2009/05/23
第114回 シェルドレイクの仮説(2)
☆―――――――――――――――――――――――――――――――――☆ ばなな先生の おとなとこどものための おきらく 作文教室 No.114 2009.5.23 ☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆ こんにちは、 「自分科塾ばなな」 の講師 「ばなな」ともうします。 本日もどうぞよろしくお願いいたします。 教員をしていたとき、 放課後毎日、 全校生徒の上履きをそろえて帰りました。 全校生徒三百人足らずの 小さな学校でしたから、 全員の靴をそろえるのに、 たいした時間はかかりませんでした。 毎日毎日やっていると、 子どもたちの靴がそろっていきます。 形の場が、できるようです。 わたしは、語気を荒めて 「靴をそろえろ」 などと言うことなく、 ただ、毎日、靴をそろえ続けました。 ときおり、その場面を 放課後遊びに来た子どもたちに見られます。 何度かやっているうちに子どもによっては、 「ありがとうごさいます」 と御礼を言ってくれるようになりました。 わたしは、 「こちらこそ御礼を言ってくれてありがとう」 と児童に話をしました。 ただそれだけのことでした。 形の場を作る。 もしかすると、 教育にはこれが一番いい方法なのかもしれません。 ■□■ 目次 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■ □ □ ■ ■ □ ♪ シェルドレイクの仮説(2) ♪ □ ■ ■ □ □ ■ ♪ 編集後記 ♪ ■ □ □ ■ ■ ■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■□■□■□■□■ =================================== ♪ シェルドレイクの仮説(2) ♪ =================================== 前回に引き続き シェルドレイクの仮説 の話です。 先日、シェルドレイク博士の インタビュー番組をみました。 番組の終盤、博士は、 この理論は教育の場に応用すべきだ と話していました。 研鑽を積み重ねた先生方の 指導法や 新しい学習スタイルなど、 形の場をつくることで スムーズに広まっていくでしょう。 大切なことはやり続けることであり 情報をオープンにすることなのだろうな、 と痛感しました。 さて、博士の話によると、 『自然というのは、一つの生き物で、 わたしたち同様、 習慣を記憶して繰り返しているだけに過ぎない』 というのです。 例えば、日本における四季も 過去にあった習慣や形態を記憶していて、 それを繰り返しているだけなのだ、 というのです。 したがって、 今後、その習慣は 進化していく可能性があるかもしれない、 というのです。 もしその説が正しいとするのならば、 以下のような逆進化も考えられます。 学校で誰かをいじめてしまう、 排除したり攻撃したりする。 これもまた、ある習慣が進化した 形の一つです。 学校が「荒れる」のも どこかにあった「習慣」が進化した ものなのです。 暴力や排除、 荒れを習慣としていた「場」が 地域や周囲の大人の中に 存在していたかもしれないのです。 イジメや荒れに対しては、 子どもを管理する以上に、 大人の身の回りを振り返ることが 大切なようです。 ================================== ♪ 編集後記 ♪ =================================== また教育の場には、 いつも笑みをたやさない(人)子、 争いや競争を好まず、優しい(人)子 自分を大切にする(人)子、 が必ずと言っていいほどいます。 その人たちが、 「癒しの場」をつくることによって、 荒れや暴力的な空気を 解消することがあります。 普段から、 おっとりしている(人)子、 競争とは無縁の(人)子、 和を重んじる(人)子。 そういった存在を もっと賞賛すべきなのかもしれません。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★



