2009/10/26
【メルマガ】ライティング・リテラシーを磨こう!
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★◇ ライティング・リテラシーを磨こう! ◇★ ~ しあわせ大学講座 ~ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■ホームページ http://www5f.biglobe.ne.jp/~inunity/hamony.index.htm ■バックナンバー http://ameblo.jp/eft-unity/theme-10008233084.html ┏┓ vol.112 日本人のユーモア 10月26日号 ┗□─────────────────────────□ 秋 風 や 屠 ら れ に い く 牛 の 尻 ~ 夏目 漱石 ~ --------------------------- 夏目漱石といえば、少年少女時代に読まされる『坊ちゃん』。 同級生の挑発に乗り2階から飛び降りる勇敢さを見せたけれど 逆に腰を抜かすという体(てい)たらくだった坊ちゃん。 父親に「2階から飛び降りたくらいで腰を抜かすやつがあるか」 と怒られると、すかさず、 「今度は抜かさずに飛んでみせます」と答えた・・・ という冒頭のくだりは、なんとも痛快ですよね。 『我輩は猫である』などユーモラスな作品も多いけれど、 高校時代に読まされる『心』『それから』などの人間のエゴを 厳しく見つめる漱石三部作のおかげで、暗い印象がつきまう方も 多いかと思います。私もその一人でした。 けれど漱石に関する批評や評論を読んでみると、とてもユーモ ラスな方だったようです。 例えば、冒頭にあげた「秋風や屠られにいく牛の尻」。 これは、漱石が一年間辛抱を重ねたけれど、とうとう我慢できず 「痔(じ)」の手術のために病院にいく車中で読んだ詩(うた)、 だそうです。 病院にいってお尻をまくって・・・というのは漱石もやはりいや だったのでしょう。 いわば「まな板の上の鯉」という状態ですが、自分を牛にたとえ るあたりが漱石のユーモラスですし、「秋風や」というさわやかな 冒頭とのコントラストがなんともいえない滑稽さを伴っています。 最近、まだ若い10代の人たちに、 「日本人といえば、“明”か“暗”かどちらのイメージか?」 とたずねてみました。 その時の答えは、みんなが「明」。 日本人といえば、日本映画に見られるように昔から暗いものを 好みました。どちらかといえば、内向的で外国のような派手さは ない暗い地味な国民性のように思えます。 けれど、今の若い方たちが「日本人は明るい」という。 それは内面ではなく外面的な生活のことを指しているのでしょう。 日本人は文化的にも島国で山川草木豊かな緑に恵まれ、特に外に 出て行く必要性のない国でした。 必然的に内に篭る、内向的になりやすい地理的条件にあります。 村社会というのもそうです。 ムラという特殊な集団の中で非常に密度の濃い人間関係を構築 していく。人と人との心理的距離が近く、自分の考えなのか、 それとも周りの考えをたまたま自分の考えとしているのか? わからなくなるほど同質化を引き起こしていきます。 人というのは、心理的な距離が近いとどうしても疲れます。 窮屈になります。 そこで、ふっと息を抜きたくなる。 だから日本人は歌を読んだ。きっとそうなんじゃないかと思います。 それがやがて俳句となった。 俳句の中で漱石のようなユーモアのことを諧謔(かいぎゃく)と いうそうです。 現代のお笑い芸人でも、人のことをネタにボロクソに言って笑い をとるのは関心しませんよね。 諧謔とは、思わず笑いを誘うような俳句におけるユーモアの精神で 滑稽味ともいわれます。 決して偉ぶらず、自分との距離を置き自由に呼吸をしてみる… 漱石の俳句にはそんな日本人のユーモアが見られると思います。 編┃集┃後┃記┃ ━┛━┛━┛━┛ 毎朝、ウォーキングをしています。 今日は雨が降っていてとても寒く感じました。 これから本格的な冬ですね。 気がつけば今年ももうあと少し。 今年一年を振り返り、来年の計画を考え始めたいですね。 【運営者のサイト】 カウンセリングルーム イン・ユニティ ⇒ http://www5f.biglobe.ne.jp/~inunity/hamony.index.htm 【運営者ブログ】 ~ 自遊自在 ~ ⇒ http://ameblo.jp/eft-unity/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■著者プロフィール ・悩みを「ギフト」に、問題を「可能性」に変えるカウンセラー ・EFTプラクティショナー 大学院を出て地方自治体に就職するも、役所では一人ひとりに マッチした対応ができないことに悩み、30歳を転機に退職。 その後、フリーターをしながらカウンセリングの勉強を始める。 NPO法人で不登校生のためのフリースペース運営を任されるも 財政的な問題と法人側職員との理念の違いから自己退職。 その後、一般に向けてのカウンセリング業務をスタート。 現在は「EFT(感情解放テクニック)」「選択理論(Choice Therapy)」 を使用した潜在意識まで深く働きかけるカウンセリングを行う。 従来のカウンセリングでは満足できなかった層からの支持が多い。 ※ 発行者に対するご質問、ご相談など、お気軽にご連絡ください。 ※ 相互紹介も部数に関わらず歓迎します。 ─────────────────────────── ---------------------------- ●発行責任 sananda ●発行周期 毎週月曜日 ●登録解除 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000244412.html BIGLOBE「カプライト」 http://kapu.biglobe.ne.jp/14806/index.html ●連絡先 unity●kuc.biglobe.ne.jp ← ●を@に変えてね ----------------------------


