2009/03/09
USBメモリの活用方法《その1》
独学Linuxのvine_userです。 「これならわかる!デスクトップLinux」のご購読ありがとうございます。 ============================== USBメモリの活用方法《その1》 ============================== 近日発売予定のLinux100% vol.7で,LiveUSBの特集があり, いろいろと,USBメモリで遊んでいた(?)ので,今回から2回 〜3回に渡ってUSBメモリの話題を取り上げたいと思います。 それに絡めて,ブログの方でも「USBメモリでRAIDを構築」する という内容の記事を書いておきました。やや難しいかも知れません けど,興味のある方は,読んでみて下さい。 大きめのファイルをコピーすると,3個のUSBのLEDがチカチカと ランダムに光って面白いです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー USBメモリでRAIDを構築する方法 http://blog.livedoor.jp/vine_user/archives/51331562.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ==================== USBメモリのファイルシステム ==================== 最近のLinuxのファイルシステムはext3ですが,USBメモリの多くは FAT16またはFAT32というファイルシステムを採用しています。 USBメモリで起動するLiveUSBを作成する場合,Syslinuxという ブートローダを使うことが多く,このSyslinuxもUSBがFAT16か FAT32でフォーマットされていないと起動できません。 Linuxのみで使用するなら,ext3でも構いませんが,Windowsと 共用する場合は,USBメモリの先頭領域に,FAT32でフォーマット したパーティションを作成しておく必要があります。 なお,USBメモリもHDDと同様,LiveCDに搭載されているGparted を使ってフォーマットしたり,パーティションを分割したりする ことができます。 ==================== USBメモリのデバイスファイル ==================== Linuxでは,ハードディスクやUSBメモリも1つのファイルとして 扱われます。それらは,/devというディレクトリに格納されており, 多くの場合,次のようにネーミングされます。なお,物理ディスク とは,HDD,SSD,フラッシュメモリ,USBメモリなどの総称です。 /dev/sda:起動しているOSが含まれる物理ディスク /dev/sdb:2つ目の物理ディスク /dev/sdc:3つ目の物理ディスク /dev/sdd:4つ目の物理ディスク それぞれ,パーティションが設定されている場合,/dev/sdb1や /dev/sdb2など,末尾にパーティションの番号が加わります。 通常,内臓のハードディスクから起動していると思われますので, 他にストレージがなければ,1つ目のUSBメモリは/dev/sdbとして 認識されると思います。が,挿し直したりすると,他の名前に変わ ってしまうことがありますので注意しましょう。 ちなみに,Ubuntuの場合,光学ドライブは/dev/scd0などという デバイス名になっています。 ==================== USBメモリを手動でマウントするには ==================== 通常,UbuntuならUSBメモリを挿入した直後に,自動的にマウント されると思いますが,ここでは手動で特定のディレクトリにマウン トする方法を紹介します。 ■ファイルシステムがFAT32の/dev/sdb1を~/usbにマウントする まず,FAT32でフォーマットされているUSBメモリを,ホームディ レクトリにUSBという名前のフォルダを作ってマウントしてみます。 $ mkdir ~/usb $ sudo mount -t vfat /dev/sdb1 ~/usb ここで,-t オプションはext3なら「-t ext3」という形になります。 ■アンマウントする USBメモリを抜くときは,必ずアンマウントしておきます。アンマ ウントするには,次のように,マウントしたディレクトリのみを 指定します。 $ sudo umount ~/usb ■起動時に自動的にマウントする 常用して用いる場合は,起動時に自動的にマウントしておくと 便利です。その場合は,下記のコマンドで/etc/fstabという ファイルを開いて,設定を記述しておきます。 $ sudo gedit /etc/fstab 記述する内容は以下の1行だけです。これを最終行に追記しておき ましょう。USBメモリのデバイス名やマウント先のディレクトリは, 環境に合わせて書き換えて下さい。 /dev/sdb1 /home/user/usb vfat defaults 0 0 続きは,また次回ということで。 ============================== 編集後記 ============================== 今回は,USBメモリの基本的なところをまとめてみました。外付け のUSBハードディスクに関しても,そのまま置き換えて考えれば, 同様に扱えます。 Linux100% vol.7は,11日か12日頃の発売になると思います。 他の方がどんなことを書いておられるか,楽しみです。 ちなみに,僕が担当したのは,FedoraとDamn Small LinuxのUSB 版の作成方法のところです。 DSLは,非常にサイズが小さい(日本語版で約115MB,英語版はなん と50MBを切る)のが特徴です。もっともDSLしか動かせない低スペッ クなPCでUSB起動できるのかは,若干,疑問が残りますが…。 まあ,サクサク動くのは確かです。 次回は,3月23日に配信の予定です。Linux100% vol.7のフォ ロー的な内容になるかと思います。お楽しみに! ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ■これならわかる!デスクトップLinux(隔週月曜日発行) ■発行者:vine_user ■購読の申し込み・解除 → http://www.mag2.com/m/0000242266.html ■本記事の利用によって生じた結果について当方は一切責任を負いません。 ■連絡先メールアドレス:vineuser7@gmail.com ■関連サイト:独学Linux→ http://blog.livedoor.jp/vine_user/ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


