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2008/07/15

肥料高騰時代!バイオで肥料を節約

やさしい!わくわく!美味しい!をお届けするこれまでにないバイオ活用法満載!
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* バイオで変わる!楽しい家庭菜園・ガーデニングの新常識!!
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 ■■■■■ 第23号(08/7/15)「肥料高騰時代!バイオで肥料を節約」 ■■■■■



みなさんこんにちは。
暑くなってきましたね。
7月上旬だというのに、すでに猛暑のようです。

こうなると夏が暑いのも、地球温暖化のせいにしたりして
人間の感覚なんていい加減なものですね。。。(^^;)


いま、農家さんの間では夏の暑さなんかよりも
頭の痛い問題があります。
肥料の値上げです。皆、悲痛な悲鳴を上げています。
農協でも1.5倍から2倍の肥料の値上げはザラのようですし
有機肥料でさえ運賃や製造コストの上昇で値上げせざるを得ない状況です。


まさに肥料高騰時代!
化学肥料、つまり石油で食料を生産してきた農業のあり方も
もう限界が来ているのかもしれません。
と口で言うのは簡単ですが、これは「農業をやめるしかないのか・・・」
という深刻な問題なのです。


こんなときは、すこし考え方を変えたほうがいいのかもしれませんね。


確かに、日本には「生ゴミ」などを含め、探してみると
身の回りには肥料になる資源がたくさんあります。
実は日本は、窒素資源を使い切れず、捨てたり燃やしたりしています。
また、空気中の窒素を土の中や体の中に蓄積してくれる
「生きてる肥料」もあるのです。

こんなときこそバイオの力を借りて、肥料を節約しよう!
すこしでも、こういうお金のかからない肥料を利用してみては
いかがでしょうか?


そこでまず必要なのは、バイオ(微生物)です。
微生物をあなどるなかれ!
一般の畑に住む微生物の生体に含まれる窒素量は
なんと20kg/反にもなるそうです!
微生物を利用すると、肥料はずいぶん節約できるものです。


面白いのは、微生物の中には窒素固定菌といって、
マメ科植物の根に付く根粒菌に代表される、空気中の窒素を取り込んでくれる
ありがたいものがいます。アゾトバクターという微生物もそうです。
また、水田などに普通にいるラン藻類も空気中の窒素を利用して光合成を行い、
それをイネに供給しています。

こういった窒素固定菌は、多くの場合、他の植物や微生物と共生関係を
もって土の中に肥料成分を作ってくれています。

畑や田んぼ、あるいはガーデニングの庭には、
こういった植物と微生物、微生物と微生物の共生関係を作れば作るほど、
肥料は節約しても、植物は元気に生育し、収量も維持できるのです。


生ゴミや食品工場の有機廃棄物も、立派な肥料資源です。
また、マメ科植物をはじめとして、植物自体も肥料になります。
また畜産農家の多くは、堆肥が売れなくて困っているのが実情です。
それらは、取りに行けばタダでくれます。


そう!これを使わない手はないですね。
こういったモノも、微生物を利用することで良質の肥料になるのです。


さて、ここで誰でも簡単にできるバイオ肥料製造法をご紹介しましょう。
みなさんも、実践してみてはいかがですか?


1.もう液肥はいらない!米のとぎ汁利用法

  [1]米のとぎ汁は、大き目のバケツ(フタ付き)に毎日ためましょう!
  [2]ドライイースト(酵母)や飲むヨーグルト、納豆を水で溶いた上澄み液などの
   微生物と、自然塩を適量いれましょう。
  [3]自然に菌が増えて、分解が進みます。
  [4]5日以上経ったものを、5倍〜10倍程度に薄めて散布する。


 米のとぎ汁は、そのまま使うと、未熟堆肥と同じで病害菌の発生につながります。
 しかし微生物で分解させると、とても優秀な微生物液肥に変わります!
 微生物の作用で、病害や害虫の発生も減り、植物イキイキです!



2.生ゴミとタダの堆肥で、再発酵すれば完熟ぼかし肥に!

 [1]近隣の畜産農家からタダで堆肥をもらってきます。
  産業廃棄物で作ったコンポストもOKです。
  タダで手に入る未熟堆肥でいいです。
 [2]生ゴミを[1]の堆肥に対し、4割以下の割合で混ぜます。
 [3]「菌力アップ」(上記参照)のような、発酵促進の微生物を水に溶いてまき、
  手で握ると「水は絞り出ない」「なんとか固まる」くらいに調整します。
 [4]温度が50〜70度になれば、3〜5回まぜて空気を入れます。
  温度が上がらない場合は、米ぬかなどを足し、水分を調整しましょう。
 [5]温度が下がってきたら、発酵が終わりかけています。
  地表にまくか、土と混ぜる場合は、1ヶ月以上経ってから植え付けをします。


 タダで手に入る素材をいかに上手に良質有機肥料に変えるかが
 これからポイントなるでしょう。生ゴミは窒素分やアミノ酸も多く、
 よく発酵させると、化成肥料はいらなくなるほど、よい有機肥料に成ります。



3.1年に1回、マメ科を植えよう!

 大豆やレンゲソウ、クローバーなどマメ科植物は、根に根粒菌を共生して
 肥料がなくても旺盛に生育します。そして植物体内に蓄積する窒素の量も
 他の植物に比べて高いのが特徴です。「生きてる肥料」ですね。

 また、雑草や落ち葉なども肥料になります。
 このような植物を刈り取って、土にすき込めば1〜2ヶ月で栄養豊富な土に
 なります。また、邪魔にならないところで積み上げて1年ほど放っておくと、
 これも貴重な肥料になります。

 雑草などを畝間(通路)に置いていく方法も、よい方法です。
 そのうち微生物に分解され、土になります。次回耕すときには、栄養を含んだ
 土になっている、というわけです。

 近くの空き地や道端の草を刈ってきて、畑の畝間においておけば、
 近所の人に感謝され、肥料代も節約できて、一石二鳥ですね!




 ☆★☆★☆★☆★ 今週のコラム わくわく生活情報! ☆★☆★☆★☆★


何でも値上がりで困りますね〜。
オイルショック、と言っていいくらいだと思いますが、
現代生活がいかに石油に頼っているかが分かりますよね。


食料生産だって、石油に頼っているのが現実です。
農業は自然の恵み!と思っていたら、
半分くらいは石油の恵みだったとは。。。


これから石油がなくなったらどうなるのかなぁ、と
ふと考えてしまいますよね。


こんなときは、日本人の魂を思い出したほうがいいですね。

そう、「もったいない!」です。

もったいない、もったいない。
MOTTAINAI!!

もったいない、は感謝の心。
もったいない、があればストレスも不安もなくなります。
みんなで実践していきたいですね。


もったいない!もったいない!



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発行人:有限会社エイビーエス サンビオティック農業資材部 生田智昭
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