2009/09/16
仕事に役立つ!!デッサンのススメ 第105号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仕事に役立つ!! デッサンのススメ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第105号 2009年9月16日 配信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ (1)デッサンQ&A …… (2)女子デザイナーの日々流々 …… 現役デザイナーによるエッセイ (3)おしらせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆デッサンQ&A◆ ────────────────────────────────────── 悩めるクリエーターのご質問にお答えします! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。成冨ミヲリです。 ※初心者向けのデッサン集中講座の2009年3期目の募集が始まりました。 道具の使い方から実践まで、講義と演習でステップアップを計ります。 http://tritone-artlab.com/intensivecourse/ デッサンを教えていると「○○をしてはいけないのですか?」と 聞かれることがあります。 デッサンにも手順やセオリーがあり、タブーもあります。 しかし、個人の自由とも言える幅もあります。 いろいろとやってみて、自分の表現の幅を広げて欲しいと思いますので、 あれやこれや、様々なやり方を紹介するのですが、 それが冒頭の「いけないんですか?」に繋がるのかもしれないですね。 今回は、そんな、教室でよく聞かれる質問を取り上げました。 ───────────────────────────────────── ■ デッサンのときに、画面を擦ってはいけないのですか? -------------------------------------------------------------------------- これはいろいろな教え方があるようですが、 私は鉛筆デッサンの時にはあまり擦らないように勧めています。 ただし、擦るやりかたを教えている講師もいるようです。 ちなみに、木炭デッサンは擦って色を定着させますので、 必ず擦って描くことになります。 鉛筆の場合、擦るやり方を教えている先生も、 擦りっぱなしでOKとはしていないようです。 まず鉛筆で色を置いて、擦って色の面を作り、 その上から書き加えるような描き方としています。 要するに、鉛筆で満遍なく色を塗る手間を省くため、擦っているだけです。 擦って作るのは地の色なので、その上から加筆することが必要となります。 擦る場合は、ガーゼや擦筆(さっぴつ)といった道具が、 画材屋さんのデッサンコーナーで売られていますので、 手ではなく、道具を使うほうが、画面が手油や汗で汚れなくて良いでしょう。 (何度も書きますが、木炭では手も使って擦ったり取ったりします) 私が擦らないように勧めている理由ですが、 デッサンやアートが目的なら、擦っても何しても構いません。 しかし、CG、イラスト、マンガ、線画、水彩用の下絵などでは、 画面を擦るという方式で絵を描くことはまずありません。 基本的に、線で構成することとなります。 あとで擦ればよいと思っていい加減に塗るより、 1本1本の線を大切にする必要があるために、擦ることを勧めていません。 目的によって、自分で判断するようにしてください。 ───────────────────────────────────── ■ ハッチングで描いてはいけないのでしょうか? -------------------------------------------------------------------------- ハッチングとは、鉛筆のタッチを生かした、カケアミのような、 線画で構成する描き方のことです。 ハッチングでデッサンをすると、画面に勢いが生まれ、 非常にダイナミックなデッサンになるという利点があります。 ただし、私はハッチングで描いている人に、 あえて違う描き方を勧めることがあります。 それは、ハッチングがダメということではなく、ハッチングだけでなく、 塗りで描いていったり、鉛筆を寝かして描いたりと、 いろいろな技法を試してみて、損はないと思うからです。 例えば、白くてつるつるしたものも、確かにハッチングで描くことはできます。 しかし、つるつるした質感は、ハッチングではなかなか出ません。 それならば、少し硬い鉛筆でしっかり塗ったり、 鉛筆を寝かせて美しいグラデーションを出したりしてつるつる感を出し、 逆に周りのモノや台をハッチングで荒く描くことで、 質感の差を出すことができます。 デッサンは、こうすべきだという厳密な決まりはありません。 しかし、自分の型を探すために、様々な実験をしてみるのも 自分の技法の幅を広げるために有効だと考えてみてはいかがでしょうか。 ───────────────────────────────────── 質問やご意見など、お気軽にお寄せください。 melmag@tritone-artlab.comまで。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆女子デザイナーの日々流々◆ ────────────────────────────────────── 仕事とアートと生活と。日々こぼれ落ちる小さなコラム。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最近つくづく痛感することがあるのですが、 それは、自分がすごく整理整頓が下手だということ。 仕事をしていても、受けている案件が進むにつれて PC上にいろんな名前のフォルダが増えていき、 よく分からない名前のファイルが並びます。 打ち合わせなどでノートを取ろうものなら、 上、下、右、左いろんなところに思いついたままメモを書き、 罫線は無視して斜めに書いたり、途中のページから書き始めたりするので 時系列が全く分からない。 しかも、メモをするときに勝手に頭の中で言葉を要約しちゃうので 後から全然思い出せません。(思い出すためのメモなのに!) 自分でも、「酷い」と思いますが、どうも治りません。 キッチンの引き出しを見ても、最初は「食材」「調味料」「保存食」みたいに ジャンル分けしてしまってみるのですが、 使っているうちにバラバラになってしまう。 「調味料だけど食材としても使える、 保存がきくものは一体何処にしまえばいいんだ!?」 と途方に暮れるんです。 きれいに整理整頓できる人を見ると、すごい才能だよなぁ、と感心してしまいます。 最近、書店でもノートの書き方まとめ方を特集している本や雑誌を見かけますが、 結構そういう人は多いんでしょうか? 確かにノートをうまくまとめられるようになれば、 状況を整理できていることになるので仕事がうまく進みそうな気がします。 メモをとる機会があるたびに、今度こそは!とこっそり意気込んで 書き始めてみるんですが、結局はよく分からなくなって うっかり端っこに絵を描いたりして。 でも、私が思うにノートが2次元なのがいけないんです。 3次元にメモすることができるバーチャルノートがあれば かなりしっかりメモできるのに! と思ってやみません。 とはいえ、目の前に置いてある紙はどう見ても2次元なので 私もちょっと考え直さねばいけないかしら、と思っているところです。(M) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記 今週の出来事 by M.F 【髪型】 いつもバイク通勤しているのですが、先日一旦停止から急に飛び出してくる車が あり、危うくブツかりそうになった。停止せずに出てきそうな気配で私もクラクシ ョン鳴らしたんだけど、何故かその「お兄さん」は逆ギレして車から降りてきた。 怒ってる理由は「クラクションを鳴らした」とすごい剣幕・・・。 意味不明すぎて僕も呆れてたんだけど「そちら一旦停止義務違反ですよね」と 言ってもラチ開かず。。この全く非建設的な状況をどうしよう・・と、なんかとて も冷静に考えながらヘルメットを外したら、急に兄ちゃんが大人しくなった。。 ん・・・あ・・・・・そういうことね。。。 はい、私スキンヘットに髭でして・・しかもその日の朝にピカピカに剃りあげて ました、見た目はちょっと怖がられます 笑 ケンカとかは嫌いなので、こういう 状況になると相手には敬語をつかいます。。それが余計怖かったらしく、その 「お兄さん」の次の一言は 「すいませんでした。」 でした。。 スキンヘットに助けられました 笑 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆おしらせ◆ ────────────────────────────────────── トライトーン アートラボよりお知らせです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ トライトーン・アートラボは、絵を描く仕事やコンテやカンプ等を描けた方が 有利なお仕事、3Dや2Dアニメの仕事等に就いている人、 または就きたい人対象のデッサン講座を開講しています。 >>http://tritone-artlab.com/ デッサン無料体験も実施しておりますので、興味のある方、ご入会希望の方は、 是非お越しください。 お問い合わせ、お申し込みは melmag@tritone-artlab.com まで。 ■お問い合わせ─────────────────────────────── このメールマガジンに関するお問い合わせは、 下記メールアドレスまでお送りください。 ご意見、ご感想等もお待ちしております。 ⇒melmag@tritone-artlab.com ■発行責任者──────────────────────────────── 【有限会社トライトーン・映像デザイン室】 http://www.tritone.co.jp/ ■関連サイト──────────────────────────────── 役立つデッサン情報サイト【デッサンの壷】 http://tritone-artlab.com/tsubo/ 池袋のデッサンスクール【トライトーン アートラボ デッサン教室】 http://tritone-artlab.com/


