2009/06/16
Best-buy~中国調達の現場から~第99号
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ Best-buy 〜中国調達の現場から〜 第99号 完成品メーカと部品サプライヤーを同列に論じるな! 発行者 Zhen ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ <<<発行者プロフィール>>> 大学卒業後、重工メーカへ就職。本社管理部門に4年半在籍の後、 産業機械部門の工場バイヤーとなる。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ バイヤーはサプライヤーを評価する際には、 企業ごとの戦略、ポリシーといったものも理解しなくてはならない。 バイヤー自身、それぞれのポジションのサプライヤーに対する あるべき論を持っているべきだ。 (日系現地法人も含めた) 中国企業の経営戦略を語った文章は少なくない。 しかし、その大半は完成品メーカについてのものではないだろうか。 それも多くは一般民生品メーカについてではないだろうか。 何が言いたいのか? 僕のような産業機械部品のバイヤーが対峙するのは、 民生品を作るメーカでもなければ、 自動車や家電の完成品を作るメーカでもない。 部品サプライヤーを評価するときに、 マスコミで取り上げている自動車や家電メーカの戦略を 引き合いに出してはならないのだ。 何でこんな話を始めたのか? 僕はご存知のようにこのメルマガと並行して コラムを「中国情報局」に連載している。 http://news.searchina.ne.jp/topic/408.html そこに寄せられるコメントを読んでいると、 その辺をごっちゃに混同している人が 多いように感じたからである。 例えば、ブランド力とコストについて考えたとき、 民生向け完成品メーカはブランド構築のために、 相応のコストを負担してもよいし、そうすべきだ。 なぜならブランド力がつけば、 販売価格で回収できるものだと考えてよいからである。 購入する一般消費者は、 購入の判断基準の中に占めるブランドへの配点は、 相当に高いはずである。 一方、僕のようなバイヤーがサプライヤー選定の基準に ブランドという概念は似つかわしくない。 なぜなら僕らバイヤーはプロフェッショナルであるから、 つまり、サプライヤーやその製品そのものを、 自らの目によって品質や供給の安定性といったものを 見極めなくてはならないからだ。 ひとつ誤解を避けるために断っておく。 ブランドがコストさえ投じれば確立できるものだ。 と、言っているのではない。 愚鈍なまでの品質への拘りと追求といったものなしに ブランド戦略など為しえない。 しかし、顧客にブランドを認知させるには相応のPRが必要。 と、言うことだ。 部品サプライヤー、 それも賃加工(バイヤー企業の図面でモノを作る。)のサプライヤーには、 企画や開発といった領域は、限りなくゼロに近い、 生産技術や製造技術そのもので勝負しなくてはならない。 「だから、面白い。」、そう考えなくては、やっていけない。 機械部品のバイヤーには、 テレビや雑誌といったマスコミの取り上げない世界が見える。 「だから、面白い。」、そう考えなくては、やっていけない。 ★★★Zhenのひとりごと★★★ 『生意気だと叱責されても』 このメルマガをお読みいただいている読者なら、 だいたい僕がどんな人間か想像がつくのではないかと思う。 多分、小生意気な奴だと思われているのではないだろうか。 はい、正解です。 自分でも生意気なほうだと思っています。 いつから生意気になったのか良く覚えていないが、 大学生のときは、すでに生意気だった。 僕は運動部の所属だったのだが、入部して早々に、 先輩から「だいぶ威勢のいい1年だな!」と叱責された。 (あんまり生意気なので、しばらくの間、 同級生は僕を同級生だと思っていなかった。) でも、言動を改めるより、 先輩を黙らせるだけの記録を出そうと練習に励んだ。 (結果的には、そんな大そうな記録は出せなかった。) 会社に入っても同じだった。 やはり早々に、打合せ相手の課長やら先輩社員に次々と、 「お前、何様だと思っているんだ!」と叱責された。 それでも早く仕事を覚えて・・・・・と、いった調子だった。 この考えは、今も変わっていない。 生意気だと言われたら、 言った相手を黙らせるだけの仕事をすればよい。 間違っても、「控え目に」などと考えてはダメだ、と信じている もちろん、目上の人に対する言葉遣いができないのとは違う。 発言の内容そのものの話だ。 「Zhenのひとりごと」をお読みいただき、 「まったく懲りない奴だな!」と思われた方は、 ぜひ、叱責のメールを頂きたいと思う。 ★最後までお読みいただきありがとうございます。 ご意見、ご感想をお待ちしております。 (メルマガ配信のこのメールへの返信で) ★コラム連載はじめました!! 株式会社サーチナの運営する日本最大の中国情報ポータル「中国情報局」に コラム「誰も知らない中国調達の現実」の連載はじめました。 毎週火曜日更新です。ぜひ、ご覧になってください。 http://news.searchina.ne.jp/topic/408.html ★僕の読んでいるメルマガ、ブログです。みなさんも読んでみてください。 『世界の工場・中国の実状から学ぶ工場改善手法』 中国で工場改善・品質改善指導を行なっている 改善コンサルタント根本隆吉さんが、 中国の実状とそれへの対応の考え方、方法をレポートしています。 http://www.mag2.com/m/0000150862.htm 『街角で見た!プチ中華思想』 中国にとけ込もうと努力した結果、 中国人と結婚してとけ込みすぎたDunさんの中国生活を紹介! 日本ではあり得ない「中国の普通」を独自の視点で紹介しています。 http://www.mag2.com/m/0000147549.htm 『広州の路上から』(ブログ) 広州で生活する元ぶんやruruchanさんが日常を鋭く描くブログです。 http://d.hatena.ne.jp/ruruchan/ 『世界一のバイヤーになってみろ!!坂口孝則の本棚と雑文』(ブログ) ちょっと挑戦的で過激な 現役バイヤー兼調達・購買研究家の坂口孝則さんのブログです。 http://buyer.blogzine.jp/blog/ 『「買う」を楽しむバイヤーのブログ』 伝説の資材調達ブログ(ちょっと大袈裟か?) 「機械部品調達バイヤーの書くブログ」の筆者が、ブログを再開。 バイヤーの日常を描いた必見のブログです。 http://d.hatena.ne.jp/suttakata/


