ばなな先生の お気楽作文教室  RSSを登録する

表現したものを通して、自分の視点や自分とは何者かに気づく『自分科』という科目を提唱する著者が、「書く」ことによって、人生が変わることを訴えます。

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/11/27
  • 部数 133部
  • メルマガID 0000237027
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2009/09/08

第131回 共感力(2)

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 ばなな先生の

    おとなとこどものための
 
       おきらく 作文教室

                     No.131
                     2009.9.8


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 こんにちは、



「自分科塾ばなな」
 の講師
「ばなな」ともうします。
 


 今回もどうぞよろしくお願いいたします。

 



 最初にインフォメーションです。




 メダカのがっこうを通じて
 知り合いになりました
 黒坂三和子さんを紹介します。




 現在
 持続可能な発展のための日本評議会事務局長
「行動:多様ないのちを還す」代表
 など環境分野で活躍されています。



 その彼女が企画・協力したエコ絵本が
 チャイルド社から出版されました。



「このおもちゃもういらない」
「やさいやさいおおきくなーれ」
「あめあめふれふれ」の三冊です。



 早速、自分の子どもたちに
 読みきかせましたが、
 読んでいる大人にも発見のある絵本です。



「やさいやさいおおきくなーれ」
 は児童文芸家協会の深山さくらさんが 
 お書きになっています。





 よろしかったら手にとってみてください。
http://blog.miwako-kurosaka.com/?eid=1241668




■□■  目次 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■    
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□    ♪ 共感力(2)  ♪                     □ 
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■    ♪ 編集後記 ♪                     ■ 
□                                 □  
■                                 ■
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    ♪  共感力(2)    ♪  


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『共感力』の2回目です。

 

 わたしが現在勤めている
 小学校のうちの1校は、
 一反位の畑を所有しています。



 そこで野菜を栽培しており、
 収穫物を観察したり
 調理したりバザーで販売したり
 近隣に配布したりしています。




 ある日わたしが
 畑をマメトラで耕していると、
 何人かの小学生が話しかけてきました。



 やりとりをしていると、
「これはにんじん」「これはじゃがいも」
 とわたしの足元にある
 こぼれ種から出た芽の名前を
 すべて言うのです。




「すごいね」と感心すると、
「だって育てたから」とか
「毎日見ているから」
 というのです。



 植物を毎日見ていると、
 あるいは、動物を毎日見ていると、
 ものを言わない相手だけに
 共感する力が育つのでしょう。



 恩師でもあり、
 絵を教えることに関しては、
 天才的な才能のある
 斎藤由江先生という方が、
 こんなことをおっしゃっていました。

 

「対象をただ黙ってみていること。
 近くにいてただ見ていること。
 そうすると必ず対象が
 お互いに必要な何かを伝えてくれるから」



 わたしたちは、ときに
 しゃべりすぎているような気がします。



 それは、相手を見る以前に、
 自分を見ていないのかもしれません。




 


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  ♪ 編集後記 ♪

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 わたしたちの目。
 片目で見るのと
 両目で見るのでは
 見え方が違います。
 目の構造上、視差』が生じるからです。

 しかし、その視差が、
 対象物の立体感や奥行きをつくりだします。



 共感する力があると、
 自分の目線と
 他人の目線の違いに気づきます。

 
 解決策に奥行きが出るのです。



 共感力を育てる方法は、
 文章を書くことだと
 わたしは思います。



 文章を書くと、
 自分の気持ちを
 鏡で見るような
 気持ちになります。



 自分の見方を知るのです。
 自分に共感するのです。
 そして自分への共感が
 やがて、様々な立場、状況の違いへの
 共感を生むと思うのです。



 わたしが作文塾や表現塾にこだわる理由は
 これからの教育には
 共感する力がものすごく必要であり、
 従来の文章教育とは
 やや違った視点で
 文章を書かせる必要性を感じているからです。



 そして、塾の目の前には、
 田んぼや畑が必要だと思っています。



 子どもはそこに存在していることで
 何らかの関わりをもとうとするからです。



 目の前に田んぼがあり、
 いつでもそこに行き
 対話ができる塾(場)
 書くことによって
 自分と対話できる塾(場)



 日々子どもに接していて感じます。
 それは理想や夢というより
 早急に必要とされるものです。



 もしよろしければ、
 どんな小さな情報でもいいので、
 使っていない田んぼや畑がある、
 小さな建物や空間を貸してくださる人がいる
 そんなことがありましたら、
 教えてください。



 最後までありがとうございました。



      
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