2009/06/29
【ライティング・リテラシーを磨こう!】~豊かな人生へのパスポート~
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★◇ ライティング・リテラシーを磨こう! ◇★ 〜 豊かな人生へのパスポート 〜 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■ホームページ http://www5f.biglobe.ne.jp/~inunity/hamony.index.htm ■バックナンバー http://ameblo.jp/eft-unity/theme-10008233084.html ┏┓ vol.95 資本の論理に夢はない? 6月29日号 ┗□─────────────────────────□ リストラすると株価が急騰するアメリカ。 だから、会社のトップにいい人はいない。 〜 森永 卓郎 〜 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 経済アナリストの森永さん。 テレビでもよく見かけるポッチャリしていて眼鏡かけてて、 妙ににこやかなあの中年のおじさんです。 あの方がテレビに出はじめた時、無理矢理笑顔をつくっている ような妙な表情に、 ”またあやしいウソつきが一人ふえたのかなぁ・・・”と 思ってしまいました。(森永さん、すみません!) でも、その後いろいろ拝見していると 「庶民的な感覚でまともなことをおっしゃっているなぁ」と 見方が変わりました。しょせん私レベルの感じ方ではありますが・・・。 最近、森永さんの書いた『「日本晴れ」の経済学』という本を読みました。 2001年発刊と少し古い本ですが、まったく古さを感じさせない、 今の状況もかなり当てていると思える内容です。 今この不況で新たにリストラの問題が深刻化していますが、 森永さんの本でもそのことがかなりのページを割いて触れられています。 アメリカでは、日本でいうリストラ、つまり首斬り(レイオフ)を大量に 行えば行うほど株価が急上昇するそうです。 だから新しいCEOが就任してまずやるのが大量の首斬りであることも多いとか。 おまけにアメリカの場合はストックオプションという自社株を幹部ほど 大量に持っているので、大量のレイオフをすることで株価が急騰すれば 幹部クラスはウハウハなわけですね。 金額にすると数億円とか数十億円になるので、その誘惑に勝てる人は まずいないそうです。 そんな構造もあって、大会社のCEOに就任するほどの人は、 容赦ないレイオフを繰り返しながら生き残った人というのが現実。 だから、いい人はいないと・・・。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 話しは変わります。 最近、長年の謎が解けたんですよ。 謎って解けるとほんとあっけないですよね。 20年くらいずっと疑問に思ってきた謎ですが、 なんだこんなことだったのかと。 こんなことに疑問をもった自分が本当に馬鹿で時間の無駄だったん じゃないかと思えます。 ずっと「日本社会のあり方」が謎でした。 高度経済成長を成し遂げた国として生活水準は高いのに、 多くの庶民が自分のことを幸せだと思えないでいる。 主観的な幸福度数がものずごく低い国なんですね。 すごく勤勉なのはいいけれど、会社のためなら24時間働く 「モ−レツ社員」の言うことは仕事への誇りではなく 「会社の墓に入りたい」(笑)。 「過労死」とかもありましたよね。 いろいろとあげればキリがありませんが、まぁ早い話しが 「なんでこんなに幸せになりにくい社会になってしまっている のかなと」。 こんな社会ではまともな神経をもてばもつほど幸せになれなじゃないかと。 13年ほど前、カルヴァン・ウォルフレンさんの 『人間を幸せにしない日本というシステム』という本が有名になりましたが、 そんなような疑問です。 日本文化論や日本人気質論、外国との違い、日本の会社組織の構造や形態など いろいろな観点から考えていきました。 中間的な結論としては、日本は「過効率・過競争社会」だということです。 だから経済的に豊かでも幸福を実感しにくい。 効率がすぎると人間的な情緒よりも効率が優先され人は疎外を感じるように なりますし、競争の激しい社会では、常にプレッシャーにさらされた一過性の 経済的豊かさしか享受することができません。 でも、そこで止まってしまうんですね。思考が。 なんでこんな「過効率・過競争社会」になってしまうのか? その構造的、根本的な要因の決定打がない。 決定打というのは、その要因やファクターですべての要因の説明がつくような すべての根っこになているような要因です。 よくわからないものだから、「日本人は競争が好きだから」など精神的な要因や 文化的な背景に逃げてしまうんですね。 あとは、アメリカ主犯説。 「こうなったのはすべてアメリカのせい。」 そう思えば思考が停止し、心の安定を保ちながら時間が稼げるわけです。 そして、さらに「なんで日本人は競争が好きなんだろう?」などと どうしようない方向に考えが進み、結局、袋小路に入ってしまいます。 ここ10年間くらいそのまんまでしたから(笑)。 しまいにあまりにもわからないから、最近なんか考えないようにも努力していた くらいです。 でも、先月あたりにようやくわかりました。 単に、人が多すぎるからではないかと。 うん。あまりにもあっけない。小学生でもわかるような答えです(笑)。 そう人口が多すぎるから、競争が起こりやすく、その結果、過効率を求めて しまう・・・。 人は狭いところに人が多く集まるほど、比較や競争が起こりやすくなります。 DNAに要因があるのでしょうか。 やっぱり、生徒10人のクラスより生徒40人のクラスのほうが競争が 起こりやすいし、全校生徒100人の運動会より、300人の運動会のほうが 競争が過熱化します。 さらにいえば、人口密度ですね。 人口密度が高いのはなんといっても都市部。 山間地より都市部のほうが競争が起こりやすい。 日本は狭い国土に人がたくさんいるから 国全体が世界的に見れば都市部のような状態です。 世界からみれば、日本全体が東京のようなものなんだと思います。 都市にいれば、経済水準が高く、便利で快適な生活を手に入れる ことができます。 しかし、一方で、人がたくさん集まれば集まるほど問題も多くなる ことは「ゴミ問題」や「犯罪」の例を挙げるまでもなく古今東西に 共通していることです。 つまり、都市は問題を解決しようとして作られたが 実は問題を生み出すためのものに過ぎなかったと・・・。 だいたい政策がうまくいっている北欧の国などをみても 人口はものすごくすくない。数百万レベルのところがほとんどです。 ともかく、人が多い。 モノやサービス、機関、会社も含めてすべてが多すぎる。 だから、過競争・過効率の社会が生まれているのだと なんとなくですが、見えてきました。 もちろん、他にも要因はありますよ。 アメリカの影響だってあるし、日本の政治のマズさもある。 それは次号で詳しく触れたいと思います。 話は戻りますが ただ、「人が多すぎる」ということが要因の根本にあるという ことに気づくことは、とても危険なことでもあります。 間違えば、ヒットラーや現在権力を握っておられる方々と 同じような考えや結論を持つことになりかねませんから。 「人の数を(意図的に)減らせばいいじゃないか」と。 もちろん、そんな考えに興味はありませんし、 私は庶民なので、庶民の目線で考えていきます。 対応法としては、 1.日本にいながら、人口密度の低い場所を選んで移住する。 2.人口密度の低い海外に移住する 簡単に言って二つの選択肢があると思います。 (あくまで私が主観的に思ったことですよ) 1.は田舎暮らしですね。 日本のこの高度なインフラを享受しながらも 負の影響をできるだけ受けないよう 自分と相性の合う田舎に移住し、自分の生活やコミュニティを 作り上げる。 東京一極集中、中央主導型の政治への影響や依存から脱却した 生活を自分で自分に保障する。 個人的にはこれがいいなと思います。 2.は日本にはもう未練がないという人にお勧めです。 要するにチェンジですね。 ・「隠遁型」生活を送る タイやマレーシアなどでは、数千万の貯蓄があれば その利子だけでも十分生活ができるそうです。 豪邸に住んで、月1万円くらいで優秀な家政婦を雇い 物価が安いから好きなものを食べて趣味に没頭できる。 そのほかよくわからないのですが、 ニュージーランド、オーストラリアやヨーロッパの小国など あまり貧富の差の激しくないところを選んで移住する という選択肢があります。 間違ってもアメリカには行きたいとは思えません。 (これも個人的な主観です) つらつら述べてきましたが 結局は自助努力しか道がないということがわかります。 間違っても政治などに期待してはいけないということです。 消費税も増税が検討されているようですし、 先に自衛の手を打っていかないとマズイなと思っています。 みなさんのご意見をお聞かせください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今号はいかがでしたか? 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