ばなな先生の お気楽作文教室  RSSを登録する

表現したものを通して、自分の視点や自分とは何者かに気づく『自分科』という科目を提唱する著者が、「書く」ことによって、人生が変わることを訴えます。

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/11/27
  • 部数 133部
  • メルマガID 0000237027
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2009/07/23

第124回 ばなな流 作文の書きかた(6)

☆―――――――――――――――――――――――――――――――――☆
 

 ばなな先生の

    おとなとこどものための
 
       おきらく 作文教室

                     No.124
                     2009.7.23


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 こんにちは、



「自分科塾ばなな」
  の講師
「ばなな」ともうします。
 

 本日もどうぞよろしくお願いいたします。


 


 個人的な話ですが、
 先日40歳になりました。



「40にして惑わず」
 という孔子の言葉を
 何人かの知人から
 プレゼントとしていただきました。


 とっても嬉しい気持ちになりました。



 わたしの30代は、
 迷走しっぱなしでした。

 しかし、その迷走の一つ一つが、
 これからの自分を形作る
 パズルの1ピースになるんだろう、
 と信じています。



 このメルマガも
 またその一つです。

 読んでいただいている皆様に
 心から感謝しております。
 ありがとうございます。




■□■  目次 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■    
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□    ♪ ばなな流 作文の書きかた(6) ♪             □ 
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□                                                                 □
■    ♪ 編集後記 ♪                     ■ 
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■                                 ■
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      ♪   ばなな流 作文の書きかた(6)   ♪  


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 このシリーズの最終回です。


 作文の時間、一度や二度、
「もっと思ったことや感じたことを書きなさい」
 と言われたことがあるのではないでしょうか。



 わたしも子どもの頃、
 そう言われて書き加えると、
「なんでそんなことしか感じられないの?」
 と先生に揶揄された記憶があります。



 
 話は跳びますが、
 先日、農作業をしていて、
 アブが帽子の中に飛び込んでくる、
 という事件がありました。


 わたしは、それをハチだと見間違えて
「刺された」
 とうろたえました。


 すると、次から次へと
 最悪の事態が浮かんできて
「死ぬもしれない」
 とまで考えてしまいました。



 あとから考えて、
 どうして冷静に観察しなかったのかな
 どうして手で追い払わなかったのかな
 と不思議に思いました。



 どうも自分の中で、
 黒と黄色の模様は「ハチ」という思考があり、
 ハチが来たら動いちゃいけない、
 という行動反応があり、
 ハチに刺されるとやばい、
 という感じがあったのです。


 これがセットになって
 かたまる、という反応をしたようです。



 わたしたちの思考や感情は、
 知覚したものをその人が、
「どう認識しているか」
 によって生じます。



 前方から来る犬を見たとたん
「怖い」と感じる人は、
 見る、という知覚によって
 感情が生じています。

 そしてそれらはパターン化されています。


 ですから、作文に
「思ったことや感じたこと」
 を書くとつまらないな、
 と思うのは、たいていが、
 パターン化された反応を書いているからです。


 そうした作文は、読み手にも伝わります。


 では、書いている人が楽しくなるには、
 どうしたらいいでしょうか。
 基本的には三つある、とわたしは思います。


 一つは、
 いつもと違った「行動」を書くことです。
 前述のハチ(アブ)で言えば、
 わたしが、闘うか、逃げるかすると、
 それだけで違う思考や感情が生まれます。



 作文や日記を書いてもらうとき
「いつもと違うことをしてください。
 あるいは、本当の自分が
(良い子のふりした自分じゃなくて)
 やってみたいなぁと思うことを
 やってください。
 そしてそれを書いてください」
 と話ます。


 当然ですが、そうしたことを
 容認する場や空気が重要です。



 二つ目は、
 知覚を刺激するものに出会うのです。


 見たことのないもの、
 会ったことのないもの、
 さわってみたくなるようなもの


 こうしたものに出会うと
 パターン化された反応とは
 別のものが生まれます。


 これらを「感動」と呼ぶような気がします。


 感動を書いている作文は、
 読んでいる方はもちろん
 書き手も楽しくなります。




 それから最後に
 もっとも大事だと思うことは、
 何気ない日常をいかに
 面白い角度から知覚できるか、
 という「遊び」です。


 遊びは、様々な体験のバリエーションを
 時間のゆとりを利用して組み合わせて
 生み出すものです。
 言ってみれば発酵食品のようなものです



 珍しいもの、特別な行動には
 限界がありますが、
 遊びは無限です。



 夏休みという時間がなぜあるのでしょうか。



 わたしは、「人生を変えていく大事な時間」
 だと思っています。




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  ♪ 編集後記 ♪


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 こう書くと、
「夏休みに
 どこかに連れて行かなくちゃ」
 と考えがちです。



 その思考が、ある決まりきった
 反応から生まれています。




 その意識で連れて行く旅行は、
 場所が変わっただけで
 行動に変化が生じない傾向があります。






 朝、早く起きる。
 ありの行列をただ見ている。
 一緒に料理する。
 何もせず、ぼけっ、としている。



 夏休みというゆったりした時間を
 細分化して管理しないよう
 わたしはただ願うだけです。







 最後までお読みいただきありがとうございました。



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