2009/02/23
Vol.77[うつくしい大人である]答えは、自分で創る(前編),オープンに聴き話す
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うつくしい大人である/Vol.77 (読者数 594名)
[ あなたがいのちを表現しきると、自ずと社会が変わります ]
事業理念[コーチングを通じ、うつくしい大人を増やす]に基づき
いのちを表現し切ろうと生きるあなたへ、毎週お届けします。
吉野 実岐子(よしの みき)
< http://mikicoach.okoshi-yasu.com/ >
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みなさん、おはようございます。吉野 実岐子(よしのみき) です。週末
香道のクラスを、初めて体験しました。毎回テーマがあり、そのテーマ
をストーリーとして見せる証歌があり、登場人物やシンボルとなるもの
の一部を、試み香というお試しで嗅いだ後、本香で、香りを当てながら
ストーリーを味わいました。鼻で味わう1時間半、面白かったです。
…[今号のコンテンツ]………………………………………………………
■ [クライアント・インタビュー] 答えは、自分で創る(前編)
■ [連載]うつくしさのエッセンス(77) 〜 オープンに聴き話す
■ [写真] とお知らせ
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■ [クライアント・インタビュー] 答えは、自分で創る(前編)
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久しぶりに、クライアントさん(37歳、通信業)へのインタビューを
お届けします。ご自身でもコーチングを学ばれている方で、わたしは
彼にとって、3人目のコーチに当たるそうです。
20代半ばに引きこもる経験をした彼は、現在、引きこもり苦しむ方を
支援する活動も、スタートさせました。
これまでコーチとの関係創りに、悩んだ経験を持つ彼の話は、同じ経験
をされている方のヒントになるでしょう。また、一歩を大切に、あきら
めずに歩む彼の美しさも、あわせて、どうぞ感じてくださいね。
・ ・
Q1.『なぜ、コーチをつけ続けていますか?』
コーチングに出会ってから、5年が経ち、今では、コーチがいることが
自分にとって、当たり前になってしまいましたが、「コーチがいる」は
「自分自身を見直せる場所が、確保されている」を、意味します。
かつて、セラピーを受けたことも、ありますが、自分が求めているのは
癒されて終了ではなく、実際に行動して、受け入れてもらって、仲間を
得て、互いに応援し合う関係を築くことでした。人が好きで、人と関わ
り続けたいという、強い欲求が、自分の中にあります。
20代半ばに、3年ほど引きこもり、その後も、仕事を転々とした時期が
ありましたが、コーチングに出会ってから、そんな自分も、まるごと
受け入れ、向き合えるようになりました。
「成長」というよりも、「本来の自分に還る」を、し続けたいと思って
います。コーチとは、際限なく、自分の可能性を信じてくれる人です。
例えば、年齢を言い訳にしたりせず、可能性や思いを、形にし続けたい
そう思って、コーチをつけ続けています。
Q2.『どんな基準で、コーチを選んでいますか?』
実は、1人目のコーチをつけていた頃、苦い経験をしました。当時は
「自分の思いを分かって欲しい」という渇望感から、共感してもらう
ことが、コーチングの目的のように、なってしまったのです。
分かってもらえる嬉しさに、共感を通り越し、コーチに甘えてしまい
受身になって、「コーチングが成立しない」と言われ、コーチングが
打ち切りになる、という経験をしました。
ここから脱却するのに、少し時間がかかりましたが、この経験を踏まえ
「答えは自分で創る」という、コーチングの基本を、思い知れました。
今は、共感してくれるかどうか、だけに固執せず、自分が、心から正直
な言葉で話しているかに、耳をそばだて、きちんと伝えてくれるコーチ
を、選ぶようにしています。本気で関わってくれるコーチ、厳しさも含
め、自分を大切に扱ってくれるコーチを、選ぶようにしています。
Q3.『わたしとコーチングを続けてきた中で、何が変わりましたか?』
自分が、自然体になったと、感じています。行動の先延ばしが、ぐっと
減り、思いが無駄にならずに、形になっていくようになりました。
気づいてから、行動までにかかる時間が、1/3くらいになり、気づいた
ことは、ほぼ全て、行動に移せるようになりました。今までは、3回に
1回を行動に移す、という感じでした。
行動=エネルギーをすごく使うもの、と思い込んでいて、行動のため
にエネルギーが必要だと思い、二の足を踏んでいましたが、シンプル
に、ただ行動すればいいんです。例えば、ケーキを作りたいと思った
ら、ただケーキを作ればいい。それが、できるようになりました。
それから、「自分が動かないと、周りは変わらない」と、思っていま
した。でも、「自分が変わると、勝手に周りも変わる」ことが、経験
として分かってきて、ただ自分が今できることを、精一杯やることの
大切さと、そうすると「自分が自然なまま、すんなり行動できる」と
知り得ました。
自分にとって、一番余計なエネルギーを使わなくていい方法を、会得
したんです。過度な不安はなくなり、「不安を消す必要はない」こと
も分かりました。
結果として、シンプルに、日々楽しくなりました。
・ ・
みなさん、さらっと、シンプルに当たり前のことが、書いてあるよう
に感じられましたか?
ちょっと行ってみたいと思った場所に、すぐ行く、毎日楽しく掃除を
続ける、こうした些細に見えることが、一番難しいと思いませんか?
社会的地位が高かろうと、年収が高かろうと、名声があろうと、例え
ば、毎日掃除をできない方が、いらっしゃいます。些細なこと、習慣
を変えていくことは、根本的な変化を引き起こす、と同時に、地味で
そのプロセスを賞賛してもらいづらいことが多く、しんどくなるので
しょう。
でも、そうした地道な変化、根本的な変化を、あきらめずに続けて
いけるなんて、実は相当すごいと、思いませんか?
「あきらめない」を続けられる生命力と、その奥にある、無垢な思い
その片鱗を、次号のインタビューでも、感じてくださいね。
● あなたも、人生のコーチを、つけませんか?
< http://mikicoach.okoshi-yasu.com/regularcoaching.html >
>> 次号へ続く <<
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■ [連載]うつくしさのエッセンス (77) 〜 オープンに聴き話す
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対話(dialogue)という言葉が、あります。ざっくりとしたイメージを
いうと、議論(discussion)と違い、水平的で、戦うような雰囲気は
なく、しんしんと雪が積もるように、相手のいうことをオープンに聴き
自分でも、オープンに話していく、そんな「話す」と「聴く」の交換が
続いていくやりとりを、対話と言います。
● 対話について、もっと知りたい方は、以下を読まれて下さい。
< http://astore.amazon.co.jp/mikicoach-22/detail/4862760171 >
わたしは、先週4人と、計4回対話の時間を、持ちました。相手は全員
コーチで、テーマはそれぞれ異なりました。あるテーマに沿い、相手
の世界観を聴き、味わいながら、そこでまたオープンに、感じたこと
や思い出したことを話し、重ねていく、そんな時間でした。
これは、一見すると、とてもゆるく「話す」と「聴く」のループが
続いていく時間に見えて、おしゃべりとどう違うのか、分かりづらい
かもしれません。
ただ、わたしは最近、対話がものすごく大事だということに、頭でも
気づき始めました。(行動してから考える傾向が強いので、いつも頭
で分かるのは、だいぶ後になってからなのです。)
仰々しい特別なトピックでなくとも、「今日、こんなことを経験した
から、あなたとシェアしたくなった」という感じで、対話を始めると
トピックに関わらず、清々しく豊かな時間が生まれます。
自分に起きたことを、自分の中に留めず、誰かとシェアし、その際に
本当にオープンに話し、本当にオープンに聴いてもらうと、相手との
絆が深まる以上のもの、あらたな源泉を一緒に掘り当てたような感覚
を得て、そこからまた新たなものが、自然と生み出されたりします。
(コーチングは、クライアントさんの独白(monologue)なので、クラ
イアントさんの世界が、ぐっと色を帯び、そこから何か生まれますが
コーチは、あくまでもその旅のサポーターです。クライアントさんが
コーチの世界を味わうことは、コーチングにおいてはありません。)
対話は、とてもシンプルな方法ですが、「これを、繰り返し積み重ね
ていくと、とてつもないことが起きる」という予感が、体全体に満ち
たところで、そう述べている本と、出会いました。
● 『手ごわい問題は、対話で解決する』
< http://astore.amazon.co.jp/mikicoach-22/detail/4990329848 >
例えば、p109に、こんなことが書かれています。
もし「オープンに話す」ことが、私たちの内にあるものを人々に
さらすことを意味するのであれば、「オープンに聴く」ことは他
の人から得ることができる何か新しいものに、自らふれることを
意味します。
対話では、これがメンバー間において、ずっと続いていくのです。
ひとつ上のインタビューで、クライアントさんは、とてもオープンに
ご自分のことを、お話くださいました。まさに「さらされる」立場を
自ら取って下さいました。これは、とても勇気が要ることです。
コーチングでは、コーチは、「オープンに聴く」をしています。その
結果、「本当に聴いてもらった」という経験は、クライアントさんに
喜びを与え、ありのままを受け入れてもらったといった感覚を、贈る
ことになります。
オープンに聴いてもらえると、オープンに話せると感じて、勇気を
出して話せるし、オープンに話してくれると、その心意気に背筋が
伸びて、人はオープンに聴こうとする、そんな循環が生まれるなぁ
と、わたしは感じています。
p205に、「私たちが抱える真の問題は、どの人も話すばかりで、誰も
話を聴いていないことだ。私たちはいったいどんな世界を創り出そう
としているんだ」と、ある人の言った言葉が、書かれています。
みなさんは、この言葉を聴いて、どう思われるでしょうか?
オープンに話すことも、オープンに聴くことも、実は相当難しいこと
です。そうあろうとしても、うまく出来なかったり、誤解され傷つい
く日も、あるでしょう。
でもわたしは、「オープンに話そうとする」「オープンに聴こうと
する」というトライを、あなたがやめないことを、願っています。
やめたいような気持ちになった時には、「私たちはいったいどんな
世界を創り出そうとしているんだ」、こう口ずさんで欲しいと、心
から、願っています。
やめる前に、コーチをつかまえて、ご自身の独白(monologue)を
深め、やめたくなるまでやり続けたご自身に、拍手を贈りながら
ご自身の声をしっかりつかまえる時間を、持ってください。
『手ごわい問題は、対話で解決する』、このタイトルが言わんとして
いることは、真実だと、わたしは直観しています。
そして、オープンに話そうとし、オープンに聴こうとするあなたは
間違いなく、一段とうつくしさに磨きをかけている、わたしはそう
思います。
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■ [写真]とお知らせ
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ご質問、ご要望、応援メッセージ等、お待ちしています。基本的なビジ
ネスマナーを踏まえた上で、このメールマガジンに直接ご返信下さい。
冒頭に書いた、香道ですが、この日のテーマは、「菅梅香」でした。
菅原道真が、大宰府に流されても、気持ちは都に残っている、そんな
ストーリーを味わう会でした。インドから伝わった、香木を使います。
みなさんにとって身近な香水は、18C以後のもの、香木はなんと6Cから
存在するそうで、香木は、燃やさずに、香りだけを燻らせます。
灰の上に、雲母(石)をのせ、その上に香木を置き、煙が出ないように
香りをたきますが、そのために、ひしの実を焼き、灰を作るなど、準備
だけを見ても、相当時間がかかるそうです。
みなさんも、時の流れの中にある、目には見えない香りを大切に、今週
も、大事な人と、大事な時間を、過ごされて下さいね。
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うつくしい大人である/Vol.77
発行者 吉野 実岐子 < mikicoach@gmail.com >
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◎ バックナンバ−は、以下よりご確認ください。
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まぐまぐさん、快適でステキな仕組み、ありがとうございます。
◎ 吉野 実岐子 のプロフィール
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