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2007/08/10

【革新思考】メイド・イン・チャイナを巡る裏と表+上手くいかないとき最後はそのままに

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 戦略・論理思考+発想力でプロフェッショナルを応援するメールマガジン

 【 ビジネス革新思考で差をつけろ!  http://www.bradnine.co.jp/ 】

                    2007年08月10日版 <第006号>
                  (株)Bradnine Consulting 舩木俊介
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▼メールマガジン「ビジネス革新思考で差をつけろ! 」は、

 ビジネスパーソンや起業家の成功に不可欠な「戦略・論理的思考」
 を鍛え、成果を上げる発想や視点が身につく思考法&実践ノウハウ
 をお届けしています。

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 他では読めない独自の視点による本格派ビジネスマガジンです。

 あなたのビジネス志向を高める一助にお役立ていただければ幸いです。


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━━ INDEX  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■ ビジネス臨界点 <ビジネス力を高める突破口視点>

 ■ ニュースを斬る! <経済ニュースを論理思考で>
    『メイド・イン・チャイナを巡る裏と表』

 ■ 本を読もう <おすすめビジネス書>

 ■ 注目の特集 <必読コラム>

 ■ 編集後記

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 ■ ビジネス臨界点 <ビジネス力を高める突破口視点>
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  【上手くいかないときは、最後はそのままにしておこう】
                    ジョン・M・ハンツマン

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一番大切なこと、事業において専念しなければならないこと、に全力を注がな
ければならない。

それ以外で上手くいかないことがある場合、仲間に否定的な考えを押しつける
くらいならそのまま放っておいた方が良い。

例えば、経営状態が悪い会社があるとする。社員や部下にどういう言葉をかけ
るか、そんな単純なことでも会社の未来は簡単に変わってしまう。

「経営が苦しいから、電気を必ず消し、備品もできるだけ節約しろ。」
こういった否定的なことを中心に言葉を発すれば、重い空気がはびこり、
人間は働く気をなくす。場合によっては離職するものもあるだろう。

しかし、
「経営が苦しいから、君たちの力で売上を増加させるしかない。」
こう言われて悪い気がする人はまずいない。自分の能力が認められ、
使命感がわいてくる。しかも、肯定的な話をされた後であれば否定的な話をさ
れても、人間というのは受け入れることが出来る。

ごく単純な話だが、人間の心理を読まなければ人の上に立つことは難しい。

こういうロジックから離れた楽観論も重要な能力の一つではないだろうか。


  P┃O┃I┃N┃T┃
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 ┃                                ┃
 ┃【ビジネス臨界点】                       ┃
 ┃                                ┃
 ┃ ●ネガティブな事に時間を割くくらいなら、もっと重要なことが  ┃
 ┃  あるはずだ。人間はネガティブなことをすると悲観的になる。  ┃
 ┃                                ┃
 ┃                                ┃
 ┃ ●人の心を考える、そして言葉一つでやる気を出させるというのは、┃
 ┃  経営幹部になる人間として重要な能力の一つである。      ┃
 ┃                                ┃
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 ■ ニュースを斬る! <経済ニュースを論理思考で>
   【メイド・イン・チャイナを巡る裏と表】
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 -- 北京五輪まで1年、不安は食の安全と大気汚染 --
 中国産食品への不安が急速に広がっている。各国の選手団関係者からは「本
 当に大丈夫なのか」との疑問が相次ぐ。北京五輪日本選手団の福田富昭団長
 (日本オリンピック委員会=JOC=選手強化本部長)は「中国のペットボ
 トルの水に問題があると伝えられてもいる。今回も日本から水を持っていく
 ことを考えないといけないかもしれない」と話す。 
 出所:朝日新聞 2007年8月9日

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 中国人のメンタリティー
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世界的な中国産食品への不安が広がっている以上、中国政府は「日本の報道が
過熱している」などとお客さんにケチを付けるようなまねをせず国内の制度や
メンタリティーを改善するべきです。確かに、環境汚染や品質不良といった問
題は日本も米国も通った道ではありますが、中国の特有の困難な点は「富は不
正で手に入れるものだ」という国民の間に広がるメンタリティーではないかと
思われます。

私は学生時代に経済成長の研究を随分としましたが、日本が高度経済成長を遂
げた理由の一つは奈良時代やもっと以前から商業を行い、資本主義など無い時
代から経済の仕組みが浸透していたことにあります。しかし中国では全体主義
の中で、指導者に向けた労働、国家の部品としての労働こそが善であり、経済
全体を見渡す能力を求められなかった。携わった製品が最終的にどうなるかを
考える習慣さえないわけです。

日本、ヨーロッパなど商業の基本概念を培ってきた地域とは違い、中国は制度
的な経済発展を促すとともに、意識的に経済活動の心理部分を養う必要がある
のではないでしょうか。

もちろん、日本企業が厳しい管理体制で生産しているような工場と、中国企業
として海外向け製品を生産している工場とは別々の労働観、メンタリティーを
持っていると思われますが。

ただ意識面だけでは世界的な中国問題を捉えきれません。スペインの靴の産地
で起こった中国製シューズ販売店の焼き討ち、南アフリカでは中国製の安い衣
料の輸入によって2万5千人が失業するなど、中国製品はその価格の安さから
貿易摩擦を引き起こす段階にまでなっています。

さらに、中国の外貨準備高は昨年2月に日本を抜き去り世界最大となっていま
す。約162兆円となったこの外貨準備高が意味するところは、「世界の工場
となった中国」という事に加えて、もう一つの重要なポイントがあります。

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 中国の外交と外貨準備高
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中国は自由経済に見えても、押さえるべき所はやはり国家コントロールしてい
て、中国工場が輸出をして品物を納品したとしても、その対価である外貨を直
接受け取ることは出来ない仕組みになっています。外貨は一度、外貿公司(進
出口公司)に支払われ、外貿公司は手数料などを引いた後、工場には人民元で
支払われることになります。

つまり、中国政府は外貿公司という窓口さえ見ていれば輸出入の実態を把握で
き、さらに輸出入の量を調整しようとすれば、外貿公司に割り当てている枠を
減らすなどして調整可能なわけです。この政府による外貨吸い上げシステムは、
経済が拡大するにつれて中国という国家の国力も増大させるという裏の意味を
も持ちます。それは単純な意味での国力ではなく、外貨準備高の中には米国債
が含まれるため、米国と中国の親密さは増していくほか道がないように出来て
いるわけです。

2006年6月末の米国財務省証券保有残高(10億ドル)
日本 635.3
中国 237.7
出所:米国財務省

あまり考えたくないシナリオですが、中国としては、米国債を売り払うことで
米国とそれに連動した日本という国の経済を脅かすことができる。もちろん実
際に売り払わずとも、その事実だけで、中国と対立したり軽視することがいか
に不合理かを示すことができます。

この影響もあってなのか、アメリカは従来から中国のことを「良い競争相手」
としてきましたが、最近は「重要な利害関係者」と位置付けています。日本と
しても、国際的な経済の事情を理解しながら外交や政治を行うべきでしょう。


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 ■ 本を読もう <おすすめビジネス書>
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     最強集団ホットグループ奇跡の法則
                   ジーン・リップマンブルーメン 
                    ハロルド・J・レヴィット

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この本は、今後重要な本の一つとなるであろうと思う。

組織論の中で従来から有用だと思われてきた、綿密な計画や賢くて強い指導者。
そういったルールが一夜にして崩れ去るような会社には、ホットグループとい
われる物好き集団がいて、驚くべき製品を生みだすことがある。

トーマス・ワトソン・ジュニアは、いくら人がエサを与えても
飼い慣らされる事のない野鴨のエピソードをIBMという組織に組み込んだ。

新しい概念かと思いきや、それほどの昔からホットグループは存在する。

「何かやってやる」と企んでいる経営者の方は、
真っ先に知るべき組織論(つまりハーバードMBAなどよりも先に)
だと思います。


 【最強集団ホットグループ奇跡の法則】
      ジーン・リップマンブルーメン、 ハロルド・J・レヴィット
                          東洋経済新報社

 ⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4492521666/bradblognine-22/ref=nosim


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 ■ ブラッドナイン 注目の特集
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 MBAでは教えない実践経営学「ザ・ボス/経営思考」。ビジネスの世界は
 プロじゃなければ生きていけない。限界を突破する自分を創り上げた、火花
 が散るような知性を持つ人間でなければ生き残れない。鋭い創造力や論理思
 考を養い、経営・マーケティングで差をつける、プロフェッショナル育成プ
 ロジェクト。 

 特集:イノベーションを実現する組織
 イノベーションは、単に創造するだけでも新しいだけでもない。荒唐無稽の
 突然変異のように扱われていたイノベーションを、組織の中で実現するため
 の方法論を紹介したい。
 ⇒ http://www.bradnine.co.jp/boss/2007/07/post_1.html

 ◎こちらもおすすめ! 
 『営業力強化ブログ:あなたの顧客に関する5つのニーズ』
 顧客一社あたり5種類のニーズと巨大需要が潜んでいます。これらを明確化
 して営業プロセスに取り入れることが重要です。 
 ⇒ http://www.bradnine.co.jp/isc/crmblog/2007/05/post_1.html


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 ■ 編集後記
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 フランスのサルコジ大統領夫人をご存じでしょうか。

 セシリア・サルコジというこの女性は、ファーストレディという枠組みを
 なぜか嫌っていて、その姿が格好良すぎます。

 大統領選決戦で夫に投票せず棄権したり、G8サミットでは娘の誕生祝い
 を理由に途中退席。

 さらには、突然リビアを訪問して最高指導者カダフィ大佐と会談、

 7月24日
  http://news.goo.ne.jp/photo/jiji/world/5418821.html

 このニュースにあるように、人質となっていた看護師に身柄を取り戻し、
 ブルガリアの国民的英雄になってしまいました。

 こんな人みたことない。


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【マガジンID】 0000240057
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