2009/06/06
【疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!】メルマガ100回を振り返って-身体の過去・現在・未来
【湧氣塾】とは、 ■□今までの「健康法」では満足できない。 ■□単なる「健康法」ではなく、「自己変革」したい。 ■□「呼吸法」についての明確かつ明示的な方法論を知りたい。 ■□現代というストレス社会の中で、「本当の身体」・「本当の自己」を取り戻したい。 ■□今までにない、新しい坐禅を体験してみたい。 など、なんらかの悩みを抱えているみなさんに、その解決法を実践していく場です。 ・詳しくは湧氣塾のホームページをご覧ください。 ⇒ http://www.you-ki-juku.co.jp/ ・各種お問合せはこちらまで。 ⇒ TEL:03-5759-4411/mail: info@you-ki-juku.co.jp 【NEW】湧氣塾スタッフのブログ「Joy Creation」が始まりました! ホームページよりご覧ください。 ⇒ http://www.you-ki-juku.co.jp/ 【塾長自己紹介】 湧氣塾を主宰する身体哲学者の勇崎賀雄です。 身体哲学者とは何ものか。 キレやすく、辛抱ができず、ちょっとしたことで自殺しかねない、 心身共に虚弱な現代の日本人の病理を解明し、克服する方法を追求しています。 湧氣塾とは何をするところか。 呼吸法をベースにした行法に基づき、虚弱な心身を乗り越えるための実践指導、および、 あらゆることに活用できる高いレヴェルの身体的(心身的)境地を確立する方法を 指導しています。 プロフィール http://www.you-ki-juku.co.jp/staff.html =*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*==*=*=*= 疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法! 湧氣塾 http://www.you-ki-juku.co.jp/ =*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*==*=*=*= <湧氣塾通信第100号> 湧氣塾、塾生のKです。 それでは今日も、「湧氣塾通信」を、 お楽しみください。 ▼バックナンバー ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000239398/ ★☆★☆★☆★☆★☆【お知らせ】★☆★☆★☆★☆★☆ 。*° °*。 + 女性身法DVD 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おそらく塾長にとってはあまり乗り気のしない 消極的な題で始めたのですが、 内容もどんどん発展してきましたね。」 塾長:「3年前にK君からメルマガをやろうという申し出があって、 ではやろうかということになったら…(笑)。」 K:「そうなんです。 僕が恥ずかしいことに、過労とストレスで倒れてしまって 1度お流れになって(笑)。」 塾長:「どうにかして1年後、 2年前の7月にスタートしたんですよね。 それで、メルマガの題について、何人かで話合って、 確かに私には“疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!” といった発想、つまり、自分が置かれている現状を ネガティブあるいはパッシブ(受動)にとらえる発想はありませんでしたが、 みんなが、なるべく多くの人をターゲットにした メルマガの方がいいと(笑)。 K君自身が、ともかく30代は疲れているんです というので(笑)。」 K:「その時、僕は特に疲れてましたから(笑)。」 塾長:「でも私も、その時は多くのビジネスマン(ビジネスウーマン)が そんなんだろうと思っていました。 久しぶりに渋谷の街を歩いていたら、 それまでサラ金とか、飲食店が多かった雑居ビルが、 やたら“30分マッサージ”とか、“手モミ足モミ”とか、 “指圧と針灸”とか、“癒しサロン”とかになっていて驚いたんです。」 K:「塾長は前から、パソコン中心の 現代人の職場環境は限界まできているといっていましたが、 それが急に顕在化してきたと…。」 塾長:「バブルの後、リストラが増えて、 実質的に生き残り競争が激化していたんです。 それで特に外資系に勤める人なんか、 相当大変なストレスと仕事量でほとんど倒れる寸前。 でも職場では平気を装っていたんですよね。」 K:「実は、会社の帰りにマッサージに行かないと もたないにもかかわらず(笑)。」 塾長:「少しでも弱みを見せたら、 いつリストラがかかるかもしれない。 でも、もう2年前の時点で、スイミングスクールに通ったり、 週末にテニスやゴルフをして気分転換するぐらいでは 心身がもたなくなっていたんです。」 K:「そうした心身の悪化が 先ほど塾長がいったような形で2年程前に急に、 銀座や渋谷などの都会の中心地の街並の変化として 現われてきたんですね。」 塾長:「その頃から、ヨーガやさまざまなダンスを盛り込んだ 総合ジムも目立って多くなってきましたね。」 K:「でも、塾長が『脳ひとり歩き時代』にも書いているように スポーツジムに行っても身体は改善されませんよと(笑)。」 塾長:「なぜならアスリートやスポーツのコーチには 実は健康な身体の持ち主はほとんどいないからです。」 K:「常識のウソの典型ですよね。」 塾長:「サプリメントが薬、つまり毒だということも あまり意識されていませんね。 本にも書きましたが、 以前、ジムでエアロビクスを教えていた女性が うち(湧氣塾)に来て、半年ほどして呼吸がとても楽になり、 サプリメントを取らなくても身体の調整ができるようになった といって喜んでいましたが、ここに大きな常識のウソが2つあります。 K君、それは何でしょうか。」 K:「ひとつは、エアロビクスは有酸素運動、 つまり呼吸をより有効にする運動のはずなのに、 実際は息が上ってしまって呼吸が苦しいという インストラクターがほとんどだということ。」 塾長:「その通り。ではふたつ目は?」 K:「これもそんなにむずかしくはありませんね。 サプリメントという薬(毒)を取らないと 身体が調整できないこと自体が、 身体のプロとしておかしいこと。」 塾長:「さすがにK君ですね。 ここらへんで、100号目の提言をまずひとつしておきましょう。」 K:「よろしくお願いします。 でも、“まずひとつ”ということは、まだあるのですね。」 塾長:「はい、100号目の提言は2つあります。 ふたつ目は後半にいいますからそれはお楽しみにしておいて下さい。」 K:「はい、とても楽しみです。 では、そのひとつ目を教えて下さい。」 塾長:「この私の提言はふたつとも、 冒頭でいった人間社会の歴史的な変り目で 問われていることだと思いますので、 K君にもよく考えて見てほしいと思います。 少々大げさなようでも、 その2つのそれぞれが私の身体哲学の 現時点での大きな出発の一歩づつに当ると思っています。」 K:「よく分りました。 ではひとつ目をお願いします。 塾長は時々、肝心なときにじらすので(笑)。」 塾長:「そうです。 ある意味で戦略的にじらします。」 K:「あれ、塾長は戦略は嫌いなはずでは。」 塾長:「そう、でも、その問いの答えは少しむずかしいので 後でふたつ目の提言と関連して考えて下さい。 まずひとつ目の提言は、 さっきのスポーツジムのことにもからみますから、 少し分りやすいと思います。」 K:「塾長の話は突如非常にむずかしくなりますから(笑)。」 塾長:「いや、それが哲学ですからしょうがない。 真実というのは、そんなに単純ではないんですから。 あっ、これは、ほとんど2つ目の提言と同じなのです。 つい口から出てしまいました。 これに関しては後でもう少し詳しく話しましょう。」 K:「ともかく分りやすい方からお願いします。」 塾長:「はい分りました。 ひとつ目の提言はさっきのスポーツジムの話に関連があるのです。 今はやりのジムはこれまでの水泳や筋トレ、 エアロビクスだけではなく、ヨーガからベリーダンスまで ともかくたくさんのヴァリエーションがあり、 どれを自由に選んでもいいといった、 一見いたれりつくせりの総合ジムなんです。 でもここでちょっと考えて欲しいんです。 いろいろなものをたくさん集めて 総合的なものを目指そうというのでしょうが、 バラバラのものを寄せ集めて、 はたして総合的なものができるでしょうか。 部分を足していっても、いくらたっても部分は部分でしょう。」 K:「僕もそれはおかしいと思っています。 寄せ集めはどこまでいっても寄せ集めで、 総合にも統合にもならないと。」 塾長:「部分を集めていって全体を作ろうというのが そもそも機械論なんです。 ところが、多くの人がこの機械論を人間に当てはめようとする。 人間の身体や社会、文化にも当てはめて平気でいます。 これがおかしいということにほとんど気がつかない。」 K:「全く、よく考えてみればこれはおかしい。」 塾長:「これが20世紀を支配した近代合理主義、 機械論的な脳社会の最大のでしょう。 もう少し分りやすく説明しましょう。」 K:「お願いします。 なるべく分りやすい例で、僕にも理解できるように(笑)。」 塾長:「私の専門領域である身体の話をします。」 K:「はい、身体の話なら僕もついていけると思いますから(笑)。」 塾長:「K君、K君の身体の原動力は何ですか。 そしてK君の身体は何が動かしているんですか。 身体のことなら分るというなら…(笑)。」 K:「えっ。えーと、それはですね。 身体の原動力は、多分食べ物によって取り入れたエネルギー、 でもそれは呼吸によって酸素で燃焼させて創るから、 食べ物と呼吸によって作り出す生命エネルギーでは…。」 塾長:「でも何だか大ざっぱな話ですね。 もともと身体の中に貯えられたエネルギーや 意志の力なんていうのはどうなるんですか。 生命が宿った初めに与えられた精子と卵子の エネルギーはどうなっているんですか。 それによくいわれる、“氣”のようなエネルギーは。 それも、身体の中の“内氣”、身体の外の“外氣”というのも ありますよね。 それから、言葉によって喚起されるエネルギーは。 それを日本ではともいっているようですが。 また、音楽好きの人は音が喚起するもあるともいいますよ。 夢を見て何かを感じ取る人やもっといえば 悟ってしまう人もいるようですが。 夢は心の力だというなら、イマジネーションを含めて 心のエネルギーは幻想でもあり、 幻想以上のフィジカルなもののようでもあり…。」 K:「塾長!まいりました。 僕は身体のことも何も分っていないようです。」 塾長:「まあそういわずにもう少し考えてみましょう。 いかに分っていないかということはより正しく知るために、 つまり、自分がどこまで知っているかということを知る上で 非常に大切ですから。 次にK君の身体は何が動かしているかということを 考えて下さい。」 K:「はあ。あの…。 僕の筋肉が僕の脳の司令に従って動かしている部分もあるし…。」 塾長:「でも、それだけなら、脳還元主義の機械論じゃあないですか(笑)。」 K:「はい。 いや、もちろん、それだけではなく、つまり人間の身体は、 脳や筋肉のような外胚葉由来の外壁系だけではなく、 腸管を中心とした勝手(無意識)に動く 内胚葉由来の内臓系もありますから、 無意識に何が動かすといった命令系統とは違う 動き方も同時にしていますよね???」 塾長:「アフォーダンスの心理学(哲学)が説明するように 外界との直接的な関係性が動かすといったことは どうでしょうか。 例えば、床の硬さの反作用で立ち、 水の流動性と同一化するために気が付いたら 泳いでいたとか…。」 K:「はあ…???」 塾長:「もっと具体的な話をすれば、手足の指は 何が動かしているのでしょうか。 K君は、生後間もない、2、3ヶ月から半年ぐらいの 赤ちゃんの足の指の動きを観察したことがありますか。」 K:「はい。あることはあります。 確か、不思議な生き物のように 1本1本が動いていたように思います。」 塾長:「呼吸身法の稽古で、もっとも象徴的で、 おそらく世界中にちょっと例がない特長は、 “四肢まんじ”や“湧氣球乗り”に代表される 足の指を骨のレヴェルから調整するものですよね。」 K:「はい。それは分っているつもりですが。 塾長が常日頃、現代人の身体は、足の退化、 足の能力の低下が最も著しいといっていますから。 人間が本来の垂直性を取り戻すには 足が一番大切だと…。」 塾長:「その通り。 では生後間もない赤ちゃんの足の指は 何が動かしているのですか。」 K:「今、気が付いたのですが、 赤ちゃんの身体の成長そのものも、 赤ちゃんの足の指を動かしているのではないですか。」 塾長:「なかなか鋭いですね。 K君らしくなってきた(笑)。」 K:「触覚のような赤ちゃんの足の指の動きそのものが 知覚系にもなっているので外界を察知して、 自然のうちに神経系や筋肉系も育てていると… あっ、これはアフォーダンスですね。 ともかく、司令塔としての脳からの伝達で動いているとは いえない動きをしていますよね。」 塾長:「それでは、湧氣塾の10年目の稽古の総まとめとして、 先月から今月にかけて、上級クラスから、 本科、基礎科のほとんどすべての塾生に 湧氣行法という四肢をバラバラに使う全身呼吸運動をしてもらい、 1人1人正面、横、後と3通りにビデオに取り、 皆で観ながら私が総評をしたのを憶えていますよね。」 K:「はい。 本当に自分の動きをビデオで観て驚きました。 思っているようには全然動けていない。 それに、ビックリしたのが後姿でした。」 塾長:「K君に限らず、全員が自分の後姿を見て ビックリしていました。」 K:「それに、塾長の後ろ姿が、全く一人だけ 別の生物のような動きをしていた。 骨が全くない人のような、ぐにゃぐにゃのような それでいて芯があり力強い。 塾長の身体の動きはどこから動いているか全く分らない。 あっ、そうか! 動物の動き、生き物の動きは、内部が観えるようにならなければ どう動いているのか分らないのか。」 塾長:「まあそういうことになりますね。 人間や動物の身体は、実は何がどう動いているか、 何がどう動かしているかなどということは本当は分らないのです。 つまり、生命現象というのは、そういう単純な因果論的な パラダイムでは説明できないのです。」 K:「複雑すぎて分らない。」 塾長:「その“複雑すぎて”といういい方が すでに機械論的なのです。 いい方を換えれば、自然科学的なワク組み(概念や論理)では 根本的に理解できない。 真理は普通の人の目には見えない。 客観的な真理なんてないということです。 何回か前に紹介しましたが、 数理哲学者ホワイトヘッドが最晩年にいったように “Exactness is Fake.”(明確さは人間の“つくりごと”なのだ) ということです。」 K:「なるほど。」 塾長:「16、7世紀から20世紀まで、 神を公理にかかげ形而上学から逃れるために 西欧の近代世界は、物の世界を解明するニュートン的な 力学(数学+物理学)の論理を科学というあたかも 普遍的な知の尺度として、人間の他の世界にも して使用してきたのです。」 K:「中世の一神教的な形而上学から自由になるために。」 塾長:「そうです。 しかし、今いったように、そこには非常なる無理があった。 それこそ、西欧流にそこをもっと普遍的にいえば、 世界には言葉ではとらえることのできない領域が 広大に広がっているということです。 そのことに仏教の知(哲学)は早くから気がついていました。」 K:「言葉ではとらえることができないということを もう少し説明していただけますか。 真実は明示的にはいえないということですか。」 塾長:「明示的というより、固定した概念では 説明できないということです。 自然科学に代表される西洋の知(認識論)は、 ものごとを“対象化”して“概念”でとらえるということでしょう。」 K:「はい、そうですね。」 塾長:「西洋の認識論の批判の仕方はいろいろあるのですが、 ようするにその言語的な認識の仕方はものすごく大ざっぱで いろいろな所を捨象して、人間の言語の特性に合せて、 人間がとらえやすいようにして抽象化して解釈したもの、 ようするに“目黒のさんま”だということなのです。 例えば、同一性と差異ということでいえば、 塾生の皆さんがマネをしようという私の湧氣行法の動きは、 毎回微妙に違うのです。」 K:「塾長がいつもいっているように そもそも人間は同じ動きを2度とできないと…。 骨は200以上あるし、筋肉も6、700あるから それが毎回どう関連しているか解明不能だし…。」 塾長:「それだけではなく、 私は日々、もっとも自分らしい動きを 追及しているつもりなのですが、 そうすればするほど、 いわゆる同一性からほど遠くなってしまう。」 K:「アドルノ風にいえば、同一性は非同一性だと。」 塾長:「そう、だから、塾生は私の動きマネをしなければならないけど、 表面的ではなく内側から実質的に私の動きをマネしようとすれば 私との差異をまず見つけて、なおかつ自分の身体としても 同一性と非同一性の間を行き来しなければならない。 つまり、真理を表わす言葉は流動的なので矛盾を含んでしまうと。」 K:「分ったようなことをいって、 実は何がなんだか分らなくなってしまいました。」 塾長:「同一性が保てないと、つまり、AがAでないとすると、 言語的な基本の論理が成立しなくなってしまうでしょう。 だから、私の稽古は言語を超えた“現場”がないと理解がむずかしい。 いや、本当は頭での理解はどうでもいい、 身体が実感して、マネではないマネができれば。」 K:「なるほど。 しかし、まだ分ったような分らないような(笑)。」 塾長:「もうひとつ加えれば、 物理学の世界を規定している空間性が 時間における生成変化を中心とする生命の世界には 当てはめようがないということです。」 K:「僕の僕らしさや、僕の今の身体は刻一刻変化していると。」 塾長:「それも単純に、若い身体から老いた身体に 変化していくなんていうのも全くウソで…。」 K:「何だか、100回目のメルマガは 普段の100倍くらいむずかしくなってしまいました。」 塾長:「最後に、100回目の2つの提言を復習しておきましょう。」 K:「はい。 そんなこともう忘れてましたが(笑)。」 塾長:「ひとつは、部分を寄せ集めても 全体にはならないということ。 その典型は筋トレをして筋肉の部分運動をいくら寄せ集めても 生命感あふれる総合的な動きなど実現できるはずはない、 むしろ生きた身体にとって一番大切な呼吸を殺してしまうと。 部分と全体の間違った関係は身体ととどまらず、 文化の領域でも起きています。 最近学問の領域で、狭い専門家が行き過ぎて、 さかんに学際、学際といわれだした。」 K:「学際って何ですか。」 塾長:「インターディシィプリナリー(interdisciplinary)の訳語です。 でも、これもウソでしょう。」 K:「部分知を寄せ集めても総合知になりはしないと…。」 塾長:「そう。 そして2つ目の提言は、言語には明らかな限界があるということ。 これは西洋の哲学の最大の弱点です。 よく引用される“人間はポリス的動物である”という アリストテレスの有名な言葉があります。」 K:「“ポリス的動物”とは政治的動物ということですか。」 塾長:「もっと普通に解釈すれば“社会的動物”ということです。 それで、アリストテレスはそれは人間がその自然(本姓)において 言語をもっていて、善悪の区別がつくからというのです。」 K:「なるほど、でも、言語がない動物でも 最近は社会的だといわれていますね。」 塾長:「社会生物学という学問もありますから。」 K:「中には政治的だとさえいう人もいますよね。 『政治をするサル』という本もありますね…。」 塾長:「私は、西洋の哲学(知)が言語に規定されている度合は、 それほど深いと思っています。 西田幾太郎でさえ西洋の哲学を学んだ後遺症でしょうか、 身体にはロゴスがあるといっています。」 K:「それは深刻ですね。」 塾長:「私なら、それこそ単純に 身体にはロゴスを超えたものがあるというのに。」 K:「その方が全然東洋的ですね。」 塾長:「でも一般には西田哲学は 東洋の哲学だと思われています。」 K:「むしろ、西洋の哲学ですね。」 塾長:「はい。」 K:「100回記念、ボリュームもいつもの2倍ほどになってしまいました。 本当にありがとうございました。」 ※ 「塾長にこんなことが聞きたい!」という方は、 こちらまで。→info@you-ki-juku.co.jp ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― <氣力、生命力を高める呼吸法> 〈呼吸身法〉とはひとことでいうと、その時々の身体の動きや姿勢 とのつながりを常に考慮した重層的で複数のリズムをもつ 有機的な全身呼吸の方法です。 身体の内部(深層)の呼吸の働きや氣の流れと 身体の外部(表層)の筋肉運動の調和を計りながら “呼吸力”すなわち氣力、生命力を高める呼吸法だといってもいいでしょう。 <骨に氣を通す呼吸法> <呼吸身法>では背骨を中心とした骨を“呼吸”と“氣”に 深く関係する生命力の根源と捉えています。 呼吸を通し骨格のゆがみを内側から矯正して 骨の代謝(氣の通り)をよくしていくことで 身体全体を改善強化していきます。 <一人一人の個別性に対応した無理のない呼吸法> 人間の身体は一人一人微妙に違います。 年齢の違いや男女差、活動的なタイプや、物静かなタイプでも違います。 またそのときの体調や食事の種類、四季の変化でも異なります。 〈呼吸身法〉のもう一つの特長は、一人一人の個別性に よく対応できる身体の自己調整法だということです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3. 稽古の日程 [各コースのご案内] ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〈会員制〉 ◆基礎科コース/行法基礎 呼吸身法の基本的な身体の使い方を習得し、 本科コースへ進むための手足および五体の分解、 調整を習得します。 ◆本科コース/行法 行法基礎コースで一度解体した各関節、208個の骨を有機的に再統合し、 坐法も用いて、理想的な行法的(超越的)身体を創り上げます。 ◆本科コース/行法上級 呼吸身法の身体使いに習熟し、その身体を通して得た行法的(超越的)身体と 呼吸法により、純度の高い気の修養をめざします。 ◆女性身法 女性身法は、特に女性の身体に有効な呼吸身法のエッセンスを集めて指導いたします。 身体の大元である骨のレヴェルから働きかけ、女性らしい健康と美しさ、明るさと若々しさ あふれる魅力的な"骨美人"を創り上げます。 ◆リハビリ身法 人間の身体は、いくつになっても、どんな状態になっても信じられないほど 治癒力や回復力を持っています。 リハビリ身法は、他者に依存する治療ではなく、あくまでも呼吸法をベース として“自力回復”を目指すものです。 『他力ではなく自力』、自らの力で自身の機能を回復したいと望む人に対して、 限りないサポートを行います。 〈チケット制〉 ◆坐禅身法 坐法を通じて『身体の垂直性』を修得し、頭に振り回されない、高いレヴェルの心身の統一を目指す新しい座禅の方法です。 入会金なし、1回1時間のチケット制で呼吸身法を本格的に はじめてみたい方向けのクラスです。 各コースの日程はこちらよりご覧ください。 → http://www.you-ki-juku.co.jp/schedule.html ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 4.塾長の著書の紹介 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う』(河出書房新社) 『「阿修羅」の呼吸と身体−身体論の彼方へ』(現代書林) 詳しくはこちら→ http://www.you-ki-juku.co.jp/chosho_info.html ------------------------------------------------------------------------ <編集後記> 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 次号をお楽しみに! ------------------------------------------------------------------------ ●発行者:湧氣塾 ●webサイト:http://www.you-ki-juku.co.jp/index.html ●お問合せ:info@you-ki-juku.co.jp ----------------------------------------------------------------------------- この情報はまぐまぐの無料メルマガ配信システムを利用して、 ご希望いただいた方に配信しています。 万が一ご登録の覚えがない場合は、 お手数ですが以下のページにアクセスし、 配信を解除してください。 http://www.mag2.com/ ご意見、ご感想など、ぜひお気軽にお寄せください。


