2009/01/14
メルマガ わたらせからの風 vol.42 2009.1/14
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メルマガ わたらせからの風
発行者: ”わたらせからの風”管理人
URL: http://www.pd-assist.com/wind_wat/
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vol.42 2009.1/14
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今号は、「東の京都」と称される足利のまち歩きの2回目です。
足利のシンボルともいえる日本最古の学校である足利学校に続いて、
足利氏の菩提寺であるばん阿寺を訪れます。
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┃ 【目次】
┃ 1.かぜの独り言
┃ 2.注目のイベント
┃ 3.渡良瀬川流域の山々の紹介
┃ 足利まちなか歩き ばん阿寺(足利)
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┏1.かぜの独り言〜筆者の日記風エッセイです。━━━━━━━━━━┓
┃
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【2009年正月雑感】
2009年も晴天に恵まれ、初日の出を拝めたことと思います。
しかし、この数年は、比較的穏やかな風のない3が日が続いたのですが、
今年は風が吹いて、結構寒かったように思います。
ということで、筆者も毎年足利の織姫山に登るのですが、
元旦には行けず、2日になり、ようやく登ってみたものの
風が強く、ほうほうの体で下山です。従って、両崖山にも行ってません。
その代わり、家でパソコンの再インストールを大晦日から元日にかけて
おこなっていました。昨年暮れから、パソコンが不調となり、
このままでは、新年早々、いろいろと差障りがあると思い・・・
最近は、再インストールの段取りも慣れてきたものの
やはり二日間を費やしてしまいました。
パソコンも生活に必須なのですが、民生機器としては、まだまだ未熟です。
ソフトウェアで動いているので、完成度を上げるのは難しいもの
の何とかならないと、と思いつつも、これだけパソコンも普及してきました。
不思議な気もします。
さて、昨年に足尾でロケが行われたNHKテレビドラマ「白州次郎」が
1月10日(土)から放映される予定でした。
しかし、予算が足りなくなり、撮影が頓挫したそうです。
筆者の出番は、どうなってしまうのでしょうか・・・・。
┏2.注目のイベント━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃□こちらからどうぞ
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今年は、正月3が日、晴天だったものの風が強く、その後も風の強い日が多い。
ということで、日光例幣使街道歩きもままならなく、
さらに山もしばらくご無沙汰状態です。
今回は、わたらせ渓谷鉄道全線で行われているイルミネーションを
ご紹介します。
2月15日まで各駅がイルミネーションに輝きます。
第3セクター鉄道として頑張っていますので、ぜひとも応援したいものです。
「イルミネーションの旅」といった企画もあります。
http://www.watetsu.com/pdf/20_illumination.pdf
詳細は、こちらから。
http://www.watetsu.com/
┏3.渡良瀬川流域の山々の紹介 足利まちなか歩き ばん阿寺(足利)━┓
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足利は、北に日光・足尾から連なる山々 織姫山、両崖山、
南に足尾から流れる渡良瀬川と、自然と一体化したまちなかに
多くの史跡や寺社が点在しています。
その中心市街地の中に、足利氏の菩提寺である鑁阿寺
(ばんなじ。以下、ばん阿寺)があります。
まち歩きをしながら、これらの史跡を訪れてみます。
前回に続き、足利学校を後にして、ばん阿寺を訪れます。
クルマでなく、歩き、ならではの、発見があります。
◆ばん阿寺参道
ばん阿寺へ向かう参道の脇には、飲食店が並んでいます。
足利学校の入徳門を出て、右に曲がり、
つきあたった店が映画「わたしのグランパ」で使われました。
□ 詳しくは、サイトの「わたらせメディア紀行 足利」をご覧ください。
┗━ http://www.pd-assist.com/wind_wat/ashikaga/media_kikou_ashikaga.html
とある店の軒先にかわいらしい石絵が並んでいたりします。
また白塀の蔵(茂衛門蔵)が開放されていたり、小さな公園があります。
ゆったりとした時間の流れに身をまかせるのもよいでしょう。
◆足利尊氏像
左手の小さな公園に足利尊氏の像があります。
南北朝時代の戦乱に生きた武将なので、
甲冑姿をイメージしますが、この像は衣冠束帯です。
ちょっと不似合いなような・・・
◆参道の町並み
その反対には、風格のある写真館があります。
桐生を中心にロケが行われたTVドラマ「恋空」で、
最終回に主人公の美嘉がヒロの写真を手に、
この写真館をでてくるシーンがありました。
□ 詳しくは、サイトの「わたらせメディア紀行 足利」をご覧ください。
┗━ http://www.pd-assist.com/wind_wat/ashikaga/media_kikou_ashikaga.html
◆太鼓橋と仁王門
参道のつきあたりが、ばん阿寺です。
屋根のついた太鼓橋でお堀を渡ると仁王門です。
太鼓橋の下のお堀いんは、大きな鯉が泳いでいます。
ばん阿寺は、建久7年(1196)源姓足利氏2代目の足利義兼が館の中に
持仏堂を建て、守り本尊に大日如来を祀ったのが始まりです。
そのため、地元では、ばん阿寺は、「大日さま」と呼ばれています。
3代目の義氏が、38年後に堂塔伽藍を建立し、足利一門の氏寺としました。
周囲に土塁と堀をめぐらした寺域は、広さ4万平方メートルあり、
鎌倉時代の武家の館の面影を現在に伝えています。
ばん阿寺は、足利氏宅跡として、大正11年に国の史跡に指定されました。
先に紹介したTVドラマ「恋空」で、
この場所は主人公の美嘉が祭りにゆくシーンで登場しました。
◆徒然草の石碑
門をくぐった左にある石碑は、徒然草の石碑です。
こちらも、詳しくは、
サイトの「わたらせメディア紀行 足利」をご覧ください。
◆大御堂(本堂)
左右に並ぶ、大きな石灯篭の先、正面にあるのが本堂、
大御堂(おおみどう)です。
右手の木立の中に鐘楼があります。
いずれも国指定の重要文化財です。
左手に大銀杏の木がありますが、江戸時代に縁結びの神木と伝えられ、
この木の下でお見合いが盛んに行われたそうです。
お参りをしたら、他の建物も廻ってみましょう。
◆中御堂(不動堂、護摩堂)
本堂の左にあるのが、中御堂です。
ここには蓋のされた井戸があります。
「あかずの井戸」と呼ばれています。
この井戸の水を喉の渇きを覚えた義兼の夫人時子に侍女の藤野が
飲ませたところ、妊娠したように腹がふくれてしまいました。
以前から、藤野は、館に身を寄せていた藤原姓足利氏の又太郎忠綱に
思いを寄せていましたが、彼に思いをはねられ、恨みをいだいていたので、
この機会をとらえ、義兼に夫人が忠綱と不義密通を犯したと言いつけます。
義兼は、逃げる忠綱を足利の北 赤雪山まで追い込んでゆき、
忠綱は自刃してしまいます。
このあたりの経緯は、以前「赤雪山」で紹介したことがありますが、
それにまつわるエピソードです。
□ 詳しくは、サイトの足利「赤雪山」をご覧ください。
┗━ http://www.pd-assist.com/wind_wat/ashikaga/akayukiyama.html
さらに行道山の馬打峠もこれに関係します。
□ 詳しくは、サイトの足利「行道山」をご覧ください。
┗━ http://www.pd-assist.com/wind_wat/ashikaga/gyoudousan.html
身の潔白を訴える時子は、自害しますが、
その腹の中から、たくさんの蛭が出てきました。
藤野が飲ませた井戸の水に蛭がいて、
これが腹の中で増えてしまったのでした。
その水を汲んだ井戸は、それ以来800年の間、
蓋をしたまま、「あかずの井戸」となっています。
◆経堂
中御堂の西隣にあるのが、経堂です。
義兼は、夫人の供養のために一切経会を修行する道場として建てました。
黄色というか、黄土色が鮮やかな堂です。
現在内部には、一切経2千余巻を収蔵し、
足利歴代の木像が安置されています。
タイミングがよければ、内部を拝観できます。有料。
◆多宝堂
経堂の南側の大銀杏のとなりにあるのが多宝堂。
2層の屋根が見事です。
◆蛭子堂(時姫堂)
中御堂から、背後の広場を挟んで、北にあるのが蛭子堂です。
足利義兼は、夫人の霊を慰めるために蛭子堂を建て、
自身も頭を丸め、出家し、ばん阿上人を名乗り、館をばん阿寺とします。
ちなみに夫人時子は、源頼朝の夫人である北条政子の妹です。
◆校倉(大黒堂)
蛭子堂の左にあるのは、大黒堂。
もともとは宝物庫でしたが、後に大黒天を祀っています。
奈良の正倉院と同じ校倉造りの小さなお堂です。
◆大酉堂
その隣が、大酉堂です。
足利尊氏の木像を祀り、大酉大権現が本尊です。
商売繁盛、福の神として信仰されています。
◆御霊屋(赤御堂)
もっとも左(西)にある朱色のお堂は、御霊屋です。
義兼の父である義康、祖父である義国を祀っています。
◆北門(薬医門)
東西に並んだ、これらのお堂の右(東)に北門があります。
義兼の子 義氏は、鎌倉時代にばん阿寺の周囲に12の支院を建てますが、
その中で筆頭にあったのが千手院であり、その寺の門が、この北門です。
千手院は、ばん阿寺の西、現在の足利幼稚園のところにありましたが、
その門を現在の所へ移築されました。江戸末期の門です。
北門から、北に延びる道には、白塀や蔵の町並みが続きます。
この通りでは、3〜12月の第2日曜日に「じけんち市」と
呼ばれるフリーマーケットが開かれます。
◆通りを南へ
再びばん阿寺に戻り、西門から、寺の外に出ます。
やはり、お堀には、たくさんの鯉が泳いでいます。
1メートルもあろうか、という大きな鯉もいます。
通りを左(南)に50mほど歩き、右(西)に延びる通りが、北仲通りです。
この道に沿って、織姫神社へ向かいます。
◆道標
交差点の向こう側 足利小山信用金庫の角に、
直進 足利市立美術館、右 織姫神社
の道標があります。
続きの北仲通りは、次号で紹介します。乞うご期待!
ぜひ、足利のまちなか歩きで、新しい発見をしてみてください。
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◆編集後記
いかがだったでしょうか、足利氏の菩提寺ばん阿寺を詳細に
紹介してみました。
赤雪山、馬打峠と山々も登場し、足利氏に密接に関連していることに
気づきます。
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