【主婦の学習塾】こんなことがありました
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メルマガ版 ■ 主婦の学習塾 ■ 029号
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こんにちは。「主婦の学習塾」塾長の荻原です。
本メルマガは、毎日家事や育児などで多忙を極める「主婦のみなさん」を想定して、
発信させていただきます。
目的は、人生を成功に導くための知識や見識その他さまざまなノウハウを提供し、夫
や子供ではなく主婦のみなさん自身の人生に劇的な変化をもたらすことです。
みなさんの夢の実現をお手伝いさせていただければ幸いです。
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■ 本日の学習テーマ こんなことがありました
●ある定食屋さんに昼食を取りに入ったときの出来事です。
私がお店に入った時間は、お昼のピーク時を少し過ぎた13時前後でしたので、入口に
ある自動販売機で、玉子焼き定食(590円)の食券を買い、すんなりとテーブルにつくこ
とができました。
その定食屋さんは、約100の直営店舗を全国展開しており、従業員のほとんどがパー
ト・アルバイトで構成されています。
私が入店したときも、50歳すぎのパートの女性がテーブルまで案内してくれ、その女
性に食券を渡しました。
ただ、その女性の応対はたどたどしく、まだあまり仕事に慣れていないのが一目瞭然
でした。
●そして、次の瞬間です。
厨房の奥から、店長らしき若い男性従業員の声で、
「玉子焼き定食は時間がかかりますが、よろしいですかと聞いてきてください」
という言葉が聞こえてきたのです。
ほどなく、さきほどのパートの女性が現れて、私に、
「玉子焼き定食は時間がかかるのですが、よろしいですか?」
と尋ねてきました。
思わず、「どのくらいかかるのですか?」と聞き返そうと思いましたが、直感的にこ
のパート女性を混乱させてしまうかもしれないと思い、
「では、一旦食券を買ってしまった今からでも注文の変更ができるのですね?」
と、私は逆に質問しました。
すると、そのパート女性は少し安心した表情で、
「はい、大丈夫です!」
「お求めになった食券のキャンセル処理をしますので、申し訳ございませんが、自動
販売機のところまで、おいでください。」
と元気よく答えてくれました。
すぐに、私が食券をパート女性に返すと、その女性は、おもむろに自動販売機のカギ
を取り出して、玉子焼き定食の料金590円を返してくれました。
私も少し急いでいたので、
「じゃあ、何が早いですか?」
と尋ねたところ、
その女性は、いかにも自信なさげに、
「これとか、これは早いと思います」
と2,3のメニューを指さしたようでしたが、指先はどうみても、特定のメニューには
向かっていませんでした。
だんだん気の毒に思えてきたので、私は、
「じゃあ、カレーライスにします」
と言い、料金390円をふたたび自動販売機に入れようとしたところ、今度は、急にお金を
入れようとした私の右腕をグイとつかみ、
「すみません!
自動販売機のカギが差し込まれたままので、これでは作動しないんです!
いま、元に戻しますから、それからお金を入れてください。」
とのことでした。
私も腕をつかまれることなど思ってもみませんでしたので、一瞬何が起こったのかよ
くわからなかったのですが、その女性の「OKです!」という声で、ようやくカレーラ
イスのボタンを押すことができました。
私が入店してからここまで約5分ぐらいだったと思いますが、このパート女性のふだん
の仕事ぶりが手に取るように想像できました。
「これでは、いつも店長に叱られていそうだな・・・」と。
●私がテーブルに戻るや否や、別の若いパート女性がカレーライスを手際よく運んでき
ました。見るからに、この女性のほうは、接客態度もよく、こなれた感じでした。
私が急いでカレーライスをかき込むように、食べていると、ふたたび「悲劇」は起り
ました。
厨房の奥から、さっきの店長らしき男性従業員の声で、
「○○さん、(おかわり用の)炊飯器の中のご飯の量はどうですか?」
「少なかったら、ご飯を足してくださいね。」
すると、先ほどのパート女性が私の近くに置かれている炊飯器の中を見に来ました。
しばらく中を覗き込んでいましたが、首をひねりながら、不安そうな顔をしながら、
厨房の中へ戻っていったのです。
●次の瞬間、私の悪い予感は当たってしまいました。
「炊飯器をのぞいてみたのですが、少ないのかどうかわかりません。」
というパート女性の大きな声が厨房から聞こえてきたのです。
すると、間髪入れずに、店長らしき男性従業員が、
「○○さん、よく考えて仕事をしてくださいね。
当店では、定食のご飯はおかわり自由をうたい文句にしています。
おかわりをしたいお客様が炊飯器のご飯が少なかったらクレームになるか、おかわ
りをやめておこうという気になりますよね?
つまり、当店にとって、炊飯器のご飯の量というのは、お客様に最高のサービスを
提供できるかどうかに大きく影響するものなんです。
(同じ量でも)それを少ないとみるか多いとみるかは時間帯やお客様の数によって、
かわってくるんです。」
と、そのパート女性に丁寧にアドバイスしていました。
●そのときのパート女性の表情は私には見えませんでしたが、想像するに、その男性従
業員の言うことを100%理解できているようには思えませんでした。というのは、その男
性従業員が厨房の中から出てきたからです。
パート女性もあとについていましたが、その男性従業員は、炊飯器の中をチラッと見
るや、無言のまま厨房へ戻って行きました。
その後も、厨房の奥では、その男性従業員がそのパート女性を指導する声が聞こえて
きましたが、それでもその女性の理解が不十分であったのか、今度はその男性従業員
が、茶碗を片手にまた厨房から炊飯器のところまでやってきました。もちろん、その女
性に指導するためです。
私は「何をするのかな?」とこっそりと観察していますと、その男性従業員は、炊飯
器の中の手に持った茶碗にご飯を盛りはじめ、
「これだったら、茶碗に5杯ほどしかないですよね?
ということは、5人がおかわりをすると空になりますよね?
お客様が10人いらっしゃるとしたら、10人がおかわりをする可能性があります
から、これでは量としては「少ない」ということになるんです。
でも、夜の12時前に、お客様がおひとりの場合は、この量で十分ですよね。」
というような会話が続きました。
●ようやくそのパート女性は言われたことを理解できたようで、
「よくわかりました。どうもありがとうございました。」
と答えていました。
一部始終を観察していた部外者の私も、ほっと胸をなでおろしました。
●みなさんはこの話から何をお感じになったでしょうか?
もしかしたら、このパート女性のことを馬鹿にされる方もいるかもしれません。
しかし、諸般の事情から専業主婦がある日突然パートに出ることになったとしたら、
多くの人はこのパート女性のようになってしまう可能性が高いと思います。
慌ただしいお昼時に、モタモタして、店長から怒られている中年のパートさんの姿は
どこでもよく見られる光景です。
また、外食産業などの接客サービスは、慢性的に人手不足ですから、常時パートやア
ルバイトを募集しています。
最近は、時給などの待遇が悪いために、外国人にまで採用の範囲を広げているところ
もあるほどです。すると、言葉が通じないという問題も出てきます。
●このような接客業をレベルの低い仕事のように見る向きもありますが、決してそうで
はないと私は思います。
外食産業などのサービス業では、正社員かどうかに関係なく、迅速かつ正確な仕事ぶ
りが要求されます。状況に合わせた機敏な動きも不可欠です。
もう何年も昔の話ですが、東京大学付近のファミリーレストランで食事をしていたと
ころ、東大生らしき学生アルバイトが店長からこっぴどく叱られているのを見たことが
あります。
つまり、とくに外食産業など接客の仕事は、学校では教えてもらうことのできない能
力、社会に出ないと身につかないコミュニケーションなどの能力が不可欠なのです。
●最初から仕事ができる人なんていません。
誰でも最初は人から教えてもらうのです。
今は店長となっているこの男性従業員も昔はきっと誰かに教えてもらっていたに違い
ありません。
だから、まるで子供を諭すかのように、このパート女性に対しても仕事のイロハを懇
切丁寧に指導することができるのだと思います。
もちろん、教えてもらう側のパート女性にも、感謝の気持ちや、学びの気持ちがなけ
ればいけません。せっかくの店長のアドバイスも、ぼさっとと聞いているだけではだめ
なのです。
「ああ、また店長から叱られてしまった。本当にいやな奴だわ」
などといつも思っているようでは、その人に成長はありません。
人が叱られるときは、耳の痛い話も多いですが、それを自分の成長や能力向上に仕向
けるようにしないといけません。
というよりも、なんでも自分に都合よく解釈していけばいいのです。
それができるかできないかで、今後の人生で大きな差がつくと言っても過言ではあり
ません。
●この出来事は、いまから約2週間前の話です。
実は、きのうまた同じ定食屋さんに行ってきました。
そこには、「あの」パート女性がいました。
何と見違えるように、手際よく仕事をこなし、接客態度も実に明るいのです。
それどころか、後輩の若いパート女性に何やら一生懸命アドバイスしている姿がそこ
に見えました。
年齢はたぶん50歳をはるかに超えていると思います。
年下の私が言うのもたいへんおこがましいですが、その女性の人間としての成長のあ
とをしっかりとこの目で見させていただくことができました。
翻って、自分も日々人間として成長できているかといえば、誠に心もとない限りです
が、この女性のように頑張っている人を見ると、元気がわいてきます。
世の中には日々学ぶべきことがいくらでもあることを再認識させられました。
それではまた!
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■ 編集後記
きょう取り上げさせていただいた、あるパート女性もそうですが、全国には数多くの
「頑張る主婦」がいらっしゃいます。
たとえば、以下にご紹介する主婦の「おじょ」さんは、「全般性不安障害」という病
と日夜闘っておられます。私も「おじょ」さんから、たくさんのエネルギーをいただく
ことができました。
「主婦の学習塾」同様、ぜひ「おじょ」さんのメルマガでみなさんもエネルギーをも
らってくださいね♪
よろしくお願いいたします。
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【うつ・全般性不安神経症と戦う女の壮絶な生活日記】
全般性不安障害を持つ元気(!?)な主婦31歳、おじょです (*^^)v
このメルマガでは、神経疾患を持っていても、元気に生活できることを証明したく発
行しております。
多くの人たちが、元気に明るく生活できますように<^!^>
メルマガ:http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?ojoj33
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■ 発行人 主婦の学習塾 塾長 荻原 俊彦
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