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今ある「健康法」に不満・「呼吸法」についての明確な方法論を知りたい・現代というストレス社会の中で「本当の自分」を取り戻したい。そんな悩みを抱えている方々に解決法を実践する場が「湧気塾」です。塾長のインタビューや稽古内容をお届けします。

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2009/02/20

【疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!】実践的哲学

【湧氣塾】とは、

■□今までの「健康法」では満足できない。
■□単なる「健康法」ではなく、「自己変革」したい。
■□「呼吸法」についての明確かつ明示的な方法論を知りたい。
■□現代というストレス社会の中で、「本当の身体」・「本当の自己」を取り戻したい。
■□今までにない、新しい坐禅を体験してみたい。

など、なんらかの悩みを抱えているみなさんに、その解決法を実践していく場です。

・詳しくは湧氣塾のホームページをご覧ください。
⇒ http://www.you-ki-juku.co.jp/


  ・各種お問合せはこちらまで。
⇒ TEL:03-5759-4411/mail: info@you-ki-juku.co.jp

【NEW】湧氣塾スタッフのブログ「Joy Creation」が始まりました!
ホームページよりご覧ください。
⇒ http://www.you-ki-juku.co.jp/


【塾長自己紹介】

湧氣塾を主宰する身体哲学者の勇崎賀雄です。
身体哲学者とは何ものか。
キレやすく、辛抱ができず、ちょっとしたことで自殺しかねない、
心身共に虚弱な現代の日本人の病理を解明し、克服する方法を追求しています。
湧氣塾とは何をするところか。
呼吸法をベースにした行法に基づき、虚弱な心身を乗り越えるための実践指導、および、
あらゆることに活用できる高いレヴェルの身体的(心身的)境地を確立する方法を
指導しています。
 プロフィール http://www.you-ki-juku.co.jp/staff.html


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疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!

湧氣塾
http://www.you-ki-juku.co.jp/

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<湧氣塾通信第85号>

湧氣塾、塾生のKです。

それでは今日も、「湧氣塾通信」を、
お楽しみください。



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□■―目次――――――――――――――――――――――――――――――――■□
1.【第85回 塾長のコトバ】”実践的哲学”
2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
3.稽古の日程 [各コースのご案内]
4.塾長の著書の紹介

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.【第85回 塾長のコトバ】”実践的哲学”
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

K:「いよいよ身体哲学研究所の第1回会合が、
今度の日曜日にありますね。」

塾長:「ええ。
研究員は3,40代の人が多いのですが、
とにかく形にとらわれずに、
それぞれが興味のあるテーマに
取り組んでほしいと思います。」


K:「そして、身体哲学研究所らしく、
頭や言葉で理解しようとするのではなく、
感覚や知覚、身体能力をフルに導入して、
自分の身体を通して、探求するということですね。」

塾長:「その通りです。
少し付け加えておくと、
今K君が言った基本的な取組み方をするなかで、
一種直観的に生じる“アタマ”はもちろんあっていいんです。」


K:「ことばで表現する以上どんな身体知も
いったん言語知に移し換えなければなりませんね。」

塾長:「問題は、どこまで身体で実際に感じた質感(クオリティー)を
ことばの中に保ちうるか…。
あるいはことばとして表出しうるか…。」


K:「結局、それぞれの身体性が問われるようで少し恐ろしいですね。」

塾長:「もう一度知の問題として出発点をとらえ直しておくと、
アリストテレス以来の西洋の哲学の歴史にみられるような、
テオリア(鑑賞・理論)としての知、つまり、
自分の身体を直接使わない、いわば“冷静な観察者”では、
だめだということです。」


K:「今の時点であまりむずかしいことは考えずに、
自分の身体をベースにして、あくまで“当事者”として
物事に取り組むということですね。」

塾長:「そうです。
アリストテレスの用語でいえば、
テオリアではなくポイエーシス(詩作・創造)でなければダメだ
ということです。
当事者として、その状況の中で
いかに十全に物事にレスポンス(感応・反応)できるか、
が大切なのです。
観察者とは、悪く言うと傍観者です。
その姿勢だと、なにか利害がからんで不都合が起こったら、
いつでも逃げ出せてしまいます。
当事者になりきって臨場感をもって物事に取り組まないと、
その現場で適切にレスポンス(response)できない。
したがって、責任(レスポンスビリティ・responsibility)がもてない。
そうした責任が生じないところに本当の知(身体知)、
などありえないでしょう。」

K:「観察者のスタンスで、頭でわかった気に
なっていたのでは、しょうがないですからね。
でも、現代のエリートの知、頭のいい人の知って、
そういう知ですよね。」

塾長:「資本主義の世の中で何でも個人の損得を優先させると
そういうことになってしまうでしょう。」


K:「身体哲学研究所は、基本的に純粋な
人間学をめざす非営利な機関なので、
現代社会で少なくなっている本物の知をめざしたいと…。」

塾長:「そう。
今回、身体哲学研究所の研究テーマは、
10人の研究員がそれぞれの立場から自由にテーマを選んでもらいますが、
私自身が最初に選んだのは、
道元の“『正法眼蔵』と坐禅”というテーマです。」


K:「それはまた塾長らしい大きなテーマですね。」

塾長:「はい。
道元の『正法眼蔵』はインド仏教や中国仏教をふくめ、
もっとも本格的でかつ壮大な仏教哲学の探求、
あるいは仏教哲学的文学と呼べるものです。」


K:「大変有名な書物ですね。
そして文学や哲学を研究した大学教授たちが、
よく大学定年後にはまるものらしいですね。」

塾長:「そうなんです。
もう少し一般的にいうと欧米の文学や思想、哲学、
しかも、少しややこしいものを研究した学者が
往々にして晩年に愛読するのが『正法眼蔵』なんです。
例えば有名なのが、
私より少し上の世代なのですが、
東大でヴァレリーを研究していた、
仏文学者の寺田透という人がいます。
御存知のようにヴァレリーは明晰な自己意識で世界を
とことん解き明かそうとする、
典型的な近代的自我の人です。」


K:「はい。
小林秀雄が若い時につかまった詩人ですね。」

塾長:「はい、詩人であり鋭い感性と理知を合せもった批評家です。
小林秀雄は今いった自意識の権化であるヴァレリーの
『テスト氏』を若い時に訳した後、日本に現代批評を打ち立てました。
当時、人文系の学生や研究者理知的で頭のきれのよかった人は、
だいたいヴァレリーにつかまったんです。
寺田透もそうでした。」


K:「僕より大分上の世代ですね。
でも、総合的な知のレベルが相当高いというのは分ります。
確か、森本和夫という仏文学者も
“正法眼蔵”を研究していましたね。」

塾長:「仏文学者が、いつの間にか『正法眼蔵』を通して
仏教文学になっているという人が何人かいるんです。
しかし、彼らの道元の研究には、決定的に欠けているものがある。」


K:「それは、なんでしょうか。」

塾長:「道元がしたように、
実際には坐ってはいないのです。」


K:「つまり、彼らは文学として頭では、
正法眼蔵を読んではいても、
そのなかで道元が言っている、
仏教的な境地について、あるいは
坐禅をして身体が教えてくれることについて、
実践的に学ぶことはしていなかったんですね。」

塾長:「その通り。
道元は、『正法眼蔵』の冒頭の“弁道話”で、
はっきり言っています。
“坐禅弁道”つまり、坐禅によって仏道を弁(わきま)えるのが
唯一の仏法の正しい入り方だと。
それなのに、まったく坐っていないのにもかかわらず、
正法眼蔵を読んだだけで、
“悟り”が分ったと思ったりしてしまう。
これは完全な頭の勘違いです。」


K:「“悟り”が分るということは、
“悟った”ということですよね。」

塾長:「そういうことになるでしょう。
私は、悟る悟らないという前にまず道元のいう
三味(サマーディ・sama(_)di)を実感していただきたいと思います。」


K:「それには坐るしかないですね。
でも『正法眼蔵』を読んだだけで、悟りが分った
なんていうそんなことをいう人がいるのですか。」

塾長:「結構いるので困るのです。
森本和夫もそれに近いことを書いています。
悟る悟らないということはさておいても、
ここからいくつかの道元が聞いたらびっくりするような
困った問題が起きています。」


K:「それはどんなことですか。」

塾長:「ひとつは寺田透のケースです。
例えば、『続正法眼蔵を読む』の“奥書き”にこんな文章があります。」


“その視線の先に光学のメスのやうなものを当てて、
文を切り裂いて行く。すると、ふと、文の中から、
それとは別のより本物であるらしい観念が踊り出てくる。

いはば著者の文の形をとった、そして、それ以外のありようは
とりえなくなっている自分の精神を切り開いて、
その中から著者の観念をとり出すのである。
著者の言葉が透きとほって来ると言っていいやうな体験が
そのとき成り立つ。“


塾長:「こうしたヴァレリー的な自己意識、
およびレトリック的な文章解釈を寺田は”体験“といっています。
しかし、こうした”頭の体験“と道元の『正法眼蔵』の説かんとする
坐禅体験は水と油という他はないでしょう。」


K:「なるほど、文章はどう読んでも
それは読み手の勝手だといわれればそれまでですが、
こうした特殊文学的な読み方をされるとは
道元も思ってはみなかったでしょうね。」

塾長:「もうひとつ、近頃目立つとてもかなわない
道元の坐禅および『正法眼蔵』の読み方があります。」


K:「それはどんなものですか。」

塾長:「まず、『正法眼蔵』を文学的に読んで、
悟りの境地を頭で“体験”してから、
その坐禅の効果は自律神経を刺激する
セロトニンの働きによるものだといった、
エセ科学的解釈によって悦にいっている種類にものです。」


K:「ああ、それは、脳神経科学全盛でスピリチュアルブームに
乗った現在方々で見かけますね。」

塾長:「私は今回、“『正法眼蔵』と坐禅”というテーマで、
道元のもっとも本質的、根源的な人間の存在の問題と
もっとも現代的な自己意識と自己追求の問題を
重ね合せてしかもあくまで身体的に問い直し
解明したいと思っています。」


K:「それは僕としても大変楽しみです。」


※	「塾長にこんなことが聞きたい!」という方は、
        こちらまで。→info@you-ki-juku.co.jp

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2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
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<氣力、生命力を高める呼吸法>
〈呼吸身法〉とはひとことでいうと、その時々の身体の動きや姿勢
とのつながりを常に考慮した重層的で複数のリズムをもつ
有機的な全身呼吸の方法です。
身体の内部(深層)の呼吸の働きや氣の流れと
身体の外部(表層)の筋肉運動の調和を計りながら
“呼吸力”すなわち氣力、生命力を高める呼吸法だといってもいいでしょう。

<骨に氣を通す呼吸法>
<呼吸身法>では背骨を中心とした骨を“呼吸”と“氣”に
深く関係する生命力の根源と捉えています。
呼吸を通し骨格のゆがみを内側から矯正して
骨の代謝(氣の通り)をよくしていくことで
身体全体を改善強化していきます。

<一人一人の個別性に対応した無理のない呼吸法>
人間の身体は一人一人微妙に違います。
年齢の違いや男女差、活動的なタイプや、物静かなタイプでも違います。
またそのときの体調や食事の種類、四季の変化でも異なります。
〈呼吸身法〉のもう一つの特長は、一人一人の個別性に
よく対応できる身体の自己調整法だということです。

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3.	稽古の日程 [各コースのご案内]
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〈会員制〉
◆基礎科コース/行法基礎
呼吸身法の基本的な身体の使い方を習得し、
本科コースへ進むための手足および五体の分解、
調整を習得します。

◆本科コース/行法
行法基礎コースで一度解体した各関節、208個の骨を有機的に再統合し、
坐法も用いて、理想的な行法的(超越的)身体を創り上げます。

◆本科コース/行法上級
呼吸身法の身体使いに習熟し、その身体を通して得た行法的(超越的)身体と
呼吸法により、純度の高い気の修養をめざします。

◆女性身法
女性身法は、特に女性の身体に有効な呼吸身法のエッセンスを集めて指導いたします。
身体の大元である骨のレヴェルから働きかけ、女性らしい健康と美しさ、明るさと若々しさ
あふれる魅力的な"骨美人"を創り上げます。

◆リハビリ身法
人間の身体は、いくつになっても、どんな状態になっても信じられないほど
治癒力や回復力を持っています。
リハビリ身法は、他者に依存する治療ではなく、あくまでも呼吸法をベース
として“自力回復”を目指すものです。
『他力ではなく自力』、自らの力で自身の機能を回復したいと望む人に対して、
限りないサポートを行います。

〈チケット制〉
◆坐禅身法
坐法を通じて『身体の垂直性』を修得し、頭に振り回されない、
高いレヴェルの心身の統一を目指す新しい座禅の方法です。
入会金なし、1回1時間のチケット制で呼吸身法を本格的に
はじめてみたい方向けのクラスです。



各コースの日程はこちらよりご覧ください。
→ http://www.you-ki-juku.co.jp/schedule.html

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4.塾長の著書の紹介
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『脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う』(河出書房新社)
    『「阿修羅」の呼吸と身体−身体論の彼方へ』(現代書林)
詳しくはこちら→ http://www.you-ki-juku.co.jp/chosho_info.html

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<編集後記>
花がきれいだと心から言えるような
人間になりたいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号をお楽しみに!
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●発行者:湧氣塾
●webサイト:http://www.you-ki-juku.co.jp/index.html
●お問合せ:info@you-ki-juku.co.jp
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