2009/06/30
第120回 ばなな流 作文の書きかた(2)
☆―――――――――――――――――――――――――――――――――☆ ばなな先生の おとなとこどものための おきらく 作文教室 No.120 2009.6.30 ☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆ こんにちは、 「自分科塾ばなな」 の講師 「ばなな」ともうします。 本日もどうぞよろしくお願いいたします。 先日、家族でホタルを観ました。 飼育している場所での経験はありましたが、 自然の状態で、 しかも一度に数十匹のホタルを観たのは 生まれて初めてのことでした。 子どもの手の中で、 緑色の幻想的な明かりが明滅したとき、 「わたしにも、この子達にも 自然、という状態の規準が一つできた」 と嬉しくなりました。 現在、環境を守っている多くの方には、 規準となる自然があります。 「目の前のこの自然を」 「子どもの頃に見たこの自然を」 そういった規準が 自分の中にもできたことが、 何よりも嬉しかったのです。 ■□■ 目次 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■ □ □ ■ ■ □ ♪ ばなな流 作文の書きかた(2) ♪ □ ■ ■ □ □ ■ ♪ 編集後記 ♪ ■ □ □ ■ ■ ■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■□■□■□■□■ =================================== ♪ ばなな流 作文の書きかた(2) ♪ =================================== 「りんご作文」という、 そのものの言葉を使わないで 意味を説明する作文を親子で行うと、 書かれた内容が似ていることに気づきます。 例えば、 「地球」という言葉を 地球という言葉を使わないで説明します。 青くって、 丸くって、 人間が住んでいて……。 たくさん書いていくと、 だんだん個人的なものになっていきます。 そのへんでの着眼点が 親子そっくりになるのです。 わたしたちが『言葉』を 親から受け継いでいることが とってもよくわかります。 同時にわたしたちは、両親から その言葉に付随した、 思想や概念も譲り受けているのです。 子どもたちは、 自分の体は親からもらったものだと なんとなくわかっても、 まさか言葉までは「譲り受けたもの」 だとは思いません。 そのことを折にふれ 伝えられたら、と思っています。 言葉は、先祖代々受け継がれたもの。 そしてその言葉を使って、 会話という親子のコミュニケーションがあり、 たくさんの言葉と概念が 譲り渡されます。 やがて書くことで これらを確認しつつ、 自分とのコミュニケーションを深める。 他者への状況説明や、 意味理解というのは、 まず親子のやりとりをふまえてから、 だと感じます。 ですから、 子どもが楽しんで書いた文の背後には、 親子の愛が見え隠れしていると わたしには思えるのです。 ですから、書いたものを無条件に認め、 励ますことが、 作文を書かせる上での一歩だと わたしは考えます。 ================================== ♪ 編集後記 ♪ =================================== わたしは、 英語教育の早期化には 反対です。 言葉が 親から受け継がれているものだと 知れば知るほど、 英語を話すことの弊害の方が 強く感じられるからです。 現在の親子関係が いくら希薄だと言われても、 お母さんのお腹の中で、 赤ちゃんはその言葉を聞いています。 言語の学びはここから 始まることを わたしたちは忘れてはいけないような気がします。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★



