2008/08/03
ファイナンス・リース取引の要件について(フルペイアウト)
こんにちは! 税務会計サービスに加えて、株式上場支援、M&A支援や再生支援、内部統制 支援、相続対策、事務代行サービス等を中心に活動しております公認会計士 ・税理士の堀井です。 【事務所ニュース】 堀井公認会計士事務所の兄弟会社である株式会社アダムズでは、調査業務を メインに行っております。M&Aを行うにあたり、財務調査を行うのが一般的 です。通常、ある程度の段階で本格的な財務調査を行われますが、もっと初 期の段階から簡易的な調査を行えばより効果的なM&Aが実施できないかと思い、 作業スコープを絞った簡易財務調査サービスを行っております。また、作業 範囲を絞る一方で、通常の財務だけでなく、税務や人事面での調査をお客様 の希望に応じて追加することでより付加価値の高い調査業務の提供を行って おります。 お問い合わせ 堀井公認会計士事務所:HP(http://www.hcpa-office.com/)またはメール (atsushi.horii@hcpa-office.com)よりお願いします。 株式会社アダムズ:HP(http://www.adamz.jp/)またはメール (info@adamz.jp )よりお願いします。 【本題】 本メールマガジンは経営者など経理担当者以外の方でも最低限知っておく 必要がある税務会計について、税務会計に知識がない方でも理解できるよう にわかりやすく説明していくことを目的としています。なお、税務会計の表 現方法については、専門的な表現は一切排除してご説明するつもりですので ご了承ください。 第34回目のメールマガジンとなる今回は、ファイナンス・リース取引の要 件のうち「フルペイアウト」について説明したいと思います。 前回のメールマガジンでは、ファイナンス・リース取引とは、実質的に「購入 したのと同じ」リース取引であると説明しました。また、「購入した場合と同 じ」条件の1つとして解約不能について説明させていただきました。 今回は、もう1つの条件である「フルペイアウト」について説明したいと思い ます。 フルペイアウトとは、カタカナで分かり難い言葉になっていますが、簡単に説 明すると賃借人が購入した場合と同じように収益を得ることができ、かつ購入 した場合と同じように費用を負担することです。 イメージし易いのは、メンテナンス費用だと思います。 航空機のリースとコピー機のリースを比較してみましょう。 まず、航空機のリースの場合、通常、専門的な能力を必要とし、かつ工具、備 品等も特殊な物が使用される関係もあり、通常は航空会社またはその子会社等 がメンテナンスを行うのが一般的だと思います。このように航空機のリースの 場合、収益も費用負担も購入した際と同様に航空会社に帰属することになるた め、フルペイアウトに該当することになります。 一方、コピー機のリースの場合、一般的にメンテナンスはリース会社が代行し てくれます。故障した場合、電話をすれば、担当の方が会社まで来て、すぐに 修理をしてくれます。しかも、無料で(リース料に含まれているのでしょ うが。。。)! このようにリース取引が購入する場合と費用負担が異なる場合に は、フルペイアウトに該当しないことになります。 次回は、オペレーティング・リース取引の会計処理について説明したいと思い ます。 今回のメールが今後の経営に少しでもお役に立つことを心より願っておりま す。 堀井公認会計士事務所 公認会計士・税理士 堀井淳史 住所:東京都千代田区西神田2-5-7神田中央ビル6F E-mail:atsushi.horii@hcpa-office.com URL:http://www.hcpa-office.com/



