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今ある「健康法」に不満・「呼吸法」についての明確な方法論を知りたい・現代というストレス社会の中で「本当の自分」を取り戻したい。そんな悩みを抱えている方々に解決法を実践する場が「湧気塾」です。塾長のインタビューや稽古内容をお届けします。

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2008/06/13

【疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!】脳トレとオートバイ

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【湧氣塾】とは、

■□今までの「健康法」では満足できない。
■□単なる「健康法」ではなく、「自己変革」したい。
■□「呼吸法」についての明確かつ明示的な方法論を知りたい。
■□現代というストレス社会の中で、「本当の身体」・「本当の自己」を取り戻したい。
■□今までにない、新しい坐禅を体験してみたい。

など、なんらかの悩みを抱えているみなさんに、その解決法を実践していく場です。

・詳しくは湧氣塾のホームページをご覧ください。
⇒ http://www.you-ki-juku.co.jp/
※ホームページが新しくなりました!

  ・各種お問合せはこちらまで。
⇒ TEL:03-5795-1075/mail: info@you-ki-juku.co.jp


【塾長自己紹介】

湧氣塾を主宰する身体哲学者の勇崎賀雄です。
身体哲学者とは何ものか。
キレやすく、辛抱ができず、ちょっとしたことで自殺しかねない、
心身共に虚弱な現代の日本人の病理を解明し、克服する方法を追求しています。
湧氣塾とは何をするところか。
呼吸法をベースにした行法に基づき、虚弱な心身を乗り越えるための実践指導、および、
あらゆることに活用できる高いレヴェルの身体的(心身的)境地を確立する方法を
指導しています。
 プロフィール http://www.you-ki-juku.co.jp/staff.html


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疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!

湧氣塾
http://www.you-ki-juku.co.jp/

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<湧氣塾通信第49号>

湧氣塾、塾生のKです。

それでは今日も、「湧氣塾通信」を、
お楽しみください。



▼バックナンバー 
⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000239298/

▼塾生の方のブログ「呼吸身法奮闘記」 
⇒ http://nrb03680.cocolog-nifty.com/blog/


□■―目次――――――――――――――――――――――――――――――――■□
1.【第49回 塾長のコトバ】“脳トレとオートバイ”
2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
3.稽古の日程 [各コースのご案内]
4.塾長の著書の紹介

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.【第49回 塾長のコトバ】“脳トレとオートバイ”
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

K:「“脳トレ”ブームを巻き起こした川島隆太氏とヤマハ発動機が、
『オートバイを運転すると脳が活性化されるか』というテーマで、
共同研究を始めるそうです。」

塾長:「いままで漢字や計算の学習を通じてのものだった
“脳トレ”も、結局といいますか、ついにといいますか、
身体に着目するようになったということでしょう。」


K:「これは塾長がご自身の身体哲学の中でいつも語られる、
“あくまで脳は身体の一部”という考え方に一歩近づいた、
ということでしょうか。」

塾長:「脳が一番大切だから脳を鍛える、
という発想からは、一歩前進、といったところでしょう。」


K:「脳は身体の一部だということの説明として、
塾長は生物の発達史や発生史をもちいられますね。」

塾長:「はい。発達史というのは、進化学や古生物学、比較解剖学など、
主に骨という観点から人間の身体を見直すものです。
この発達史に個体の発生史を加えると、
高等な霊長類である人間ができていくプロセスのなかで、
脳は、心臓や肺などの生命活動を支える主要な臓器や
器官ができあがった後、一番最後に残った未分化間葉細胞
からできています。」


K:「つまり発生学的にみれば、
脳は最後の残りものからできたものであり、少なくとも、
呼吸や消化、吸収といった直接的な生命活動という意味で、
“生きること”の大本を支えているものではないわけですね。」

塾長:「そうですね。脳は、形態学でいう動くことや、
外界の情報処理をする体壁系に属していて、
肺や、心臓や胃や腸のように、生命を支える内臓系ではないのです。
しかし、まあできあがった後の脳は、運動系や情報系の中枢器官として、
ある意味では人間の身体の司令塔の役割は果たしていますから、
もちろんそれなりに重要な器官だとはいえます。
しかし、例えば、ホルモン・内分泌系は、脳からいっさい指令を受けていない
ことなどを考えると、おおざっぱにいえば、身体の半分ぐらいについては、
中枢器官の役割を果たしているといえるでしょう。」


K:「中枢としての脳と、末梢との関係を語るときに、
神経学ではよく“脳は末梢の奴隷”といいますね。」

塾長:「とても適確な名言だと思います。
刺激はまず末梢から入り、その後脳にいくわけで、
あくまで“始めに末梢ありき”なのです。」


K:「昨今の脳ブームが一番ミスリードしているのは、
あたかも脳が一方的な指令を発しているかのように、
思わせてしまうところのような気がします。
末梢と脳の間では、必ずフィードバックが
あるのですからね。」

塾長:「K君の言うとおりです。
脳ブームは、すべての人間の能力を脳で測ろうとする、
脳還元主義を、助長してしまっていますね。」


K:「この“人間=脳”という見方を最初に世に広めたのは、
“唯脳論”の養老孟司さんですね。」

塾長:「その養老さんですが、
東大を退官し、好きな昆虫採集に熱をあげるようになったころから、
身体は大切だ、身体を動かすことが大切だ、
と言うようになりました。」


K:「狭い意味での理論の世界を抜け出して、
実際に人間が生きている場を世界に組み込んでみたとき、
頭だけでは割り切れない身体というものを、
重視せざるをえなくなったわけですね。」

塾長:「今回の川島隆太氏とヤマハ発動機の共同研究も、
脳還元主義者たちの、本来は矛盾を孕んでいる
脳から身体への苦しい展開だと、私はみています。」


K:「簡単な話、小学生なら身体を使わせて外でどんどん遊ばせ、
老人の方なら、散歩でもして身体を動かせばよいわけですよね。
それによって身体に心地よい刺激を与えれば、
当然脳にも刺激は伝わり活性化していくわけですからね。」

塾長:「そう、簡単な話ですね。
運動不足によって脳の働きが鈍った子供や老人を部屋に閉じ込めた状態で
塾に行かせて勉強させるがごとく“脳トレドリル”や“脳トレゲーム”で
ダイレクトに脳に働きかけても、
身体全体は能力低下を起してしまいます。
一見まわりくどいようでも、末梢である身体を動かして、その刺激が脳にいく、
という健全で自然なプロセスを回復させるべきでしょう。」


K:「身体の末梢である四肢をばらばらに使うバイクの運転は、
実験するまでもなく漢字や計算の学習よりさらに、脳に対して効果があるのは
当然なわけですね。」

塾長:「はい。脳還元主義者が、脳を特別なものとして扱っておいてその脳を
活性化するから身体が大切だといって関心を脳から身体に広げていくとき、
そこには自己矛盾が生じることになる。別に脳でなくても、脳と関係がなくても
末梢自体、身体自体が大切なのではないかと。分りやすい例を出せば、
昆虫は立派な脳があるが、6本の足は脳の司令とは関係なく勝手に
動いています。
でも、昆虫にとって6本の足が重要ではないという人はいないでしょう。
つまり、昆虫の身体はすこぶる機械的にできていながら、
脳還元主義的な理解は通用しないということです。」


K:「そのことは、塾長が身体哲学者として一貫して、養老猛司さんや
茂木健一郎さんや川島隆太さんに対していっていることですよね。」

塾長:「そうです。」


K:「それから、これは少し前にテレビで見たのですが、
家の中でつまずいたり、転んだり、階段から落ちたりすることによる
お年寄りの死亡事故が年間1万件をこえているそうです。
この問題を反射神経、すなわち脳を鍛えなければならない、
という主張があるのですが、これもおかしいですね。」

塾長:「はい、おかしいですね。
人間だれでもつまずいたり転んだりはするわけですが、
問題はそのとき身体がどう反応するかです。
それは、あくまで脳ではなく手足という末梢の問題だということです。
身体が健全で、手足の反応がよければ大事には至らないのです。
大ケガをしたり、死亡事故になったりするというのは、四肢(末梢)が
正常に反応できない。
身を守れないほどに身体が弱っているということなのですから、
対策はあくまで、脳のトレーニングではなく身体をいかに回復させるか
ということでしょう。」


K:「ところが困ったことに、脳の視点からの説明というのは
話が非常に分りやすいんですよね。
脳のこの部分の反応が悪くなっているから、脳のこの部分を
刺激すればいいとか。
しかも実は単純すぎる説明なのに、なぜか高級な説明のように思える。」

塾長:「事実とは別の世界でありながら、言葉の世界があるもっともらしい
ストーリーや一見科学的な説明や神話として一人歩きしてしまう。
こういうことは歴史的にもよくあることなんです。
人間というのはほとんど先入観の中で生きていますから。」


K:「ということは、現代が“空前の脳ブーム”といわれている裏には
現代人の先入観や神話がかくされていると…。」

塾長:「そう、現代が“空前の脳ブーム”ということは、
見方を変えれば、現代は“脳神話の時代”だということです。」


K:「この“脳神話の時代はいつまで続くのでしょうか。」

塾長:「私は、坐禅をすることで、一人でも多くの人に一日も早く
“脳神話”から目覚めていただきたいと思っています。」











※    「塾長にこんなことが聞きたい!」という方は、
        こちらまで。→info@you-ki-juku.co.jp

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2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
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<氣力、生命力を高める呼吸法>
〈呼吸身法〉とはひとことでいうと、その時々の身体の動きや姿勢
とのつながりを常に考慮した重層的で複数のリズムをもつ
有機的な全身呼吸の方法です。
身体の内部(深層)の呼吸の働きや氣の流れと
身体の外部(表層)の筋肉運動の調和を計りながら
“呼吸力”すなわち氣力、生命力を高める呼吸法だといってもいいでしょう。

<骨に氣を通す呼吸法>
<呼吸身法>では背骨を中心とした骨を“呼吸”と“氣”に
深く関係する生命力の根源と捉えています。
呼吸を通し骨格のゆがみを内側から矯正して
骨の代謝(氣の通り)をよくしていくことで
身体全体を改善強化していきます。

<一人一人の個別性に対応した無理のない呼吸法>
人間の身体は一人一人微妙に違います。
年齢の違いや男女差、活動的なタイプや、物静かなタイプでも違います。
またそのときの体調や食事の種類、四季の変化でも異なります。
〈呼吸身法〉のもう一つの特長は、一人一人の個別性に
よく対応できる身体の自己調整法だということです。

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3.    稽古の日程 [各コースのご案内]
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〈会員制〉
◆基礎科コース/行法基礎
呼吸身法の基本的な身体の使い方を習得し、
本科コースへ進むための手足および五体の分解、
調整を習得します。

◆本科コース/行法
行法基礎コースで一度解体した各関節、208個の骨を有機的に再統合し、
坐法も用いて、理想的な行法的(超越的)身体を創り上げます。

◆本科コース/行法上級
呼吸身法の身体使いに習熟し、その身体を通して得た行法的(超越的)身体と
呼吸法により、純度の高い気の修養をめざします。

◆女性身法
女性身法は、特に女性の身体に有効な呼吸身法のエッセンスを集めて指導いたします。
身体の大元である骨のレヴェルから働きかけ、女性らしい健康と美しさ、明るさと若々しさ
あふれる魅力的な"骨美人"を創り上げます。

◆リハビリ身法
人間の身体は、いくつになっても、どんな状態になっても信じられないほど
治癒力や回復力を持っています。
リハビリ身法は、他者に依存する治療ではなく、あくまでも呼吸法をベース
として“自力回復”を目指すものです。
『他力ではなく自力』、自らの力で自身の機能を回復したいと望む人に対して、
限りないサポートを行います。

〈チケット制〉
◆坐禅身法
坐法を通じて『身体の垂直性』を修得し、頭に振り回されない、
高いレヴェルの心身の統一を目指す新しい座禅の方法です。
入会金なし、1回1時間のチケット制で呼吸身法を本格的に
はじめてみたい方向けのクラスです。

◆呼吸身法入門
呼吸身法に接して、初歩的な呼吸法と身体使いを習得します。
入会金なし、1回1時間のチケット制で気軽に呼吸身法を
はじめてみたい方向けのクラスです。




各コースの日程はこちらよりご覧ください。
→ http://www.you-ki-juku.co.jp/schedule.html

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4.塾長の著書の紹介
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(新刊)『脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う』(河出書房新社)
    『「阿修羅」の呼吸と身体 身体論の彼方へ』(現代書林)
詳しくはこちら→ http://www.you-ki-juku.co.jp/books/books_introduction.html

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<編集後記>
昔仕事でお世話になった方々と、
久しぶりに食事をしました。
みなさんお変わりなくお元気で、
なんだかタイムスリップしたみたいでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号をお楽しみに!
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●発行者:湧氣塾
●webサイト:http://www.you-ki-juku.co.jp/index.html
●お問合せ:info@you-ki-juku.co.jp
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