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2008/04/28

[東京財団]国連ウォッチング(第9号)

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          ★★ 東京財団 国連ウォッチング  ★★

          編集・発行:東京財団国連研究プロジェクト
           http://www.tkfd.or.jp/research/project.php?id=18
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※本メールマガジンは、東京財団国連研究プロジェクト(北岡伸一主任研究員)
が発行しています。国連外交に関心を持つ方々のために、外交の現場レポート、
研究動向、関連書籍などの情報を提供し、国連に対する理解をより深めていただ
くことを目指します。(毎月1回発行)


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                      【第9号 目次】

1.創刊趣意 北岡 伸一(東京財団主任研究員、東京大学教授)

2.国連ウィーン本部、薬物犯罪事務所・条約局長の一日
    (日本についても、ちょっとだけ)
                  /尾崎久仁子 (在ウィーン国連薬物犯罪事務所 条約局長)

3.代表部便り<6> 「『作業日程表』」の読み方:安保理の活動
                  /石川直己 (国連政府代表部専門調査員)           
     
4.公開シンポジウムのお知らせ

 編集後記

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1.創刊趣意 北岡 伸一(東京財団主任研究員、東京大学教授)

日本が1956年の末に国連に加盟してから、すでに50周年が経過しました。しかし
日本には国連信仰とでもいうべき過度の国連の理想化と、他方で国連の無力を強
調するシニカルな見方の二つが存在して、バランスのとれた見方が定着していな
いように思われます。国連は人類全体の利益に奉仕する理想主義的機関であると
同時に、加盟国の国益が交錯する権力闘争の場でもあります。

この二つの側面をバランスよく把握して、国連をよりよいものとし、またその中
で日本の国益を追求する粘り強い態度が必要です。わたしたちが東京財団で国連
研究プロジェクトを発足させたのは、こうした考えからです。

そのためにもまず必要なのは、より多くの日本人に、国連の実態をよりよく知っ
てもらうことでしょう。このニューズレターは、国連の中で比較的知られていな
い部分について、国連に関心を持つ方々と情報を共有するためのものです。
当面、
 1)ニューヨークおよびフィールドにおける国連の活動
 2)日本政府国連代表部の活動
 3)外国とくにアメリカにおける国連研究の紹介

を三つの柱として刊行していきたいと考えています。

外交が、政府と外交官だけによって運営される時代はもう終わっています。
とくに国連については、国民の広い関心と参加が不可欠です。そして政府と国
民との間を媒介する上で、NGOやシンクタンクの役割はきわめて重要となっ
ています。このプロジェクトとこのニューズレターが、ささやかながらそうし
た役割を果たせることを願っています。

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2.国連ウィーン本部、薬物犯罪事務所・条約局長の一日
    (日本についても、ちょっとだけ)
                  /尾崎久仁子 (在ウィーン国連薬物犯罪事務所 条約局長)

春まだ浅いウィーンの3月、私は、新設の上級法律顧問(L-5)ポストの採用イン
タビューに同席している。大陸法と英米法における犯罪収益の没収・追徴制度と
その特徴について答える候補者の緊張がひしひしと伝わってくる。インタビュー
進行役の条約法務部長が厳しい追加質問を浴びせる。彼は条約局の3人の部長(D-1)
の一人で、彼自身、同じようなインタビューを経て昨年末に採用されたばかりだ...

↓続きはこちらをクリック(東京財団HPへ)
http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=241

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3.代表部便り<6> 「『作業日程表』」の読み方:安保理の活動
                  /石川直己 (国連政府代表部専門調査員)

国連代表部政務部は、十数名のスタッフで国連の場で行なわれる平和と安全の
問題に関する会合への出席や各国との協議を通じた外交活動を行っている。そ
の中で、最も重視しているものが言わずもがな国連安全保障理事会である。と
ころが、重要な出来事がある時はテレビに映し出される安保理も、その日々の
活動は余り知られていないのでは無いかと思う...

↓続きはこちらをクリック(東京財団HPへ)
http://www.tkfd.or.jp/research/news.php?id=240

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4.公開シンポジウムのお知らせ

東京財団では創立10周年記念シンポジウムシリーズの一環として、5月9日に「グ
ローバル化時代の外交戦略」と題した公開シンポジウムを開催します。スピー
カーに米国プリンストン大学教授で国際政治学者のG・ジョン・アイケンベリ氏と、
韓国の金泳三政権で外相、盧武鉉政権で駐米大使を務めたハン・スンジュ氏を迎え、
急速なグローバル化が国際レジームに与える影響や民主主義的意思決定のあり方、
そしてこうした時代に各国はどのような外交戦略で臨むべきかなどについて、徹底
討論します。モデレーターは、「国連研究プロジェクト」リーダーの北岡伸一主任
研究員です。

【日時】5月9日(金)18:30〜21:00
【会場】日本財団ビル2階 会議室
【テーマ】「グローバル化時代の外交戦略」
【スピーカー】G・ジョン・アイケンベリ(プリンストン大学教授)
       ハン・スンジュ(峨山政策研究院理事長)
【モデレーター】北岡伸一(東京財団主任研究員、東京大学法学部教授)
【参加費】1,000円(カクテル・レセプションを含む)

◇詳細・お申込みはこちら↓
  日本語 http://global.tokyofoundation.org/jp/symposium/gl08006/
  英   語 http://global.tokyofoundation.org/en/symposium/gl08006/

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◆編集後記

うららかな春の日差しに誘われて、昼休みに近くの公園を訪れてみました。きっと
新入社員なんでしょう、真新しいスーツ姿で同僚たちと談笑する若いサラリーマン。
愛らしく咲く白い花を熱心に写生するお年寄り。外国人の母と娘は子犬をつれて、
のんびりと散歩を楽しんでいました。

貧困やテロ、内戦、国際犯罪と、暗いニュースが今日も新聞の国際面を埋めています。
でも、こうした穏やかな生活を、いつか世界中のすべての人々に送ってもらいたい−−。
こんな理想を実現するために、たとえ完全ではなくとも、国連が平和と安全のためのメ
カニズム構築を進めてきたのは事実です。

今回、寄稿していただいた薬物犯罪事務所の尾崎氏をはじめ、国連機関の中には、た
とえ華々しさはなくとも地道に汗を流している邦人職員の方々もたくさんいます。今
年度も『国連ウォッチング』では、「人類の叡智の所産」である国連の姿を、そこで
活躍する人々を、様々な角度からお伝えして参ります。どうぞ、ご期待下さい。

(相原 清)

 
<おことわり>
毎号掲載している国連関連「新刊・記事・書評」は出典の出典:国連広報センター
(UNIC)のホームページの掲載情報「国内の声」
(http://www.unic.or.jp/opinion/opinion.htm)の更新がないため、休みました。

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東京財団 国連研究プロジェクトニュース 第9号(2008年4月28日発行)
発行元:東京財団国連研究プロジェクト(北岡伸一主任研究員)
    〒107-0052 港区赤坂1−2−2 日本財団ビル3階 東京財団
        http://www.tkfd.or.jp/research/project.php?id=18

編集責任者:北岡 伸一
編集担当:相原 清(東京財団研究員兼プログラム・オフィサー)

ご意見・ご感想はaihara@tkfd.or.jpまでお寄せください。

★★『国連ウォッチング』の全バックナンバーは、東京財団の下記の
URLからも見ることができます。
 http://www.tkfd.or.jp/ml/

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