2009 katonodoka all rights reserved.    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ここから下は、まぐまぐ!さんからの情報提供となります)
    ・
    ・
    ・
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る