【疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!】コトバの洪水
【湧氣塾】とは、
■□今までの「健康法」では満足できない。
■□単なる「健康法」ではなく、「自己変革」したい。
■□「呼吸法」についての明確かつ明示的な方法論を知りたい。
■□現代というストレス社会の中で、「本当の身体」・「本当の自己」を取り戻したい。
■□今までにない、新しい坐禅を体験してみたい。
など、なんらかの悩みを抱えているみなさんに、その解決法を実践していく場です。
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【塾長自己紹介】
湧氣塾を主宰する身体哲学者の勇崎賀雄です。
身体哲学者とは何ものか。
キレやすく、辛抱ができず、ちょっとしたことで自殺しかねない、
心身共に虚弱な現代の日本人の病理を解明し、克服する方法を追求しています。
湧氣塾とは何をするところか。
呼吸法をベースにした行法に基づき、虚弱な心身を乗り越えるための実践指導、および、
あらゆることに活用できる高いレヴェルの身体的(心身的)境地を確立する方法を
指導しています。
プロフィール http://www.you-ki-juku.co.jp/staff.html
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疲れた身体、疲れた心を癒す呼吸法!
湧氣塾
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<湧氣塾通信第41号>
湧氣塾、塾生のKです。
それでは今日も、「湧氣塾通信」を、
お楽しみください。
▼バックナンバー
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▼塾生の方のブログ「呼吸身法奮闘記」
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□■―目次――――――――――――――――――――――――――――――――■□
1.【第41回 塾長のコトバ】“コトバの洪水”
2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
3.稽古の日程 [各コースのご案内]
4.塾長の著書の紹介
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.【第41回 塾長のコトバ】“コトバの洪水”
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
K:「身体哲学者である塾長にあらためてお尋ねするのですが、
哲学の世界で身体哲学を専門にしている哲学者というのは
どれくらいいるのですか。」
塾長:「哲学という領域を狭い意味で、
大学のアカデミシャンに限定することに私は反対なのですが、
大学の哲学教授ということでいえば非常に少ないですね。
少し前に市川浩という優れた哲学者がいたのですが、
現在多少知られているということでいえば、大阪大学の
学長である鷲田清一さんぐらいではないでしょうか。」
K:「なんでそんなに少ないんですか。」
塾長:「近代の哲学をリードしてきたのはドイツ哲学で、
それが日本の大学にも反映しているのですが、その
ドイツ哲学には身体をメインテーマにした哲学者が
いないというのが最大の理由です。
ドイツ哲学を専門にしている人がバカにしているフランスの
哲学者には身体をメインテーマにした人はいるのですが。」
K:「ベルグソンやメルロ・ポンティですね。
でも、大学の哲学者は、西洋の哲学研究をしないと哲学者
として認められないという話を聞いたことがありますが本当ですか。」
塾長:「その通りです。
だから皮肉なことに、大学では自ら哲学する哲学者は
メシが食えずに、自分では哲学せずに西洋の哲学者の研究を
細々と続けている人たちだけが残るということになるのです。」
K:「でも、それって本当は変なことですよね。
哲学という総合的な知恵は常に人生や世界を新たに切り開くもの
であるはずなのに、過去のものにしがみつくというのは。」
塾長:「本来、広い知恵を求めるはずの哲学の世界がおそらく
もっとも狭い専門知の世界になってしまっているのです。しかも、
大学というのは恐ろしく権威主義的で、プライドが高い所ですから。
もちろん、そういう矛盾に苦しんでいて多少なりとも改革しよう
という哲学者もいますが。」
K:「鷲田清一さんもその一人だということですね。」
塾長:「鷲田さんは、哲学を大学の哲学者だけに任せておかないで、
一般の人がどんどん哲学しろといっています。」
K:「しかも、それが身体の哲学なので塾長とは共通点が多い
のではないですか。」
塾長:「鷲田さんは“臨床哲学”というのを提唱していますが、
これは私が、医学、医療の世界に哲学を取り戻せと
『阿修羅の呼吸と身体』で書いたのと非常に近い観点ですね。」
K:「では、塾長の身体哲学との違いはどんな所にあるのですか。」
塾長:「鷲田さんも、身体の哲学である以上、実践ということをいう
のですが、仏教や東洋の哲学を積極的に導入していないので、
いかんせんそこが弱いんです。」
K:「要するに、呼吸身法の“坐禅”のような効果のある“救い”
となる実践方法がないということですね。」
塾長:「そういうことになりますね。
でも、鷲田さんの“臨床哲学”にも、“なぜ、今、身体哲学か”ということを
考えさせるすばらしい所があるので少し紹介しましょう。
鷲田さんはある著書の冒頭で、こんな話をしています。
阪神大震災に見舞われたある母親が、“息子を殺した”と、
訪れたボランティアに語ったというのです。
話を聞いてみると、その日、受験勉強をしていた息子が
炬燵(こたつ)で居眠りをしていて、いつもなら起こして二階の息子の
部屋で寝かすところを、その日ばかりは起さずに、そのまま
寝かせていたそうです。そして、地震があったとき、息子は
一階で押しつぶされて死んでしまった。
そんな究極の悲しみに浸る母親に対して、
どんな言葉をかけることができるでしょうか、というのです。」
K:「言葉が見つかりませんね。」
塾長:「それが正解です。
そんな時はただ話を聴くしかないと鷲田さんは書いています。
理屈をいうことではなく、聴くことから哲学を
始めようとしているのです。
これは、身体哲学の大切な第一歩です。」
K:「人から相談を受ける経験が豊富なお坊さんは、
いい話であれば、“よかったね”と言い、
悪い話であれば、“大変だったね”としか、
言わないといいますね。」
塾長:「いくら言葉で物事を対象化しても、
頭では整理しきれないことというものが、
この世の中にはあるのです。
そういうときは、“聴くこと”がとても大切です。
“聴くこと”とは、現状から一段違う次元に乗り越える、
あるいは、不思議な神の声を聴く、と
言ってもよいかもしれません。」
K:「“聴くこと”の大切さは塾長の本にも書いてありますね。
でも、現代の日本は、携帯電話や音楽など、
雑多な音に囲まれていますね。」
塾長:「そのような雑多な音は、
自然や宇宙とは、正反対のものですね。
その意味では、音の聞こえない時空を、
自分で設定することが必要です。」
K:「たとえば、坐禅をする、
というようなことでしょうか。」
塾長:「そうです。坐禅をしながら、
深く呼吸し、宇宙からエネルギーをもらうのです。
そうやって、コトバの洪水から、自分を守るのです。」
K:「最近よくいわれる“癒し”とは、また違うのでしょうか。」
塾長:「違います。もっと積極的なことですね。
身体をパワーアップさせる、もっとスケールの大きく、
力強いものを自分の身体の中から、つまり自然や宇宙から
呼吸と共に吸収し、それをもっとポジティブに活用しようというのです。
哲学は死んだ、といわれて久しいですが、私の身体哲学は、
実践の哲学であり、身体のエネルギーを増し、生き方を変え、
新しい自分を創造する、というものです。
坐禅身法は、坐ることで宇宙や自分自身から、
考えられないような力を引き出すのです。」
K:「コトバの洪水の中にある、現代社会で生きていくには、
それに負けない身体を創造する必要があるわけですね。」
塾長:「胎盤の中での赤ちゃんは、
この上なく心地よい空間の中で、保護されています。
それがこの現代に生まれた瞬間、おそらく“ギョッ”とするでしょう。」
K:「今問題となっている“引きこもり現象”も、
安息の空間を求めての行動かもしれませんね。」
塾長:「そうでもしないと、
我を取り戻せないのでしょう。」
K:「やはり、“生命力”の問題ですね。」
塾長:「そうですね。生命力に余裕があれば、
いじめだとか、生き物を害するといった、
不毛なこともなくなります。」
K:「生命力を高めるためには、
やはり身体ベースでの実感が大切ですね。」
塾長:「はい。ドイツ哲学の中心であるカントも
身体の直接性がすべての基盤だといっています。
身体が実感すれば、心もそれに伴います。
身体の存在感が出てくれば、簡単に“死にたい”などとは思わなくなります。」
K:「知恵や技能、ましてや腕力などではないわけですね。」
塾長:「その通りです。生きている存在感が充実してくれば、
本物の自信がつくのです。そして謙虚にもなります。」
K:「そういえば、僕の友人にお寺の息子がいるのですが、
なんともいえない育ちのよさというか、
おっとりしていて、いい人なんです。
あれはなんなのでしょうか。」
塾長:「それはこのコトバの洪水にまみれている現代社会にくらべ、
お寺という環境が、その人をうまく育んだのでしょう。
私にも知り合いのお坊さんの息子も、
広い意味で人間性の可能性を感じさせてくれます。」
K:「頭がよい、とかいうことでは決してないわけですね。」
塾長:「ヘーゲルが“狡知な理性”といったように、
頭がよいということは、そのまま“善”にはつながりません。
そうではなく、このずる賢い世の中でも、
超然と生きられる自分をつくることが、
なにより大切です。」
K:「そのためには、先程のお坊さんの息子の話ではないですが、
“よい環境や場”もあった方がよいかもしれませんね。」
塾長:「そうですね。そして湧氣塾は、そのような
“地場の高い環境”を、これからも提供していくつもりです。」
※ 「塾長にこんなことが聞きたい!」という方は、
こちらまで。→info@you-ki-juku.co.jp
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2.湧氣塾(呼吸身法)の稽古内容
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<氣力、生命力を高める呼吸法>
〈呼吸身法〉とはひとことでいうと、その時々の身体の動きや姿勢
とのつながりを常に考慮した重層的で複数のリズムをもつ
有機的な全身呼吸の方法です。
身体の内部(深層)の呼吸の働きや氣の流れと
身体の外部(表層)の筋肉運動の調和を計りながら
“呼吸力”すなわち氣力、生命力を高める呼吸法だといってもいいでしょう。
<骨に氣を通す呼吸法>
<呼吸身法>では背骨を中心とした骨を“呼吸”と“氣”に
深く関係する生命力の根源と捉えています。
呼吸を通し骨格のゆがみを内側から矯正して
骨の代謝(氣の通り)をよくしていくことで
身体全体を改善強化していきます。
<一人一人の個別性に対応した無理のない呼吸法>
人間の身体は一人一人微妙に違います。
年齢の違いや男女差、活動的なタイプや、物静かなタイプでも違います。
またそのときの体調や食事の種類、四季の変化でも異なります。
〈呼吸身法〉のもう一つの特長は、一人一人の個別性に
よく対応できる身体の自己調整法だということです。
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3. 稽古の日程 [各コースのご案内]
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〈会員制〉
◆基礎科コース/行法基礎
呼吸身法の基本的な身体の使い方を習得し、
本科コースへ進むための手足および五体の分解、
調整を習得します。
◆本科コース/行法
行法基礎コースで一度解体した各関節、208個の骨を有機的に再統合し、
坐法も用いて、理想的な行法的(超越的)身体を創り上げます。
◆本科コース/行法上級
呼吸身法の身体使いに習熟し、その身体を通して得た行法的(超越的)身体と
呼吸法により、純度の高い気の修養をめざします。
◆女性身法
女性身法は、特に女性の身体に有効な呼吸身法のエッセンスを集めて指導いたします。
身体の大元である骨のレヴェルから働きかけ、女性らしい健康と美しさ、明るさと若々しさ
あふれる魅力的な"骨美人"を創り上げます。
◆リハビリ身法
人間の身体は、いくつになっても、どんな状態になっても信じられないほど
治癒力や回復力を持っています。
リハビリ身法は、他者に依存する治療ではなく、あくまでも呼吸法をベース
として“自力回復”を目指すものです。
『他力ではなく自力』、自らの力で自身の機能を回復したいと望む人に対して、
限りないサポートを行います。
〈チケット制〉
◆坐禅身法
坐法を通じて『身体の垂直性』を修得し、頭に振り回されない、
高いレヴェルの心身の統一を目指す新しい座禅の方法です。
入会金なし、1回1時間のチケット制で呼吸身法を本格的に
はじめてみたい方向けのクラスです。
◆呼吸身法入門
呼吸身法に接して、初歩的な呼吸法と身体使いを習得します。
入会金なし、1回1時間のチケット制で気軽に呼吸身法を
はじめてみたい方向けのクラスです。
各コースの日程はこちらよりご覧ください。
→ http://www.you-ki-juku.co.jp/schedule.html
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4.塾長の著書の紹介
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(新刊)『脳ひとり歩き時代 ヴァーチャル脳を身体が救う』(河出書房新社)
『「阿修羅」の呼吸と身体 身体論の彼方へ』(現代書林)
詳しくはこちら→ http://www.you-ki-juku.co.jp/books/books_introduction.html
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<編集後記>
先週末、引っ越しました。今度の家はマンションの6階なのですが、
朝、太陽の光が部屋に入り、自然と目が覚めます。
とてもいい感じです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次号をお楽しみに!
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●発行者:湧氣塾
●webサイト:http://www.you-ki-juku.co.jp/index.html
●お問合せ:info@you-ki-juku.co.jp
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