2007/10/27
1日5分のうつ病対策!!【誕生日プレゼント】
こんにちぶぁっくしょん!!
季節の変わり目にまんまと
風邪を引いてしまった太郎です。
来週は誕生日だというのに、、、
本日は誕生日プレゼントのお話
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□ 1日5分のうつ病対策!! □
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□□□□□□□□□<発行者:太郎>□□□
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【うつにつける薬】
〜その13誕生日のプレゼント〜
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【うつにつける薬】
〜誕生日のプレゼント〜
もう数年も前のことですが、
私はある授業の終わったあと数人の仲間たちと
大学近くの喫茶店で軽い食事を取りながら談笑していると
ふと誰かが、
『どんな人が素敵な人だと言えると思う・・・・・?』
こんな話を持ち出してきた。
それからしばらくはワイワイがやがや、
といろんな意見が出たのであるが、
どの意見も月並みと言うか、当たり前すぎて
「面白く」なかったのであるが、
そのうちにメンバーうちの若い女性の一人が
『自分の誕生日に、自分にプレゼントできる人』
つまり
『自分の誕生日を自分で祝福することの出来る人は、
素晴らしい人と言えるのではないでしょうか・・・・・・・?』
と言い出した。
『そんなこと・・・出来る人・・いるかしら』
もし、いたとすればそれは素晴らしい人とだけど・・・・
それがそのときのメンバー全員の感想であった、と記憶している。
これには、少し説明がいるかもしれないが、
実はこのメンバーが受講していた科目と言うのが、
カウンセリングに関係した理論だったか
心理学だったかの授業であって
皆が一様に自己評価や自己愛についての関心が深かった、
と言う背景があった、と言うことである。
私にとって楽しい思い出の一コマではあるが、
こうしてうつ病についてのあれこれを考察してゆくにつれ、
あの折のことが思い出される次第です。
物の本によると、憂うつな心の働きと言うのは、
自己評価が低いところから起こるものである。
と断言しており、さらに、貧困な自己イメージは、
些細なミスや欠陥を、人格そのものの否定にまで広げてしまう
「拡大鏡」のようなものであり、
それらのギリギリ最低限のところでの自己価値観が
その人の感情を決定するものであることを指摘している。
また、一般的に落ち込んでいるときには
ものごとを明確に考えるという能力の一部が
失われていると言われており、
物事を適切な位置関係で捉えるのが困難となり、
マイナスの出来事はそれらがその人の
全ての現実性を支配してしまうまでどんどん大きくなり、
最後には、今起こっていることが曲解されていることが
本当にわからなくなってしまう。
つまりはマイナスの出来事の全てが
その人にとっての現実性の全てであるように
確信してしまうこととなり、「自身で作りあげた地獄の幻想が」が
その人にとっての非常に説得力を持ってしまう、とも述べています。
アーロン・ベック(認知療法創始者)博士は、
うつ病患者の持つ自己イメージを
4つのDで特徴付けていますが、それは
Defeated(打ち負かされた)Defective(欠陥がある)
Deserted(見捨てられた)Deprived(剥奪された)
であり、落ち込んでいるときには、自分には価値がない、
と言った自己嫌悪を訴える人がほとんどである(80%)
と報告しています。
つまりは、このような自己イメージと自己評価の低下が
先ほど述べたギリギリ最低限のところでの
自己価値観がその人の「感情を決定する」
と言うことであって、
悲しさや・孤立感・寂しさや自責感、或いは前回の罪業感などの
もろもろの「厭な気分を」わけもわからず感じてしまっている。
又そのことによる身体的症状や行動面での減退をきたしている。
と考えられます。
さらにそれらの一連の
(出来事→気分→考え→身体症状→行動)
相互補完的な領域で悪循環を繰り返し、
結果として落ち込みの度合いがますます深まってゆくこととなります。
このように考えてくると、
うつ病治療の基本の1つには、
こうした「自分には価値がない」と言った考え方に伴う感情、
それに巻き込まれないようにすることである、と言えます。
私たち日本人の精神文化の中には「謙譲の美徳」と言ったものがあり、
ともすれば他人に対しては自己評価を低めてしまう傾向があるようですし、
自己愛ともなれば、これはもうエゴイスト、
或いはナルシスト以外の何者でもないとの認識を持ちがちですが、
その認識は間違いです、とまず申し上げたい。
適応的な自己愛は、
自分を信じる、受け入れる、活かすという機能をもち
エゴイズムではありません。
また自分を受け入れる人は人を受け入れる。
自分の愛される価値と魅力を信じる人は、人からの愛を信じる。
自分を素直に愛するように、人を素直に愛することができます。
自己を愛するとはこのようなことを言います。
冒頭での私たちの喫茶店での会話に出てきた
「自分の誕生日に、自分にプレゼントが出来る人の素晴らしさ」
とは、こうした意味を含めての同感だった訳です。
人は、全てに完全であることは不可能です。
また同じ理由で全てに不完全な人も存在しないのです。
何かのヘマをした、あの時〜すればよかった、或いはすべきではなかった。
こうした考え方による自己に対する否定的な感情や
自己嫌悪に、或いは自己評価を低めてしまっている自分を
「自身で作りあげた地獄の幻想」から勇気を持って救い出しましょう。
そして「自分には価値がない」と言った考え方に伴う
感情に巻き込まれないように自己をコントロールしてみてください。
その方法のひとつとしては、
自分に否定的な考えやイメージを抱いたときには、
そのことに反駁する。
例えば
「ああもういっそ死んでしまいたい」
こんな考えがふと浮かんだときには
「そう思えるような、具体的な証拠があるのか」
と問い返すのです。
こうしたことを繰り返すことで、
この「自身で作りあげた地獄の幻想」を打ち払って下さい。
メモ用紙のようなものを利用するのもよいでしょう。
少し長くなりましたので、この辺で筆を止めますが、
どうか自己評価を高める努力は惜しむことなく続けてください。
1〜2ヶ月でその効果は目に見えてくると思います。
何か、ご意見があれば編集部まで・・・・・いつでもお待ちしております。
引用、参考文献
「厭な気分よさようなら」星和書店
デビッド・D・バーンズ
次回も出来ればこのテーマをもう少し掘り下げてみようと考えています。
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【編集後記】
みなさん季節の変わり目の風邪には
お気をつけください、、、、。
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