2009/11/07
【社楽合】「想い」が先、「形」は後
こんばんは。社会保険労務士の氷上伸也です。 第41回社会保険労務士試験の合格発表がありましたね。 合格された方、おめでとうございます。 これから、また新たなスタートですね。 しっかりと喜んで、これからの目標を明確に、 一歩を踏み出してください。 残念ながら不合格だった方 ショックでしょうけれど、 これまでに勉強をしてきた、 その経験自体は、絶対に無駄ではありません。 今はゆっくりと休んでください。 不合格だった方は、 来年の受験に向けてもう勉強のスタートをきっている方、 今はまだ決めていない方、 いろいろとおられると思います。 私自身、社労士受験に不合格だった時には、 再受験することは決めていたものの、 実はしばらく勉強が手に付かず、 何もしていませんでした。 結局、勉強を再開したのは、翌年の1月末でした。 L○Cのスピード合格講座(通学)に、 かなり締切ぎりぎりのときに申し込んだのだったと思います。 その間、何も勉強をしていなかったわけですから、 かなり他の人と差がついていたのかもしれませんが、 そのおかげで、 「自分自身のこれからのこと」 を考える時間が十分にありました。 それが良かったのではないかと、 今は思います。 社労士試験は、1年に1回しかありませんから、 不合格になるということは、 次の試験まではまた1年かかってしまいます。 それだけに、不合格になるとショックが大きいわけですが。 でも、それでも、それだからこそ、 不合格になった経験というのは、 貴重なのではないかと思うのです。 もちろん、1回で受かるにこしたことはありません。 でも、不合格になった時に、 それをどう受け止めるのか、 どう感じるのか、 この体験ができる良い機会でもあると思います。 人間の生きている意味のひとつに、 「自由に感じる」 ということがあります。 「喜怒哀楽」 ですね。 人間、生きていれば喜びだけではありません。 哀しみを経験していれば、 その分、精神的に強くなります。 それは、人にも優しくなれるということでもあります。 自分が“リアル”に体験しているからこそ、 わかることがあるからです。 そして自分の感情を、感じきった後、 また次のステップに移ってください。 また勉強を始めるにしても、 今の自分を受け止めることによって、 勉強する意味というものが変わってきます。 自分が何のために社労士を受けるのか? 自分がどうなりたいのか? どういう社労士になりたいのか? 社労士になって何をしたいのか? じっくりと考えてください。 もちろん、途中で変わっても構いません。 でも、「今」の自分の目標を決めてください。 なぜ自分の感情を見つめた後に 目標を決めるのかというと、 これは「ブレない自分」をつくるためです。 自動車教習所に行くと、 「子どもの飛び出しに注意しましょう」 と必ず教えられます。 子どもというのは、 前しか見ていません。 「今」にしか目が行っていないのですね。 全力で遊んで、 疲れたらグーグー寝ます。 大人になるとそうはいきません。 まわりを見て、安全か確認して行動します。 適度に自分自身の行動にブレーキを踏んで、 安全確認をします。 先を読んで、この後は○○の用事があるから・・・ 明日は朝早いから・・・ と考えてしまいます。 それはもちろん大切なことです。 体力的にも、「加減」をしておかないと、 次の予定に響いてしまいます。 特に仕事に響いては大変です。 でも、「気持ち」にブレーキをしては、突き抜けられません。 気持ちに迷いがあると、全力で走れないのですね。 気持ちに迷いがあるまま行動するというのは、 サイドブレーキをひいたままアクセルをふかすようなものです。 それでは、スピードも出ないうえ、 車体(身体)にもよくありません。 それに、せっかく不合格になったのですから (あえて「せっかく」と言わせてもらいます) 今からは、突っ走ってください。 サイドブレーキをおろして エンジン全開です。 どうやってサイドブレーキをおろすのか? それは、迷いを消すことです。 打ち消すのではなく、 「これがやりたい!」 というものを目標に見据えるということです。 「これがやりたい」 こういう社労士になりたい 社労士になってこういうことがしたい 目標を定めてください。 そして、その目標が、 本当に自分がしたいことなのか、 考えてみてください。 本当の本当に自分がしたいことですか? 自分が、その目標のようになっているところを 想像してみてください。 「もしこれが実現したら、楽しい毎日になりそうだ」 そう思えたなら、 サイドブレーキはおりています。 後は全力で突っ走るだけです。 自分が「楽しい」ことを考えてくださいね。 人から見てどう、ではありません。 あくまで自分が楽しい毎日を送れるかどうかです。 そして、次は「もし」をなくし、 「社労士になって目標の毎日を送っている自分」 を想像してください。 想像が創造になります。 目標は、生活を送る中で変わっていってかまいません。 「今」何を目標に持つのか、でかまいません。 「楽しく」想像ができたら、大丈夫です。 なぜ私が「楽しい」にこだわるのか? それは、「楽しい」ことには、迷いがないからです。 子どもは、「楽しい」ことに関しては、天才的です。 私自身のことでは、 親のによると、子どもの頃、 何の変哲もない積み木で一日中遊んでいたということです。 他には、 友達と遊んでいて日が暮れ家に帰って怒られる。 セミ取りに夏休み中行って真っ黒になる。 これ、もし「やらされている」としたら・・・ 苦痛ですよね。 しかも、同じことを何度も何度もやらされる・・・ これって「つらい仕事」になります。 楽しいこと ・積み木で一日中遊ぶ ↓ つらい仕事 ・しんどい流れ作業を一日中やらされる 楽しいこと ・友達と遊んでいて日が暮れ家に帰って怒られる ↓ つらい仕事 ・仕事が終わらず夜遅くに家に帰って怒られる 楽しいこと ・セミ取りに夏休み中行って真っ黒になる ↓ つらい仕事 ・炎天下での厳しい仕事で真っ黒になる 楽しいかつらいか、 第三者的にみると、やっていること自体はあまり変わりません。 もちろん楽しいことは自主的にやっているし、 つらい仕事は仕方なくやっていうのですが、 やっていること自体は変わらないんです。 世間一般に幸せそうな人が、 幸せかというと、そうでもありません。 私自身、年齢も経ているのでいろんな人を見てきましたが、 何不自由なく暮らしているように見えても、 悩みをかかえている人は多いです。 それは、その人、本人にしかわかりません。 自分が何が楽しいのかは、 自分にしかわかりません。 目標にすることは、自分が楽しいことにしてください。 また、さきほどの、「楽しいこと」と「つらい仕事」 のときに気づかれたかもしれません。 日々のことというのは、 ルーチンワークです。 同じことをやり続ける、 ということになります。 そう考えると、 楽しいことを毎日続けるのと、 つらいことを毎日続けるのは、 どっちが良いか? 明確ですね。 それを考えて、 社労士として毎日を過ごすのが楽しくないと感じたなら、 社労士試験を辞めるということも、一つの方法です。 楽しい毎日を想像できたなら、 それは創造できます。 そして、 試験勉強も同じです。 試験勉強もルーチンワークです。 同じことを勉強するのですから、 楽しくなるかつらくなるか、 それも自分次第です。 ただし、試験勉強の場合は、 いくら楽しくするといってもさすがに限界はありますね。 合う合わないということもありますし。 私の場合でいうと、 労基などは楽しかったですが、 年金は苦手で嫌いでした。 どうしても楽しめないところには、 力を注げないものです。 でも、少しずつでも自分の実力が上がっていくと、 後はうまく回りだします。 ダイエットをする人などでも、 うまく体重が落ちだして、 その人自身が「楽しむ」ようになると、 ダイエットは成功します。 「食べたい」という欲求よりも 「ダイエットに成功して体重が落ちていく」 という喜びの方が大きくなるわけです。 「ダイエットに成功する自分」を 「社労士に合格している自分」に、 「体重が落ちるのを楽しんでいる自分」を 「実力がついていくのを楽しんでいる自分」に 置き換えて考えてみるとわかりやすいでしょうか。 試験勉強もルーチンワークなので、 日々の勉強自体を楽しむためには、 目標を楽しいものに設定し、 そこに到達する自分自身に楽しみましょう。 「想い」が先で「形」になるのは後です。 まず、「想い」を入れてください。 それが「形」になっていきます。 最後までお読みいただきありがとうございます。 氷上伸也 ■発行者情報 発行者:氷上伸也 ブログ:社会保険労務士試験に楽しく合格する! http://goukakusr.blog117.fc2.com/ 個人的ブログ:舞子に住んでる社労士・青い夜の日記 http://pleasantway.ko-co.jp/



