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  • 周期 月刊
  • 最新号 2008/10/01
  • 発行部数 500
  • マガジンID 0000246322
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2008/10/01

仏像 魅惑の世界  Vol.14

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     仏像 魅惑の世界  

                     2008/10/01 Vol.14
                      発行日:毎月1日
                      発行者:四国三郎

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つれづれなるままに、日ぐらし、仏にむかひて、心に移りゆくよしなし事を
そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

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 二回にわたり 小浜紀行 をお送りしました。

紹介した以外にも長慶院、国分寺、神宮寺など多くの寺院や

仏像があります。

お見逃し無く。

*****【 目 次 】************************************************

            特集 小浜紀行  第二回

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福井県小浜市は日本海に面した静かな街です。

東大寺二月堂のお水取りの水をここから送っている事もあり、

古くから都(奈良・京都)と深い繋がりがありました。

そんなことから小さな街にも関わらず多くの古刹と見逃せない仏像が

遺されていて是非一度は訪ねてみたい場所です。

車があれば一日で主だった寺院は十分巡礼できますし、時間の許す方は

自転車や徒歩でも良いのではないでしょうか。

  H P:http://www.wakasa-obama.jp/info/ido/

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『福井 妙楽寺 重要文化財 千手観音立像』

寺院名:妙楽寺
宗 派:高野山真言宗
開 基:行基
創 建:養老3年
住 所:小浜市野代28-13
道 順:JR小浜線「小浜」よりバス10分、徒歩15分
H P:http://www1.city.obama.fukui.jp/category/page.asp?Page=95

仏像名:千手観音立像
指 定:重 文  
時 代:平安初期  
製 法:木造漆箔
法 量:176.3cm

コメント

妙楽寺は鬱蒼たる森の中にあって昼間でも一人で訪れるのは少々怖いぐらいの所

です。

この仏様は数多い千手観音像の古仏の中でも優作といわれています。

お顔の横に脇面を大きく彫りだすのは千手観音では比較的珍しいと言えます。

脇手は物差しで測ったようにきっちりとはめ込まれて(実際は違うのですがはめ込

まれていると言う感じです)いるのですが不自然さは全く無く、作者の技量の高さ

が感じられます。

 
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『福井 明通寺 重要文化財 深沙大将立像』

山 号:棡山
寺院名:明通寺
宗 派:真言宗御室派
開 基:坂上田村麻呂
創 建:大同元年
住 所:小浜市門前5-22
道 順:JR小浜線「小浜」よりバスで20分
H P:http://www.city.obama.fukui.jp/oide/bunkazai/myoutuuzi.htm

仏像名:深沙大将立像
指 定:重 文  
時 代:藤 原  
製 法:木造彩色
法 量:256.6cm

コメント

明通寺は国宝の本堂と三重塔を持つ小浜でもきっての名刹です。

本尊は重文の薬師如来坐像ですが脇侍が降三世明王と深沙大将と言う他に例の無い

変則的な構成となっています。

深沙大将はご存じない方も多いと思います。

その姿は手に蛇を持ち、髑髏の瓔珞を下げ、腹に童子の顔を挿した誠に異様な

姿ですが、玄奘三蔵が天竺へ旅をした際に出現して仏法を守護したと言われる

護法神です。

ちなみに西遊記に登場する沙悟浄のモデルだとも言われています。

画像はありますが彫刻としての作例は極めて稀で全国でも数躰しか存在しません。

こちらの深沙大将は作例の中でも法量が大きく降三世明王とも憤怒の形相の中にも

藤原期の優美な表現が感じられる仏様です。


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『福井 萬徳寺 重要文化財 阿弥陀如来坐像』

寺院名:萬徳寺
宗 派:高野山真言宗
開 基:覚応
創 建:天平13年
住 所:小浜市金屋
道 順:JR小浜線「小浜」よりバスで10分 徒歩15分
H P:http://www1.city.obama.fukui.jp/category/page.asp?Page=99

仏像名:阿弥陀如来坐像
指 定:重 文  
時 代:藤 原  
製 法:木造素地 古色
法 量:141.8cm

コメント

実物にお会いする前に見ていた写真の印象ではあまり期待はしていなかった

のですがお会いしてすばらしさに驚きました。

庭園を通り急な階段を上ると本堂です。

お顔と言い全体の雰囲気と言い誠に優雅な阿弥陀様です。

これだけの阿弥陀様は奈良・京都でもそうはお目にかかれないのでは無いでしょ

うか。

この阿弥陀様は裳懸坐(法衣を長く台座の下まで垂らす)になっていて、阿弥陀如来

としては極めて稀な作例と言えます。



****ご注意ください!*************************************************

 開帳日の変更や展覧会に出展されていて拝観できない場合もあります。
 お出かけになられる際は必ず寺院等へご確認下さるようお願いいたします。

 記載内容につきまして学術的検証は一切されておりませんのでご了承く
 ださい。
********************************************************************


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