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『笑う不登校』(教育史料出版会)、『日本初!アンスクーリングガイドブック』(ZERO-net)等の著者、ホームスクーリング実践者が、10年余りのボランティア活動を通して出会った仲間たちと共に、不登校問題を解決する方法を公開!

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2008/02/25

【推薦・AO入試制度が変わる?】不登校力12号


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◆ 【不登校力!不登校問題解決への道】第12号(Vol.154)2008/02/25
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◆「教育のまぐまぐ」編集部おすすめ記事で紹介されました!
http://education.mag2.com/osusume/003.html

【このメルマガの趣旨】

「学校」という公教育の枠にはまらない親子を応援するのが、
このメルマガの使命です。

10年余りの様々なボランティア活動経験の当事者性と、
心理セラピスト&ヒーラーとしての専門性をあわせもつ、
『笑う不登校』『日本初!アンスクーリングガイドブック』の松浦喜美世が、
ボランティア活動で出会った仲間と共に送る不登校問題解決への道!
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いつも読んで下さる皆様、ありがとうございます。
今回から読んで下さる皆様、はじめまして。

松浦喜美世のプロフィールはこちら
http://www.polaris-room.com/therapy/prof.htm


◆関東への1週間にわたる出張は大雪に見舞われたものの、
公私のハードスケジュールを全てこなして、無事に戻りました。

大阪のチベットに戻ったら、こちらもしょっちゅう雪が降っています。
皆様のところはいかがでしょうか?


毎年思うのですが、何もこんな厳冬期に受験だなんて・・・

子どもたちの健康管理がうまくいき、
当日、無事に試験会場にたどり着き、
もてる力を十分発揮できますように☆


◆嬉しいニュースです!!
昨年9月に続いて、また先日、「教育のまぐまぐ!」の
「Pickup!教育のヒント」編集部おすすめ記事として紹介されました!

「目標達成につながるセルフイメージの高め方 」(2008年2月)
http://education.mag2.com/osusume/2008/02/064.html

「不登校問題」、どう考える?(2007年9月)
http://education.mag2.com/osusume/2007/09/003.html


◆NEW! 共同配信無料メルマガ「関西心理療法ガイド」
http://archive.mag2.com/0000258371/index.html

私も書いていますので、良かったらこちらも読んでみてください。
このメルマガは、「心理療法」をもっと身近なものとして感じてもらい、
普段の生活の中で活かしてもらいたいという思いから、
関西の心理療法仲間「豆の木こころサポートねっと」の
有志が順番に執筆を担当しています。

メルマガ ⇒ http://archive.mag2.com/0000258371/index.html
サイト ⇒ http://mamenoki-kokoro.pra-na.com/


◆今回のリレーエッセイは、DOMOさんです。
どうぞ、お楽しみ下さい。

それでは、さっそく始めます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです(*^-^*)

<もくじ>
◆Think Outside the Box(9)
 「推薦・AO入試制度が変わる?」 松浦喜美世
◆リレーエッセイ「不登校の子をもつ親となり(5)」 」DOMO 
◆編集後記 

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◆◇ Think Outside the Box(9) 松浦喜美世 ◇◆
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私の「枠にはまらない生き方、考え方(Think Outside the Box)」が、
皆様のアンスクーリング、ナチュラルラーニングの参考になれば幸いです。

アンスクーリング、ナチュラルラーニングは、
ホームスクーリングのひとつの学習スタイルです。

学校があわない子どもたちは、
学校に行かない生き方を保障されることで元気を取り戻しますが、
「元気になったから」と再登校させると、また調子が悪くなります。

その子にあった学びを保障することが、問題解決につながります。

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前回は、【不登校・ひきこもり・ニート・発達障害に関する調査】
をお伝えしました。

今回は、中教審の教育動向「推薦・AO入試制度が変わる?」
についてお伝えします。



◆[教育動向]推薦・AO入試制度が変わる?

「学力不問」の大学入試に歯止め……中教審で検討


大学の自己推薦入試やAO(アドミッション・オフィス)入試は、
不登校からの大学進学に門戸を開いた制度でもあります。

ところが、この制度が変わりそうです。

その背景には、「推薦入学などによる大学入学者の増加が
大学生の質の低下につながっている」という危機感があるようです。

 自己推薦やAO入試 = 質の低下?

自己推薦やAO入試で大学進学する不登校の子どもたちが、
質の低下を招いているとして、締め出そうとする制度であるなら、
「とんでもない誤解です、失礼な!」といわざるを得ません。



文部科学省によると、
国公私立大学の入学者のうち推薦・AO入試の割合は、
ここ10年で倍近く増えています。

1997(平成 9)年度 26.8%
2007(平成19)年度 42.6%

私立大学では、2007(平成19)年度入学者のうち
一般入試による入学者は49.6%、初めて半数を割りました。

つまり、私立大学入学者の半数以上が
筆記試験を受けずに大学に入学したということになります。


不登校の子どもたち全員が、推薦・AO入試で入学したと
しても、せいぜい5%弱です。

ましてや、義務教育だからあわなかっただけで、
自己決定、自己責任で学べるホームスクーラーたちは、
むしろ大学で専門的に学ぶことは得意です。
「質の低下」は、不登校が原因とは考えにくいです。



意欲や能力のある生徒をいち早く選考する推薦入試や、
大学が求める学生像に合った人材を論文や面接などで
時間をかけて選ぶAO入試は、いい制度だと思います。

ですが、少子化により学生数が急減するなかで、
入学者を確保するために、学生を集める手段として、
安易な推薦・AO入試を利用する大学もあります。

そのため、中教審WGは、まとめの中で「『大学全入時代』を背景に、
『学力不問』ともいわれる入試が拡大」していると指摘し、
大学生の質の低下を強く懸念しています。

このため、学力検査の偏重で推薦・AO入試の趣旨が損なわれない
範囲内で学力テストを実施したり、
推薦・AO入試受験者にも大学入試センター試験を課したりするなど、
大学教育を受けるために必要な基礎学力があるかどうかを、
各大学が適切に判断することを求めています。

推薦・AO入試の志願者が最低限度の基礎学力を持っているかどうかを
見るために、大学入試センター試験の推薦・AO入試版ともいえる
「高大接続テスト(仮称)」という統一学力検査の創設も検討すべきだと
提案しています。

推薦・AO入試は、過去の学力偏重の反省から、
筆記試験による学力以外の良さを積極的に評価しようと広がりましたが、
今度は、少子化による大学の生き残り競争の中で「学力不問」入試と
批判されるようになったのです。


それはそれで言い分としてはわかりますが、
不登校の子どもたちに開かれていた門戸を狭めることは
避けてほしい思います。

というのも、ホームスクーラーたちは、受身ではなく、
自己決定、自己責任で学び・育ち・生きていますから、
自分が学びたいから大学に進学しているのです。

「自分で学ぶ」、これがホームスクーラーたちの基本姿勢です。
決められたことを強制的に学ばされる受身の義務教育では、
「自分で学ぶ」ことができないためにあわなかっただけで、
大学ではむしろ嬉々として学んでいる子も多いのです。


私は、21世紀型の共生社会を実現していくには、
受験という名の「戦争」は必要ないと思っています。

例えばデンマークの民衆大学のように、
いつからでも、学びたい時に、学びたいことを学べるような
教育制度こそ必要だと思います。

それこそ、子どもが巣立ってから、ご主人が定年になってから、
何歳になってからでも好きなことを学べたら素敵だと思いませんか?

門戸を狭めて、義務教育にあわなかった人を締め出すのは、
時代の流れに逆行していますし、
21世紀を担う若者たちの潜在能力をもつぶしかねません。

入学資格は、「学びたい」という本人の意思だけで、
いつでも、誰でも入学できるけれども、
高度な教育を受けて卒業、資格取得ができるのは、
それなりのレベルに達した人のみという
そんな制度はいかがでしょう?

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この春、幼稚園や小学校入学を迎えるお子さんの親御さん
必見の「おすすめリソース」です。  

◆実体験レポート
【親ばか進化論!】新時代の子育てと教育バイブル
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特に、この春、幼稚園や小学校入学を迎えるお子さんを
お持ちの方は必見です!


まず、重要な質問をします。

あなたのお子さんは屈託のない笑顔を見せてくれますか? 
その目は輝いていますか?
家庭は平和ですか? 
親子関係はうまくいっていますか?
そして、あなたはその現状に満足していますか?

答えが「YES」であれば、どうぞ、そのまま平和な家庭生活を楽しんでください。

「NO」だったあなた、一体どうすれば問題が解決し、
平和な家庭を取り戻せるのか・・・

つづきを読む
http://polaris-room.com/post_13.html




◆映画【幸せのちから】
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/thepursuitofhappyness/index.html

幸せになることを絶対に諦めなかった父子の愛と希望に満ちた
奇跡の真実の物語です。

今上映中の映画ではありません。DVDか、著書をどうぞ。

『幸せのちから』クリス・ガードナー (アスペクト) 1,680円

クリス・ガードナーの自伝小説

ウイル・スミス主演映画は、「アイ・アム・レジェンド」に続き
この1ヶ月で2本目です。近くのホールで上映されることを知り
教育委員会主催?)、さっそく観にいきました。


「実の親子の共演」という意味でも話題となっていましたが、
「さすがはウイル・スミスの息子だけある」と関心するほど、
幼い息子さんも、とっても演技が上手でした!!

あの状況で、よく体力、気力が萎えることなく、
絶体絶命のピンチでも子どもとのサバイバルゲームで乗り切り、
仕事でチャンスをつかむまで持ちこたえられるものだと、
まさに奇跡としか言いようがない半生を描いた映画です。

この力はどこからくるのか・・・
それこそが「幸せのちから」なのでしょう。

我が子への無条件の愛と信頼というものは、
考えて理解するものではなく、全身全霊で感じるものでしょう。

もしも、親が自分ひとりだったら、
とてもあんな気力、体力、精神力は持続できない。


一見、「アイ・アム・レジェンド」と「幸せのちから」は
対照的な映画に見えるかも知れませんが、
私が受取ったものは共通しています。

それは

  「他者を否定したり、恨んだりすることではなく、
   自分の人生に責任を持つことを選択したこと」

  「諦めず、最後まで自分の人生を前向きに生きること」


親は、子どもの存在によって、人間的に成長します。
親が子どもを育てるのではなく、子どもが親を育てています。
親の師は、子どもそのものです。



◇実体験レポート、ブックレットなどはこちら

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◇いじめ・体罰・不登校や虐待によるトラウマ解消
子どもの不登校そのものは病気ではありませんが、
いじめ・体罰・不登校や虐待によるトラウマとその後遺症は、
”時間が解決してくれる”とは限りません。

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◆◇ リレーエッセイ 「不登校の子をもつ親となり(5)」 」DOMO ◇◆ 
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早いもので、前回の連載からもう2ヶ月たちました。
寒い季節ですが、体調をこわされたりしていませんか。


この間、実はわたしの父が86歳で他界し、長い介護期間も終了しました。
18年間入退院を繰り返し、寝たきりになって1年余り、意識をなくしてからも
2ヶ月ねばって、最期は静かに逝きました。


子どもの不登校がぼちぼち落着いた頃に、父の介護がだんだん大変になり、
それがほんとにきつい時期もありましたが、
子どもたちはわたしの愚痴を聞いてくれたり、車椅子を押してくれたり、
さまざまな形でサポートしてくれました。


不登校をきっかけに子どもとの関係を作り直し、親の権威を振り回すのではなく、
できるだけ対等な立場で話し合える間柄になれてきていたおかげで、
その後のわたしに起こってきたさまざまな問題に対して、
子どもたちの意見も聞けて、ずいぶん考えやすく、取り組みやすくなりました。


人は命を終えるまで、さまざまな問題に出会います。
うちの子どもたちは、幼い頃から学校との関係で悩み苦しみました。
でも、それはとても大きな経験で、それからの人生の糧となっています。
決して無駄ではなく、血となり肉となる重要な部分になっていくのだなあと
実感しています。


人の苦しみを知っているから、母親の介護のしんどさにも、
老いていく祖父の悲しみにも目をそらすことなく、
自分たちなりに見守っていてくれました。


わたし自身に関しては、不登校の子どもの母親という経験をさせてもらって、
また、親の老いと死ぬまでを見せてもらって、
これほどまでに人は苦しまないといけないのかと思いましたし、
まわりにいる家族でもどうしようもなくて、
結局自分ひとりでその苦しさを引き受けるしかないのだということも
思い知りました。


たとえ親でも子でも、代わってやることはできない。引き受けられない。
できることは「それで大丈夫。それでいいのよ」という暖かいまなざしで、
そばで見守っていること。
あとは周りの環境が少しでもよくなるよう工夫すること。
そう思ってもなかなかうまくできない時もありましたが、
自分なりにはがんばったと思います。


大変な時期はしんどいことがずっと永遠に続くような気がして、
気持ちが暗くなり、気分転換をするのに必死でしたが、
いつか必ず変わるんですね。
子どもは次第に元気になっていきましたし、父にしても、亡くなってみると、
昔よくしてもらったという人が涙ながらに訪ねてきてくれて、
わたしの知らなかった面が見え、
「そんなに悪い人生じゃなかったんだなあ」と思えました。


そしてなにより父は、どんなにみじめで哀れな姿でも、
目をそむけたくなるような姿でも、全部わたしに見せて死んでいってくれました。
強烈でしたが、親って、たぶんこれでいいんだと思います。
ただ自分の生き様死に様を子どもに見せればいい、
それを子どもが自分の生きる糧にすればいい。
そうやって、いのちが受け継がれていく…。


わたしもそうしていきたいと思います。
自分の生きて死んでいく姿を包み隠さず見せようと。
そしたら、ずいぶん気が楽になりました。
無理しないでいい。ありのままの自分でいい。

そうそう…今は、不思議なことに、
自分が生きることも死ぬことも少し怖くなくなっています。

                                 (つづく)


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◆◇ 編集後記  ◇◆ 
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

◆窓越しに、カチカチと歯を鳴らしたり、「ミャ!ミャ!」と鳴くチュン(雄猫)。
動物はこうして素直に感情を表現し、ストレスを発散しているんですね。

紅梅のツボミが今にも咲きそうなほどに膨らんでいて、
そこに数羽のメジロがやってきて、追いかけたいのに外に出られない、
そのストレスに耐え切れずに、カチカチ、ミャ!ミャ!と鳴いていたのです。

自由に外へ出て、鳥を追いかけたいだろうに、
人間の都合で、本当に申し訳ない。

隣接する人間たちとの折り合いをつけるために、
基本的に室内飼いで、出たがるときにだけ、
猫も犬同様にロープでつないで出します。

毛玉を吐くために庭の草をはむ姿や、
ロープの届く範囲内ですが虫や蝶などを追いかける姿や、
日光浴しながら昼寝する姿を見ていると、こちらまで和みます。


では、次号でお会いできるのを楽しみにしています。

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