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2008/07/23

【代わりにチェック!ベトナム株。】予想通りの展開!?

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『 忙しいあなたへ。代わりにチェック!ベトナム株。 』 
                     2008年7月23日
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皆様、おはようございます!

まずは市況です。

7月22日、

ホーチミン市場・・・457.88ポイント(前日比−2.75%)
ハノイ市場・・・143.54ポイント(前日比−1.47%)

となりました。

ようやく上昇し始めたベトナム株式市場が反落しています。
しかし、この反落は予想どおりでした・・・。

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■ ガソリンもついに値上げ!
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6月20日を底値に1日の下落を挟んで18日間上昇し続けたため、
多くのベトナム人投資家が「待ってました!」とばかりに
市場に参入しました。


私のベトナム人である友人も、上昇の半ばに
「明日から株を始めようと思うのでアドバイスがほしい。」
と連絡がありました。


しかし、この状況は長く続かないと見ていた私は
「今は確かに安いけど、また下がるよ。」と
アドバイスしていました。


そう考える理由は2つ。

・上半期に行われた金融引き締め策により、第3、4四半期の
 決算が悪くなる企業が多く出ること
・インフレ抑制のため、政府主導で価格を抑えていること


上記は今回詳しく述べませんが、
問題は2つ目。


ベトナムでは、あらゆる消費財がインフレにより高騰しており、
年間のインフレ率は25%を予想しています。


5月に3.19%の上昇率を記録したので、
政府は慌ててインフレ対策に臨みました。


その結果、6月は2.14%へ年初来初めて下降しはじめました。


通常、インフレ対策の影響は12〜18か月かかると言われている
のですが、わずか1か月で効果が出始め、これを材料に株式市場が
上昇を始めたのです。


しかしそんなにうまくはいくはずがなく、
本質的なインフレ改善と見るわけにはいかないので、
私は、先ほどのベトナム人の友人にそのことをアドバイスしました。


なぜなら、実際ベトナムでは、価格の高騰を抑えるために政府主導で
価格引き上げを抑制しています。
つまり強制的に価格を据え置いている背景があるからです。


電気・石炭・鉄鋼・米・医薬品・ガソリンにいたるまで、
すべてこのままではコスト倒れになる、という各業界の反対を押し切り、
価格を据え置いています。


これだと、そりゃ消費財の価格は下がりますよね。


ですので、「そうした無理がいつまで続くのか?」
と半信半疑(というかほぼ確信的でしたが)の目で
見ていたわけです。


そして、その無理が早くも露呈しはじめました。


7月21日、ベトナム政府はガソリン価格を30%引き上げるという
政策を発表しました。


これまで政府はガソリン価格を据え置き、その価格差を政府が
支出することで補填していたのです。


すでに政府は2008年上半期に14兆5,000億ドン
(約923億5,670万円)を補填しています。


そして、現在のガソリン・ディーゼル価格を維持すれば、
年末までに国家歳入総額の38%に相当する67兆ドンから
72兆ドン(4,585億9,870万円)を補填しなければならず、
これにたまりかねた政府が値上げに踏み切ったのです。


今までは安く抑えていたので、海外と歩調を合わせるのは
当然ですが、これに過敏に反応したのが株式市場です。


7月22日のホーチミン市場は、出来高が2,557,990株と前日の
約84%ダウンの取引量となり、急激に取引が減少しました。


そして、余談ですが、直近の上げ下げ相場で、上昇している
間は外国人投資家が売り、反落してからは外国人が買いを
入れている傾向もあり、まだまだベトナム人投資家は、
「上がったら買う、下がったら売る」という単純な投資行動を
取っていることが手に取るようにわかります。


当初の予想通り、ベトナム株式市場、まだまだ本格的な
底入れ感は先のようです。


経験知の多い日本人投資家はちょっとした上げ下げに惑わされる
ことなく、冷静にベトナム株式市場を見ていきましょう!


それではまた!

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『忙しいあなたへ。代わりにチェック!ベトナム株。』

■発行者 小山貴広
geo_koyama@yahoo.co.jp
http://blog.vietnamsoken.com/

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