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2008/06/28

栽培の要(かなめ)はカルシウム!(2)

やさしい!わくわく!美味しい!をお届けするこれまでにないバイオ活用法満載!
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 ■■■■■ 第22号(08/6/28)「栽培の要(かなめ)はカルシウム!(2)」 ■■■■■


みなさんこんにちは!
骨、健康ですか?

いやいや、植物の話ですよ(^^;)
前回からカルシウムの話でした。
植物にとって、カルシウムは大切だってことは
分かってもらえましたよね?
http://archive.mag2.com/0000246282/index.html


で、植物にカルシウムを補給するためには
どうすればいいか!


それはズバリ!
「微生物+カルシウム」で効かせる!ということです。
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はい、何のことか分かりませんね。
実は、市販のカルシウム資材(石灰)の多くは、
炭酸カルシウムなどで、水に溶けにくい難溶性だったり、
土壌に施用した後に化学反応して吸収されにくくなってしまうのです。

例えば、石灰岩や貝殻など、自然にあるカルシウムを考えると、
簡単には水に溶けにくいものがほとんどであることが分かりますね。
そもそも、水に溶けやすいものは流れてしまうわけですから
当たり前といえば当たり前です。


カルシウムは、イオン化した水溶性の状態で植物に吸収されるので
なかなかカルシウム資材が効果が出ない、というのはこのためなんですね。


もちろん吸収の良いカルシウム資材もあるのですが、
ちょっとお高いのが普通ですよね・・・。


また、前回言ったように、カルシウムはちょっと気難しいので
土壌の条件によっても、効かなかったりしてとても不安定です。

さらに悪いことに、カルシウムは「食いだめ」ができない成分と言われています。
植物には、人間の骨のように、カルシウムを貯めて、体内濃度の調節をする
機構がうまく備わっていないためです。
だから、カルシウムが切れると、すぐに欠乏症が出てしまいます。



こまったなぁ。。。
でも、大丈夫!
微生物に働いてもらえば、きっとほとんどの問題が解決します!

微生物は、生き物ですから、人間や植物と同じで
たくさんのカルシウムを必要とします。
しかも、植物と違って、微生物は積極的に動き回って
カルシウムやその他の栄養を食べることができます。

そこがポイントです。
微生物の分泌する有機酸(クエン酸など)は、
カルシウム化合物を溶かして、たいへん水に溶けやすい
「有機酸カルシウム」を作り出します。
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そうすると、植物はそのカルシウムを簡単に吸収できるわけです。
また、微生物のウンチ、、、いや排泄物や分泌物にも
安定していて吸収されやすいカルシウムが含まれており、
これも植物にとっては、美味しいカルシウム源です。

それに、微生物の体内に保持されたカルシウムは、
一種のカルシウム貯蔵庫であり、植物への安定的な
カルシウム供給の役目も果たしてくれるのです。


やっぱり微生物はすごいですね!
では、「微生物+カルシウム」はどうすればできるでしょうか?
簡単に言うと、「微生物にカルシウムのエサをやる」ことでできます。
具体的には、次の方法でやってみましょう。
これできっと、植物がイキイキ、あなたの顔はニコニコになること
請け合いですよ!



●自家製「微生物カルシウム」の作り方

  米ぬか 10kg
  石灰  10kg(生石灰は避ける。カキ殻など有機石灰がよい)
  水   20kg(水分率調整)
  発酵菌   適量(「菌力アップ」なら150cc程度)

  これを混ぜ合わせ、1週間おきによく混ぜましょう。
  時々、適量の水分と発酵菌を補給しましょう。
  3日後くらいから発酵熱が上がります。
  微生物がどんどん米ぬかとカルシウムを食べて、増えていますよ。
  熱が下がってきたら出来上がりです。(1〜2ヶ月程度)
  さあ、植物の根元にまいてみましょう!
  カルシウムは、効きやすく、安定した有機酸カルシウムに変身していることでしょう。


●液体「微生物カルシウム」の作り方

  水      10kg
  黒砂糖     2kg
  石灰      2kg(生石灰は避ける。カキ殻など有機石灰がよい)
  ヨーグルト 100グラム(乳酸菌や酵母でOK。空気がなくても発酵できる菌)

  これを混ぜ合わせ、毎日1回はかき混ぜましょう。
  1週間ほどで出来上がり!上澄み液をとって、100倍に薄めて散布しましょう。
  夏は腐敗しやすいので、しっかりフタをして作ってくださいね。





 ☆★☆★☆★☆★ 今週のコラム わくわく生活情報! ☆★☆★☆★☆★



私は、ワインとチーズが大好きです。
まだまだ若いのですが、将来年をとってのんびり暮らすようになったら、
チーズ作りでもしてみたいなぁ、と思っているほどです。
(作ったことないんですけどね。。。^^;)


チーズは、まさに微生物+カルシウムですよね。
もともとカルシウムの豊富な牛乳をぎゅっと凝縮して
微生物が作り出すチーズは、カルシウムの宝庫。
吸収率も抜群のようですね!


でも、微生物を使わなくてもできるチーズがあるとか。
調べてみると、分かりました!
カッテージチーズといって、レモンと牛乳で作るんですね。
きっとレモンに含まれる有機酸がチーズを作り出すのでしょう。


「カルシウム」「微生物」「有機酸」・・・
チーズには今回の話題もぎゅっと凝縮されているみたいですね!


雪印チーズクラブ
http://www.yukijirushi-cheeseclub.com/






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発行人:有限会社エイビーエス サンビオティック農業資材部 生田智昭
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