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2009/03/24

USBメモリの活用方法《その2》

独学Linuxのvine_userです。
「これならわかる!デスクトップLinux」のご購読ありがとうございます。

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 USBメモリの活用方法《その2》
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1日遅れの配信となってしまいました。どうもすみません。
今回は,USBメモリの活用の第2回ということで,USBメモリへの
インストールに関連した話をまとめたいと思います。

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 LinuxをUSBメモリから起動する際のポイント
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はじめに,基本的なところを押さえておきましょう。

まず,USBメモリにインストールしたOSを起動するには,使用する
PC本体がUSBからの起動に対応していなければなりません。

PCの起動直後に最初に表示される画面に,セットアップ画面への
ショートカットキーが表示されると思います。多くの場合,F12か
deleteキーだと思いますが,機種によって異なります。

この画面で,USBメモリから起動できるように設定しておく必要が
あるのです。機種によっては,ハードディスクとして認識される
こともあります。

なお,USB起動に対応していない場合,ブートCDを別途作成して,
CD経由でUSBメモリから起動させるという技もあるようです。


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 LiveUSBと通常インストールの違い
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LinuxをUSBメモリにインストールする場合,大きく分けて次の
3通りの違いがあります。

Case1.LiveCDと同じ形式
Case2.LiveCDと同じ状態+変更点を保存できる形式
Case3.HDDへのインストールと同じ形式

Case1の場合は,変更点を保存することはできません。ただし,
保存領域を確保しておけば,作成したデータは保存可能です。

Case2の場合は,追加したアプリケーションなども次回起動時
に実行できます。ただし,LiveCDのデータへの上書きになりま
すので,LiveCDに含まれているアプリの削除などはできません。
また,グラフィックドライバの変更・追加なども難しいようです。

Case3の場合は,何でもありです。容量の許す限り,アプリの
追加,各種設定の保存,データの保存などすべて可能です。
ただし,多くの場合,少なくとも4GB以上ないと,十分な保存領域
は確保できないでしょう。

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 ディストリ別・USBインストールの対応状況
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Fedora,Ubuntu,DSLを対象として,どのようなインストールが可能
なのかをまとめてみます。

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 Fedora 10
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LiveUSB Creatorというプログラムを使えば,Case1とCase2の
インストールが可能です。Case2の場合は,Persistent Overlay
という項目で,保存領域のサイズを指定しますが,最大で2048MB
までに限られるようです。4GB以上のUSBメモリであれば,Case3
でのインストールも可能です。

参考:https://fedorahosted.org/liveusb-creator/


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 Ubuntu 8.10
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Ubuntu 8.10の場合は,usb-creatorというプログラム使えば,
Case1とCase2のインストールが可能です。Case2の場合は,
Stored in reserved extra spaceという項目で,保存領域の
サイズを指定します。実際に試したところ,3GB以上を指定する
こともできるようですが,限界があるかどうかは不明です。

なお,8.04でもusb-creatorを追加でインストールすれば使える
はずです。

参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Ubuntu_Live_USB_creator

Ubuntuに関しては,いろいろと情報が錯綜していますが,基本
的に,4GB以上の容量があるなら,通常のインストールを行う
のが適当だと思います。ただし,前回触れたインストール先の
デバイス名や最後のMBRのインストール先に十分注意して下さい。

間違えてしまうと,HDDのデータが飛びます。Japanese Teamの
mizunoさんがWikiにまとめて下さっていますので,下記の記事
を参考にして下さい。

https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/UsbInstall/
InstalltoUSBStorage


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 Damn Small Linux(DSL)
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Linux100% vol.7で紹介した方法は,Case1対応となります。
概略をまとめると次のような手順です。

1.ライブCDの部屋からdsl-4.4-0617-jp.isoをダウンロード
2.isoを展開し,USBメモリへコピーする
3./boot/isolinuxの中身をUSBメモリの最上位に移動する
4.下記のファイル名を変更
 isolinux.bin → syslinux.bin
 isolinux.cfg → syslinux.cfg
5.syslinux.cfgを次のように編集する
 BOOT_IMAGE=knoppix → BOOT_IMAGE=KNOPPIX/KNOPPIX
6.syslinuxを入手する
7.syslinuxを実行する

ちなみに,Windows上でのISOイメージの展開は,下記の7-zip
というプログラムが便利なようです。

http://sourceforge.net/project/showfiles.php?
group_id=14481&package_id=29413


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 MBRのGRUBを消すには?
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FedoraやUbuntuの通常インストールで失敗した後,Syslinux
を用いたインストールを行った場合,GRUBの起動画面が出て,
起動できなくなります。これはDSL以外でも同じです。

Ubuntu上で復旧する場合(LiveCDでもできると思います)は,
まずGpartedでFAT32にフォーマットし,bootフラグを有効に
します(下記の手順)。

ーーーーーー
起動させたいパーティションを選び,右クリックで「フラグの
管理」を選択。bootと書かれたところのチェックボックスに
チェックを入れる。
ーーーーーー

続いて,次のコマンドで,MBRを初期化します。
(USBメモリのデバイス名を/dev/sdXとします)

$ sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=446 count=1

続いて,次のコマンドでMBRをSyslinuxに対応させます。ただ
し,事前にms-sysをインストールしておく必要があります。

$ sudo ms-sys -s /dev/sdX

これで,syslinuxをもう一度実行すれば,GRUBのエラーは出な
くなるはずです。


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 編集後記
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昨日,某巨大掲示板を眺めていたら(めったに見ないのですが),
大馬鹿者がとんでもないコマンドをまことしやかに載せていました。

$ perl -e 'while (1) { fork; }'

というコマンドで「メモリを簡単にクリーニングできます」とか。

これ,絶対にやってはいけませんよ。プロセスを大量に複製して,
ハングアップさせる俗称「Fork爆弾」という代物です。

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/Fork爆弾

$ perl -e "fork while fork"
$ :(){ :|:& };:

上の2つも同じものです。甘い罠には気をつけましょう。

次回の配信は,4月6日(頃?)の予定です。お楽しみに!


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