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現在日本の民事交通事故損害賠償請求の立証責任は被害者側にあります。損保会社は請求しないものは払わないどころか、請求できること自体を隠しています。損しない賢い交通事故被害者のために、損害賠償請求の裏も表も全て公開していますので、どうぞご覧下さい。by★赤鬼★

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2009/10/13

【特殊な慰謝料増額】知って得する「交通事故損害賠償の知識」

       
           【特殊な慰謝料増額】 


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「知って得する!交通事故損害賠償請求の知識」を心をこめて配信して

おります、 交通事故損害賠償の見張り番 「赤鬼」こと 赤川静雄です。 



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               【目 次】 

    
【今回のテーマ】    「こんな時も慰謝料が増額できる」

            
              
                        
                
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【編集後記】      


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                 知って得する「交通事故損害賠償請求」  

                       
                      2009.10.13  <No.123>
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こんばんは   赤鬼です



秋の連休はいかがでしたでしょう。



体育の日でしたので学校や町内会の運動会なども多かった

のではと思います。



赤鬼もせっかく秋の青空でしたので、伊佐沼公園という所に娘達と

散歩に行きました。



お昼はその近くの古い農家で地元の小麦粉で作る手打ちうどんを

食べました。



かやぶき屋根の民家でおばさんが作るうどんの色は、少し黒ずんでいるので

すが、うどんの香り?がするようなコシが強めの食感がとても気に入ってます。



さて、本題です。



前回は、「被害者感情で慰謝料が増額できるか?」という問題について

お話しでしたが、今回は慰謝料が増額できる変わった事例をご紹介します。



頻繁にある事例ではありませんが増額の理由になる事例ですので、

知っておかれればそれなりに使える知識です。



今回は増額の理由となる以下の3つの事例についてお話します。



■ 「被害者が幼児を持つ母親」


■  傷害の部位・程度に応ずる増額


■ 「生死が危ぶまれる状態、極度の苦痛、手術の繰り返し」




では、順番にお話していきます。




■ 「被害者が幼児を持つ母親」の特例



これは、赤い本における入・通院慰謝料についての算定基準の中に

ある「入院と同様に評価すべき場合」です。



「入院と同様に評価すべき場合」とは「被害者が幼児を持つ母親であったり、

仕事の都合などの被害者側の事情により特に入院期間を短縮したと認められ

る場合には、上記金額を増額することがある。なお、入院待機中の期間及び

ギプス固定中等安静を要する自宅療養期間は、入院期間と見ることがある。」

と赤い本に記載があり、これらの事由により入院慰謝料が増額される例です。



簡単にいってしまうと、被害者が母親で幼児がいる場合は、幼児が他の人に

なつかないことも多く細かい気遣いができないのため、本来入院して治す

べき怪我でも我慢して早期に退院し自宅で療養を続けることです。



又、入院待機期間は病室の空き待ちなどです。



ギプス(対象部位あり)の固定期間は通常実通院日数としてカウントして

通院慰謝料の扱いになりますが、ギプスをして動けずに自宅で安静にして

いた期間は入院期間としてカウントするというものです。



母親の顔を見ないと泣き止まない幼児がいる場合、本来入院すべき怪我でも

入院せずギプスをして自宅で安静にしていれば、子供は母親の顔を見れるだけ

でも安心します。



そのような場合、自宅の療養期間を入院期間とみなし入院慰謝料の対象期間に

するとしています。




■  傷害の部位・程度に応ずる増額



赤い本では、傷害が複数箇所におよびしかも重症の場合は「2~3割」の

慰謝料増額をするべきと解説しています。



具体的には、青い本の解説に「脳・脊髄の損傷や多数の箇所に渡る骨折、

内臓破裂を伴う傷害の場合は、通常生命の危険があることが多く、

これらの症状の場合で絶対安静を必要とする期間が比較的長く継続したとき、

あるいは症状の回復が思わしくなく重度の後遺障害が残り、あるいは長期に

わたって苦痛の大きい状態が継続したときなどは、特に症状が重いものとして

上限の金額の二割増程度まで基準額を増額しても良いと思われる」とあります

ので、その二割程度の増額を要求する事は可能と考えます。



これは、普通の場合に入・通院慰謝料の算定は入院日数と実通院日数で決め

られてしまいますが、怪我が重傷で苦痛が多く自由を奪われた期間が長い場合、

慰謝料が単に日数だけで計算されたのでは、被害者としては納得がいかない

だろうということから、上記のような場合は慰謝料の増額を主張するべきと

いう考え方です。



※ 赤い本に関しては、ブログ記事「地方裁判所支払基準」を参照して下さい
  http://safely.blog115.fc2.com/blog-entry-33.html





■ 「生死が危ぶまれる状態、極度の苦痛、手術の繰り返し」の場合の増額



これについても、先ほどの「傷害の部位・程度に応ずる増額」と同じ考え方

になります。



被害者の身体に、生死が危ぶまれる状態、極度の苦痛、手術の繰り返し等が

加えられた場合、被害者はもちろん家族もかなりの精神的苦痛を受けることに

なるので、慰謝料の増額ができるという考えです。



又、そのような怪我をした場合個人差はありますが、相当の期間後遺障害に

悩まされたり、或いは一生好きなスポーツができなくなってしまったりする

事もあり、快適な生活が送れなくなった事に対する慰謝もすべきとしています。



このような事案の場合、ご自身で保険会社と示談交渉をする事はなく弁護士に

依頼されると思いますので、もし依頼した弁護士が交通事故に不慣れでこの

ような慰謝料増額を見過ごしていたら、キチンと請求をするように言わなくて

はなりません。



被害者も正しい交通事故損害賠償の知識を身に付けることが、最終的に正当で

最大の損害賠償を受取れる事になります。




被害者の最大の武器は知識です。



「慰謝料」及び「ムチ打ち後遺障害」関係の無料レポートもお配りして

おりますので、まだご利用でない方はご遠慮なくダウンロードしてください。


http://send-for.info/hikaku/hikaku.index.html



  
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【投稿コーナー】   「ご購読者様の投稿コーナーです」




■ 後遺障害を申請したが非該当



赤鬼さま


いつもメルマガを拝見いたしております。


ハンドルネーム:さとー)と申します。


1年前の6月、ワゴン車に妊娠中の妻と、義母と私が乗り
交差点で、信号待ちをしていたところ、後ろから大型貨物自動車に
追突されました。


その影響で妻は高次脳機能障害、義母は頚椎骨折、私は肋骨多発
骨折、肺挫傷。お腹にいた赤ちゃんだけは帝王切開で無事に生まれ
ました。


私の症状が一番軽く、2008年12月に症状固定と診断されました。


そのため、私が最初に示談を進めることになりました。


1年たった今では肋骨は完全に治ったのですが、腰を強打しており
筋挫傷により今でも疼くような痛みがあります。


痛みがあるため、後遺症障害の認定を行ってもらったのですが、
結果は非認定でした。


いろいろと理由が書かれていましたが、痛みがあるにもかかわらず
後遺症として認められないのは非常に悔しいです。


最低でも14級は認めてもらいたいと思っていたのですが、認めて
もらえないとなったとき、この痛みを慰謝料として増額してもらうことは
可能なのでしょうか。


交通事故紛争処理センターに依頼すべきなのでしょうか。


県の無料相談弁護士に聞いても「後遺症は医者がだめといえば駄目
ですから」と言うばかりで、何の役にも立ってくれません。


恐れ入りますがアドバイスをお願いします。

  
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【赤鬼から】 



この度はご家族で大変な事故にあわれました。



心よりお見舞い申し上げます。

 

> いろいろと理由が書かれていましたが、痛みがあるにもかかわらず
> 後遺症として認められないのは非常に悔しいです。



腰椎の症状が非該当との事ですが、おそらく後遺障害診断書の記載内容に

不備があったと思われます。



症状があれば必ず原因が存在しますので、その原因をいかに後遺障害診断書

に記載するかが認定のポイントになります。



単なる自覚症状の羅列で認定される事はありません。



しかし、ほとんどの医師は後遺障害診断書の記載方法を理解していませんので、

後遺障害に該当する症状であっても多くの場合非該当になってしまいます。



> 最低でも14級は認めてもらいたいと思っていたのですが、認めて
> もらえないとなったとき、この痛みを慰謝料として増額してもらうことは
> 可能なのでしょうか。



残念ですが、後遺障害に関しては認定されていない場合、慰謝料増額の理由

になりません。



痛みを慰謝料として請求したいという事ですが、痛みを立証しなければ

請求の根拠を示すことができません。



その請求の根拠、言い換えれば痛みの立証が後遺障害の認定ということです。



> 交通事故紛争処理センターに依頼すべきなのでしょうか。



紛センは損害額が確定した時点での争いになりますが、後遺障害に認定されて

いない痛みに関しての慰謝料増額は難しいと思います。



痛みの慰謝料が確定していませんので、相談するのであれば日弁連の交通事故

相談セインターになります。



> 県の無料相談弁護士に聞いても「後遺症は医者がだめといえば駄目
> ですから」と言うばかりで、何の役にも立ってくれません。



後遺障害認定を医師が決定すると言うような弁護士は、交通事故に関する

訴訟や相談の経験がほとんどないと考えられます。



要するに、交通事故損害賠償に関しては素人という事です。



後遺障害の認定は、損害保険料率算出機構の自賠責調査事務所で審査及び

認定をしています。



医師がいくら後遺障害だといっても等級認定される事はありませんし、

医師の後遺障害診断書の記載が不十分の場合は後遺障害に該当する症状でも

非該当になります。



そのような事例を以下のサイトで紹介しています。


http://www.jiko-zero.info/jiko-zero.html



後遺障害に認定に対して不服であれば異議申立ができますので、

お考えになられてはと思います。



異議申立に期限も回数制限もありませんので、慌てずじっくりご検討

いただければと思います。



ただ、自賠責保険の後遺障害部分の請求に関する時効は、症状固定の次の日

から2年間ですので、その辺りだけ覚えておいていただければ大丈夫です。






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■ ご購読者様からのご投稿を募集しております。



投稿の内容は何でもかまいません。




◆ 交通事故に関するご質問やお便り



このメルマガは多くの方にご購読いただいておりますので、交通事故の

色々な問題を解決されていらっしゃる方も相当数おられると思います。



そうした貴重な経験を、現在お困りの被害者さんのために是非役立てて

いただきたいと考えています。



そこで、「私はこんなことで困っています」という投稿があった場合、

もちろん赤鬼もアドバイスさせていただきますが、「こんな方法もあった」、

「保険会社にこんなことをいったらよい結果が出た」など、実体験に基く

貴重な情報をいただけると助かります。



赤鬼がこれまでにサポートした被害者さんの数も相当数になりますが、

メルマガのご購読者数である1万3千人には及びません。



多くの方にご協力いただければ、沢山の貴重な情報が得られますので、

何卒よろしくお願いいたします。




◆ 交通事故と関係ない話題も大歓迎!



このメルマガは、北は北海道から南は沖縄まで多くの方にご購読いただいて

いますので、その土地の話題なども交えた近況報告等もお待ちしています。



mag2@intelli.sakura.ne.jp までどしどしご投稿いただければ幸いです。



ハンドルネームとお住まいの県や地域名をお願いします。



お待ちしていま~す♪



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【編集後記】



■ 最後までお読みいただきましてありがとうございました。



先週末も又連休でした。



今年はなぜか連休が多く、又週末の高速料金が1000円になるなど、

お車での外出の機会が多くなったのではないでしょうか。



交通量が増加すると交通事故も増加する事になります。



しかし、交通事故の多くがほんのチョットした不注意による軽微な事故です。



しかし、チョットした衝撃だから大丈夫と思っても、思わぬ症状が発症する

頚椎捻挫(ムチ打ち症)には注意が必要です。



尻餅をついただけでムチ打ちに症なってしまうこともありますので、

不幸にも事故に遭遇してしまったら体の変化に十分神経を集中して、

変だなと思ったら面倒でも医師の診察を受けて下さい。



もし数日間でも通院するようでしたら、必ず人身事故の届けをお出しになる

ことをお勧めします。



物損にした場合後々面倒な事になることもあります。



数日でも通院は人身事故と覚えておかれて下さい。




メルマガに関するご意見・ご感想・ご質問をお待ちしています。


mag2@intelli.sakura.ne.jp


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【裏編集後記】 



赤鬼はあまり政治の話はしないのですが、このところの前原大臣の行動を見て

いると、政治が変わってきているなと痛切に感じます。



経営が悪化しているJALの再建に悪影響を与える風評被害を最小限に抑えるため、

すぐ記者会見を開く迅速な対応を以前の政権では見たことがありません。



又、JAL再建の為にあえて社員思いの西松社長を解任する決断力などは、

大切な税金の使い方を本当に考えているなと感じさせられます。



羽田空港の国際化に関して成田市長や千葉県知事はしきりに文句を言って

いますが、首都圏から海外便を利用する立場の人間にとっては、成田より

羽田の方が時間的にも経済的にも大変便利です。



地域の利益も大切ですが、もっと視野を大きくして国民全体の利益が何で

あるかを今の政権は考えているなと感じています。



近頃のニュースを見ていると、国民一人一人の教養知識が高まってきた結果、

国民が日本を変えているように見えます。



この勢いでもっと暮らしやすい日本に生まれ変わってもらい、娘達のために

明るく希望のもてる未来になればと思っています。



そのために、今赤鬼に何ができるかについて真剣に考えています。



大した事はできないと思いますが、小さな力の集りが大きな力になり

ますので、何か1つでも見つけて行動しようと思います。




余談ですが、昨日娘達と行った古民家の庭にある柿ノ木の葉が全部落ちて、

碧い空に柿の実の橙色がとても鮮やかでした。



秋が深まっているそんな里の風景を見ながら食べる地粉のうどんは、

又違った意味で美味しさがあります。





ではまた来週お会いしましょう!


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    【赤鬼からのお願い】


盲導犬を待っている視覚障害の方は7800人!

現在日本の盲導犬は1000頭!?

盲導犬の育成にご理解ご協力お願いします



財団法人日本盲導犬協会⇒ http://www.moudouken.net/index.php

赤鬼も子犬と親犬の賛助会員です


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交通事故がこの世からなくならない限り、メルマガを発行したいと

思いますので、応援よろしくお願いいたします。
  

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  発行責任者:  赤川 静雄 


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