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現在日本の民事交通事故損害賠償請求の立証責任は被害者側にあります。損保会社は請求しないものは払わないどころか、請求できること自体を隠しています。損しない賢い交通事故被害者のために、損害賠償請求の裏も表も全て公開していますので、どうぞご覧下さい。by★赤鬼★

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2009/11/17

【お医者さんはムチ打ち症がきらい!?】知って得する「交通事故損害賠償の知識」

       
       【お医者さんはムチ打ち症がきらい!?】 


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               【目 次】 

    
【今回のテーマ】    「多くの医師がムチ打ち症を嫌う理由」

            
              
                        
                
【投稿コーナー】    「ご購読者様の投稿コーナー」

            後遺障害等級と自動社保険の弁護士特約
【編集後記】      


【裏編集後記】      
  


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                 知って得する「交通事故損害賠償請求」  

                       
                      2009.11.17  <No.128>
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こんばんは   赤鬼です



中学生の娘のA型インフルエンザもようやく治りましたが、

その菌をもらった赤鬼の体調はまだ本調子ではありません。



それに加え本日の冷たい雨が追い討ちをかけています。



本当に寒い1日でした。




さて、本題です。



前回はムチ打ち症の治療についてお話をしましたが、本日は治療をする医師の

中にムチ打ち症が嫌いな医師や偏見を持っている医師がいるというお話しです。



ムチ打ち症の治療をするのは病院の医師や接骨院の先生ですが、

医師の中には受診者が「交通事故で首が痛い」と言ったとたん急に態度が

冷たくなったり興味なさそうな態度になったりする医師がいます。



医師だけではなく、場合によっては弁護士でさえ偏見の目で見る人もいます。



日本の高度成長期に爆発的に増加した自動車に伴う交通事故受傷者の中には、

ムチ打ち症の特性を悪用して保険金目当てで通院し、後遺障害認定まで受け

てしまう詐欺行為が横行した経緯があります。



当時は、半年痛いと言って通院すると14級、1年通院すると12級が認定される

ような状況でしたので、詐病もふくめた保険会社の保険金支払額は膨大な額と

なりました。



その当時、後遺障害の認定実務を行っていたのが自動車保険料率算定会で、

通称自算会と言われていましたが、運営資金の多くは損害保険協会会員の

保険会社が負担していたため、その性質上保険会社に有利になる認定作業を

する事になります。



自動車保険会社の支出の大きな部分を占めるようになってしまったムチ打ち症

による後遺障害慰謝料を減らす目的から、次第に後遺障害認定が厳しくなって

いったのです。



後遺障害の認定が厳しくなり、保険金の支払額が減っていく事に注目した

保険会社は、詐欺の横行を世間に誇大に言いふらすことで社会を見方につけ、

正々堂々と真の被害者の後遺障害を非該当にするようになってしまいます。



結果として、12級及び14級の後遺障害のうち神経症状(頚椎捻挫での認定)の

認定率を半減することに成功し、保険会社の利益はどんどん増え、その影で

重度のムチ打ち症に苦しんでいるにもかかわらず泣き寝入りさせられる悲惨な

被害者も急増しました。



重度のムチ打ち症とは、前回お話をした頚椎への衝撃により発症する様々な

疾患をいいます。



手が痺れ感覚がなくなってしまう、筋肉が萎縮して物が持てなくなって

しまう、めまいや頭痛も含め日常の生活すら満足にできない症状が継続する

被害者ですら保険会社の執拗な治療の中止や示談の要求に負けてしまって

いる情況でした。



さらに、保険会社はムチ打ち症被害者の治療費に着目します。



ムチ打ち症を最初から仮病扱いし、当社の規定でムチ打ちの治療期間は

1ヶ月になっていますなどと勝手な事を言って、まだ痛みの残る被害者の治療を

中止させ、治療費や休業損害などの保険金の支払額を減らす事にも成功します。



保険会社は、被害者に治療を早期に中止させる為色々な方法を考え出します。



その中で一番手っ取り早く効果があるのは、どのような方法でしょう?



一番手っ取り早く効果的な方法は、治療をしている医師への圧力です。



圧力といっても複数の圧力があります。



一番よく知られている圧力は、治療費支払の保留でいわゆる治療打ち切りです。



病院は保険会社から「治療費の支払を今月一杯で一旦保留にさせてもらいます」

といわれてしまうと、治療を継続した場合患者に治療費を立替払いしてもらう

事になります。



しかし、患者は被害者だという強い気持ちがありますので、「何故被害者が

治療費の立替をしなくてはならないの!」」と病院に文句を言って支払わない

事が予想されます。



であれば、治療費をもらえず余計なトラブルに巻き込まれるくらいなら、

いっそ治療を中止してしまった方が良いと医師は考えても不思議では

ありません。



そのほかにも社会に広まった「ムチ打ち症は仮病」ということと詐病による

保険金詐欺の裁判の話を持ち出し、「先生も場合によっては保険金詐欺の共犯

として訴えられることもありますよ」などという半ば脅しのような圧力を

かけることもできます。



そのような背景から、医師は交通事故によるムチ打ち症の治療には非常に

神経質になっています。



であれば、真剣に治療をすれば仮病であるか否かの判断ができるのではと

思われるかもしれませんが、そこが難しい部分になります。



ムチ打ち症には単なる捻挫に終るもの、交感神経の異常を発症するもの、

頚椎の神経根の圧迫による症状が出るものなど多くの症状ががありますが、

はっきりとした他覚所見のないものがほとんどです。



そうすると、患者が交通事故で首が痛いといった場合、医師は面倒なので

湿布と痛み止めを処方し様子を見るように患者に言います。



その後の診察で患者が特に何も言わなければ、保険会社が何か言ってくる

までは何回受診してもその繰り返しです。



しかし、保険会社が「そろそろ・・・」といってくると、途端に医師は患者に

「もう治ったから来週からは来なくていいよ」といって、最悪の場合診断書に

「治癒」と記載してしまいます。




医師ばかりでなく、訴訟の世界でもムチ打ち症は特殊な扱いをされます。



その代表的なものが、地方裁判所支払基準における入通院慰謝料の算定です。



地裁基準の「赤い本」で傷害慰謝料表は別表1及び別表2に分かれており、

別表2がいわゆる他覚所見に乏しい頚椎・腰椎の捻挫による入・通院慰謝料

計算に使用しています。


※「赤い本」についてはブログ記事「地方裁判所支払い基準」です。
  http://safely.blog115.fc2.com/blog-entry-33.html



「赤い本」は地方裁判所支払い基準で、内容はあくまで損害賠償の算定基準

のため詳しい解説がないく、個々の多様な案件では判断に迷う部分も多々ある

ため、「赤い本」の注釈として「交通損害賠償算定基準」実務上の争点と倫理

(損害賠償算定基準研究会編)というものが株式会社「ぎょうせい」から出版

され、多くの交通事故を扱う弁護士が使用しています。



この注釈本の中の頚・腰椎捻挫の慰謝料を一般の慰謝料の三分の二程度にした

理由について解説していますので抜粋してみます。



「他覚所見のないむち打ち症については、被害者本人の気質的なもの、

年齢的なもの、例えば被害者意識の強さ、レンテンノイローゼ、外傷性神経症、

あるいは老人性変形症、更年期障害、加害者の責めに帰せられない事由により

被害者の入院・通院が長引くことがある」


注)レンテンノイローゼ:賠償性神軽症



「また、生活環境、例えば離婚して生活に不安がある場合、定職をもって

いない場合等の要因が加わることもある。病院も被害者が何らかの症状を

訴えてくる以上、診療を拒否できない場合、時にはこれを奇貨として病院の

経済的利益を図ろうとする、いわゆる過剰診療すらあり得る。この意味で

他覚所見のないむち打ち症は、実務においては低額な慰謝料をもって基準と

している」とかかれています。



ムチ打ち症を装って保険金詐欺をしようとしている患者や、痛いといっている

患者を診察しないと医師法違反になるからと言って過剰診療する医療機関が

存在する限り、今後もムチ打ち症への偏見は続くと思われます。



多くの医師がムチ打ち症の治療に関心ががなっかり偏見を持っている理由が

お分かりいただけましたでしょうか。



では、不運にも交通事故でムチ打ち症になってしまい、症状がなかなか良く

ならないときはどの様に治療をすれば良いかとい事になります。



損害賠償請求に医師が大きく影響していることはあまり知られていません。



その話しを始めると長くなりますので、次回お話をさせていただきます。



赤鬼メルマガで頻繁に取り上げていますが、ムチ打ち症の被害者にとって

それだけ重要なことだとご理解下さい。



  
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【投稿コーナー】   「ご購読者様の投稿コーナーです」




■  後遺障害等級と自動社保険の弁護士特約



赤鬼さん こんばんは。


いつもメルマガありがとうございます。


参考にさせていただいています。


わたしは、信号待ちで止まっているところにに衝突され、
「頸椎捻挫」と診断されました。


整形外科、接骨院で治療をうけましたが、首を回すことができないくらい
痛みはひどく、特に右後方を見ることは、首だけではほとんどできず、
いろいろと良い病院を探しました。


やっと見つかった病院で、MRIを受け、頸椎椎間関節症と診断されました。


交通事故の外傷により、症状がいっきに出たのではと、ドクターは言いました。


完治するかどうか分からないと言われ、神経ブロック注射を週一回から
2回しています。


最初のころの痛みに比べると、楽にはなってきていますが、ブロックの
間隔があくと、首の痛みが強く、つらくなります。


右手指にしびれもあります。


損保は、「よくなってきていますか?」と、月一回は聞いてきますが、
今のところ、治療打ち切りとはいってきません。


手術は、非常に困難な場所で、成功率は低く、下半身不随になることも
あると言われました。


こういうケースで、後遺障害認定をされた場合、何級になるのでしょうか?


症状固定になった場合、ずっとブロックを受けることになれば、費用も
時間もかかるので、また、仕事も、この春からは、4割程度減らしている
ので、健康だけでなく、経済的にも不安があります。


治療に、専念できる間は、専念し、示談で戦うことになれば、弁護士
(保険の特約)を立てたいと考えていますが、
特約の弁護士は、損保どうし、同じ穴のむじなでしょうか?


お忙しいところ、申し訳ありませんが、お返事いただけたらと思います。


M


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【赤鬼から】 



この度の事故につきましては、心よりお見舞い申し上げます。


> こういうケースで、後遺障害認定をされた場合、何級になるのでしょうか?



頸椎椎間関節症は変形性頚椎症の一種ですので、神経の圧迫による症状が

残ってしまった場合、他覚所見がしっかりとしていれば12級、他覚所見が

ないようですと14級の認定になる可能性が高いと考えます。



> 治療に、専念できる間は、専念し、示談で戦うことになれば、弁護士
(保険の特約)を立てたいと考えていますが、
> 特約の弁護士は、損保どうし、同じ穴のむじなでしょうか?



保険会社の特約での弁護士料は、一般の依頼より低料金ですので、

そのような仕事をする弁護士のレベルはお分かりになると思います。



又、被害者側の保険会社から依頼されているとはいえ、次回は同じ

保険会社が加害者側になることもあります。



そのような事から考えると、いずれの場合も保険会社よりの行動をする

可能性は高くなります。



ようするに、おっしゃるような同じ穴のムジナという事です。



ですので、本当であればご自身で交通事故に詳しい弁護士を探して

依頼される方が良い結果が得られます。



しかし、交通事故の経験がない被害者さんでは弁護士が交通事故に詳しいか

どうかを判断することができません。



又、交通事故を専門にしている弁護士や弁護士事務所場合は、訴訟の案件が

高額でないと受任しないことが多いので、それ以外で交通事故に詳しい弁護士

を探さなくてはなりません。



そのためには、被害者自身がある程度の知識がなければ弁護士が交通事故に

詳しいかどうかを見分けられないので、被害者自身が交通事故の損害賠償を

学習する必要があります。



> 治療に、専念できる間は、専念し、



治療に専念できる貴重な時間を利用して、交通事故損害賠償や後遺障害認定

実務の学習をされることをお勧めします。



例えば、弁護士が提示する金額の算出根拠を理解していれば、保険会社に

有益な金額であるのか、被害者に有益な金額であるかが分ります。



もし保険会社に有利な計算をしていた場合、被害者に知識がなければ

弁護士の言いなりで示談した場合大損する可能性もあります。



被害者自身の利益や不利益に直接かかわることですので、たとえ弁護士に依頼

するにしても他力本願で丸投げるすのは危険です。



最悪、仕事が欲いため交通事故損害賠償に詳しくない弁護士でも依頼を

受けてしまうこともありえます。



離婚訴訟や交通事故以外の民事訴訟をしている弁護士の場合、交通事故特有の

後遺障害に関する知識に乏しいため、後遺障害慰謝料や逸失利益の算出が

最大金額にできない事も考えられます。



被害者の最大の武器は知識です。



「慰謝料」及び「ムチ打ち後遺障害」関係の無料レポートもお配りして

おりますので、まだご利用でない場合はご遠慮なくダウンロードしてください。


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■ ご購読者様からのご投稿を募集しております。



投稿の内容は何でもかまいません。




◆ 交通事故に関するご質問やお便り



このメルマガは多くの方にご購読いただいておりますので、交通事故の

色々な問題を解決されていらっしゃる方も相当数おられると思います。



そうした貴重な経験を、現在お困りの被害者さんのために是非役立てて

いただきたいと考えています。



そこで、「私はこんなことで困っています」という投稿があった場合、

もちろん赤鬼もアドバイスさせていただきますが、「こんな方法もあった」、

「保険会社にこんなことをいったらよい結果が出た」など、実体験に基く

貴重な情報をいただけると助かります。



赤鬼がこれまでにサポートした被害者さんの数も相当数になりますが、

メルマガのご購読者数である1万3千人には及びません。



多くの方にご協力いただければ、沢山の貴重な情報が得られますので、

何卒よろしくお願いいたします。




◆ 交通事故と関係ない話題も大歓迎!



このメルマガは、北は北海道から南は沖縄まで多くの方にご購読いただいて

いますので、その土地の話題なども交えた近況報告等もお待ちしています。



mag2@intelli.sakura.ne.jp までどしどしご投稿いただければ幸いです。



ハンドルネームとお住まいの県や地域名をお願いします。



お待ちしていま~す♪



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【編集後記】



■ 最後までお読みいただきましてありがとうございました。



交通事故受傷の中でムチ打ち症は非常に特異な怪我である事が

お分かりいただけたかと思うのですが、それだけに治療や損害の

請求も複雑になります。



複雑になると何が起きるかと言うと、知識のない人間が損をする構図が

生まれると言う事になります。



税金に関しても、知識があれば大きく節税をすることが出来ます。



医療費控除等は代表的なものですが、扶養家族が多く1年間の医療費が高額の

場合(10万円以上)の家庭で医療費控除を申告されているご家庭はどの程度

存在するでしょう。



ほとんどの方は、面倒だ、よく分らないなどといって申告をしないのでは

ないでしょうか。



税金に関しても、何故あれほど複雑でなくてはならないのでしょう?



納税する人間が理解できない仕組み、理解できない事で節税ができない

不条理、勉強しないからといってしまえばそれまでですが、もう少し分り

易くしてくれても良いのではと思います。



赤鬼は、交通事故損害賠償の複雑で分り難い部分を誰にでも理解できる

ようにメルマガで配信することで、被害者に対する不条理と闘っています。




メルマガに関するご意見・ご感想・ご質問をお待ちしています。


mag2@intelli.sakura.ne.jp


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【裏編集後記】 



新型インフルエンザには困ったものです。



新型インフルエンザが発見された当初はお騒ぎをして、空港での検査や

隔離などをしていたと思っていたら、いつの間にか騒ぎが下火になり

気がついたら日本国中に感染していました。



あのマスク買占め騒動はどうなってしまったのか。



今、マスクが手に入らないなどと言う事はありえません。



インターネットのオークションでマスクが高額で落札されていたのが

とても滑稽に思えます。



もし今回の新型インフルエンザが感染列島に出てくるような恐ろしく致死率

の高い細菌だったらどうなっていたのでしょう。



それを思うと、今の国の対策では全く役に立たないと感じます。



今回、赤鬼家族が新型インフルエンザに感染して思ったことです。



あの映画はまんざら誇張ではなく、近未来に起こることなのかも

しれませんね。



急に気温が下がってきましたので、インフルエンザに感染しないよう

体調を整える意味でも、早めに温かくしておやすみになられてくださいね。




★ 赤鬼と会ってみませんか?



もし赤鬼に会って話がしたいな、交通事故の相談がしたいな

と思われる方は、最寄の大きな都市又は駅を明記の上、

ハンドルネームでも結構ですのでご遠慮なくメールを下さい。


lawer@intelli.sakura.ne.jp


※インターネットを利用したビジネスをお考えで、
 赤鬼とコラボしたいなと思う方も大歓迎です!


 12月12日~14日は札幌にいます



ではまた来週お会いしましょう!


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    【赤鬼からのお願い】


盲導犬を待っている視覚障害の方は7800人!

現在日本の盲導犬は1000頭!?

盲導犬の育成にご理解ご協力お願いします



財団法人日本盲導犬協会⇒ http://www.moudouken.net/index.php

赤鬼も子犬と親犬の賛助会員です


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思いますので、応援よろしくお願いいたします。
  

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  発行責任者:  赤川 静雄 


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