2008/12/30
コンサルタント革命!経営者はこんな提案を待っている
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コンサルタント革命!経営者はこんな提案を待っている Vol:1
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この度見出しを会計事務所からコンサルタント革命に変更致
しました。多くの経営者の方々へお役に立つようなマガジ
ンにして参ります。
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第93回 【リストラ着手の時】
1ヶ月ほどこのメルマガをお休みしている間に、企業の景況感は一気に落ち込み、
「派遣社員の解除」に始まり、「契約社員の途中解約」「新卒内定者の取り消し」
など、雇用環境を揺さぶる対策に舵を切った企業が多くなってきました。
こういう急激な景気悪化の場合、多少の批判を浴びてでも一気呵成にリストラ策
に着手しなければ、「企業の頓死(とんし)」を招きます。
A工場は、大手メーカーの孫請の外注先でした。しかし、メーカー側の急激な
業績落ち込みで、今まで外注を使ってでも製作していた業務を本社工場近くに集
約すると言う通達があったそうです。
そしてその後直ぐ、受注額が昨年の90%もダウンしました。その為A工場は、
再就職支援も、割増退職金も関係なく、抱えていた15名の社員の内、14名に
整理解雇を言い渡しました。この孫請の外注先は、業務を拡張する為の生産設備
を入れてまだ2年も経っていないという事で、まだ新しい設備と動かない工場、
そして設備投資への債務と銀行借り入れだけがのこり、経営者も自己破産を考え
ざる得ない状況だと言うのです。
恐らく以前なら、もっと元請からの指導もあり、事前の準備に何らかの手が打て
たのではないでしょうか。しかし、今回の不況はそんな時間的な猶予もないまま、
即断即決による外注から内製化が進んでいきます。
私たちも、今から10数年前にリストラの嵐が吹きすさんだ時期にクライアント
へのコンサルティングを経験し、批判を浴びんながらも収益改善で何とか乗り越
えてきました。政府からの不況対策のサポートはあるかも知れませんが、今回の
不況は前回と趣が異なるのです。
例えば、特に中小零細企業に多いのですが、中小企業資金対策として、保証協会
経由の低利融資が実現し、一時しのぎにはなっても、それを返済する為の仕事が
見えないという声を良く聞きます。
こういう時に一番苦しいのが「固定費の高い企業」です。規模が小さく、柔軟な
経費構造の中小零細企業なら、何とか蓄えを少しずつ崩しながら食いしのぐことも
可能ですが、固定費が高いと、売上の減少幅が二桁はおろか、30〜50%もダウンす
ると、赤字額は予想もつかないほど膨れ上がり、途端に資金不足が顕在化します。
資金不足だけでなく、赤字決算は貸し渋り、貸し剥がしの対象になるので、生殺与
奪の権利を金融機関に握られることになります。
ですから、このメルマガの9月号の「緊急経営対策の打ち方」でも述べたように、
じっくり議論したなら、一気に6ヶ月以内のリストラを実行しなければならないの
です。
リストラの批判をかわす為の小手先のテクニックはいくらでもありますが、今回
のリストラは、誠心誠意の王道を行くのがベターなのではないでしょうか。
派遣社員を解除し、契約社員を解約すると言うやり方は、倫理上いろいろ言われ
ても、契約上は出来る事です。正社員に手をつける前にやるべき事です。
ただ悩ましいのが、派遣社員や契約社員の中には、正社員よりも優秀な人材がい
る事です。本音は出来の悪い正社員に辞めてもらい、有能は契約社員や派遣社員
に残ってもらいたいと考える企業は少なくはありません。だからと言って、バタ
バタっと、有能な契約社員を正社員に登用して、残った契約社員を解約するとい
った愚策をとっても白々しく、同義的な説明が出来ません。そうなると、契約社
員はある条件の下、一律解約と言う事になってしまいます。
考えてみれば、リストラをするのに、企業の都合が良いようなテクニックは存在
しません。私たちは今から8年前に「減収創益経営」と言う本を出版し、当時の
リストラの進め方や再生の仕方について提案しました。
基本的なリストラのやり方は変わっていませんが、職を失った社員の雇用を受け
入れてくれる先が、以前よりも更にないように思います。そのことが経営者の判
断を鈍らせる要因にもなっています。
今回のリストラ策のポイントは、単なる固定費削減やコストカットが中心であっ
てはなりません。恐らく不況自体は回復まで3年位は要すると言う見方が一般的
ですが、コストカットだけで3年耐えうる中小企業はそう多くはないでしょう。
ならば、このリストラは、読んで字の如く「事業の抜本見直し」に着手すべきです。
即ち事業構造の見直しです。
後の少子化と経済規模の縮減を考えての、「見直し」とは、今の延長線上のビジ
ョンでは合理性が成り立たない企業がたくさんあります。分社してでも、業態変
換位の発想が必要でしょう。
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RE-経営ネットワークグループ〜時代を診る。継営を創造する〜
代表 嶋田利広
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