2008/06/02
申し訳ありません,やっと30~39歳のBMI最適範囲の探索に入ります.
皆様、お元気でしょうか? もうほとんど忘れられているかと思いますが、またやってまいりました。 身辺多忙のため遅れ遅れになってしまい本当に申し訳ありません。 まだ移動後で落ち着かない状態なのですが、まあなんとか最後まで続けようと思います。 お付き合いいただければ幸いです。 さて、 皆さん、前回までの話は、もう忘れてしまってるかと思います。 大体、いつもお前のせいだろって? はい、申し訳ありません。 とりあえず、前回、40〜49歳のBMI最適範囲(死亡率が最も低くなるBMIの範囲でしたね)は18.5から27.4未満になりました。 今回からは、やっと30〜39歳のBMI最適範囲の探索に入ります。 まず、例のAndres等の論文では、30から39歳の年齢層ではBMIの最適値はどうなっていたか。 この年齢層での最適値は、21.6となっています。 20歳代の最適値は20.4になっているから、やはり年齢層が高くなるにつれてBMI値はいくらか高くなっているようですね。 ここで、前に出たStevens 等のThe effect of age on Associations Between body-mass index and Mortalityという論文の図1から読み取ってみます。 この図を見ると結構ややこしいんですが、30歳代を見てみると、30歳から44歳で分類されています。 年齢の上限は多少ずれてはいますが、BMIの最適範囲にあたるものは何とか読み取れそうです。 これによると、男性では19.0から24.9あたりになっています。 女性では19.0から26.9あたりだと見当がつきます。 何と、男女別になっています。 この探求でも、本当は男女別にBMIの最適範囲を決めるべきなんですが、まずは男性の値を採ることを優先しました。 実を言えば、年齢層別に最適範囲を求める場合、男女別に関する情報(文献)がまだ少ないことも事実です。 まあ、 一般的に見ると、つまり男女別に最適値(最適範囲)を出してある論文をみると、大概の場合女性の最適範囲の方が広いんですね。 ということは、BMIと死亡率の関係に関して言えば女性の方が男性よりもキャパシティがある(余裕がある)ということです。 融通が利くとでもいうか、女性の方がとにかく身体環境の変化に強い、つまり頑丈だということなのでしょう。 だから、まあ、女性の方は狭く見積もった年齢層別BMI最適範囲を守れば、それこそ鬼に金棒というところですかね。 ともかく、ここでは、Stevens 等の論文ではBMIの最適範囲は19.0から24.9の方を採用します。 Andres等の論文でのBMIの最適値21.6はちゃんと含まれているから、そう問題はなさそうですね。 ここで、J.E.MANSON等のBody Weight and Mortality among Womenという論文があります。 この研究では、BMIが19.0から26.9の範囲で相対危険度が1より小さくなっています。 即ち、死亡率の減少と関係しているということになりますね。 さて、そうするとStevens等の論文から導き出したBMIの最適範囲、19.0から24.9とちょっと上限がずれます。 実は、この研究の対象者は、なんと全員女性です。 男女別に出してある場合は男性の数字を採用するといいましたが、このように女性だけが対象となっている研究の場合はその値を参考にするしかありません。 Stevens等の論文からもらった数値は、あくまでも男性を対象にした数値だったですね。 女性の方の数値をみてみると、何と19.0から26.9あたりとなり、ぴったり一致します。 これらを考え合わせると、やはり、どうも女性の方が男性よりも最適範囲が広いようです。 まとめますと、30から39歳の年齢層でのBMIの最適範囲は、男性では19.0から24.9ということになります。 女性の場合は、先ほど言ったように最適範囲はBMIが19.0から26.9ということになるようです。 つまり、女性の方が死亡率に対しては男性よりも鈍感である、あるいは余裕があるということですかね。 簡単に言えば、生き残るための潜在能力では女性の方がより優れている、即ち、より頑強であるということなんでしょう。 男性の方は、きっちりと数値を受け止めて、ダイエットに励んで?いただかないといけませんね、残念ながら。 相変わらずもたもたしてしまいましたが、何とか30〜39歳の年齢層でのBMIの最適範囲たどり着けましたかね。 お付き合いありがとうございました。 では、また次回お会いしましょう。 編集後記 またまた、遅れてしまい、不定期になってしまいまして本当に申し訳ありませんでした。 動きがあった方も何とか落ちついてきましたでしょうか? まあ、私はまだまだどたばたしておりますが、梅雨頃までにはのんびりできるようにしたいと思いますね。 また、このメルマガも隔週にもどして有終の美を飾りたいものです、 はい。 健脳書房 拝 *完全版に興味のある方は、下記のHPものぞいてみてください。 *無料版(お試し)もダウンロードできるようになりました。 http://www.asahi-net.or.jp/~cb4t-syun/index.html *「ナマケ医者のねごと」というHPもやっています、ためになるかどうかは分かりませんが、脳の休息にはお役に立つかも。お暇な時にのぞいてみてください。 http://sky.geocities.jp/namake1953



