2009/04/03
第104回 マネOK
☆―――――――――――――――――――――――――――――――――☆ ばなな先生の おとなとこどものための おきらく 作文教室 No.104 2009.4.3 ☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆ こんにちは、 「自分科塾ばなな」 の講師 「ばなな」ともうします。 本日もどうぞよろしくお願いいたします。 新しい年度が始まりました。 わたしの住んでいる県では、 学校の先生の人事が新聞で発表されます。 あまり気にかけないのですが、 なんとなく胸騒ぎがして開いてみたところ、 わたしが尊敬していた先生が退職されました。 決して、リーダーシップがあるとか、 実践を進んでするとか、 という先生ではありませんでした。 しかし、その生き方が、 葛藤に満ちた不器用な生き方が、 先生として素晴らしいなと思っていました。 先生として生きていくと、 様々な矛盾を抱えます。 子どもに正直であろうとすると、 誠実であろうとすると、 自分自身の内面を深く見つめます 汚らしい、いやらしい自分が イヤになります。 そこから目をそらさずに向き合っている人が わたしは「先生」だと思うのです。 その方は、そんな人でした。 お疲れ様でした。 残りの人生を誠実に、 ご自身の使命にそって生きてください。 ■□■ 目次 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■ □ □ ■ ■ □ ♪ マネOK ♪ □ ■ ■ □ □ ■ ♪ 編集後記 ♪ ■ □ □ ■ ■ ■□■□■□■□■□■□■□■□■■□■□■□■□■□■□■□■□■ =================================== ♪ マネOK ♪ =================================== ばなな塾では、 表現する際、 次の三つのお題目を唱えています。 自分の作品は世界一。 仲間の作品も世界一。 そして、マネOKです。 上の二つはなんとなく分かると思いますが、 最後の一つはわかりにくいようです。 そこで、前回紹介した 「○△□の物語」をつかって マネOKの意味を知ってもらう活動をしています。 まず全員でそれぞれ一枚、 ○△□の物語をかきます。 その後、子どもたちに 空欄の4コママンガをわたし、 先ほどかいたみんなの作品を (もちろん自分の作品でもかまいません) 四つのコマにうめてもらうよう伝えます。 そしてその絵にあう物語を つくっていきます。 はたして物語ができるのか、 というこちらの想いとはうらはらに、 子どもたちは楽しく物語をつくります。 最初は戸惑う子どもたちも、 空欄の4コマにうつしきってしまうと、 その絵はもう、自分の世界のようです。 できあがった作品は、 どれも個性的です。 自分の中にあるファンタジーです。 かき終えた子どもたちにインタビューすると、 仲間の絵をモチーフにしたことを忘れています。 それが最初から 自分の中にあったように感じるのです。 それは子どもたちの錯覚ではありません。 アイデアが進化したのです。 アイデアを真似することは、 そこだけを輪切りにしてみると たしかにいけないことです。 しかし、一つのアイデアが 一つのところに留まらず、 生き物のように成長することを知っていると、 わたしたちのもっている知恵は、 相互レンタルや相互キャッチボールによって どんどん進化していくのです。 =================================== ♪ 編集後記 ♪ =================================== 子どもたちは、 物語をつくるのが本当に好きです。 大人が、こうしなさい、ああしなさい、 と言わないと、放っておいてもかきます。 かくいうわたしも、 小さい頃、いくつかかきました。 面白いことに、そこでかいた話は、 大人になって困難に直面している自分を 助けてくれます。 前に進めず苦しんでいる自分を 勇気づけてくれます。 小さい頃の物語は、すごいののです。 人間って、子どもって本当に素晴らしいです。 それがたった一枚、 ○△□のかかれた紙から産まれるから不思議です。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★☆☆ ☆☆★★



