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2009/10/02

発達障害と子育てのQ&A「自閉症と重度の知的障害を持つ子どもの進路 前」

このメルマガでは、発達につまずきをもつ子どもの子育て、保育・教育に関する悩
みごとに、現場で子どもの指導・相談にあたっている専門職がお答えしていきます。
また子育てや指導・相談に役立つ公開研修会、月刊誌等の情報も、合わせてお届け
します。


こんにちは。
昨日の晴れ間もどこへやら。東京は今日も雨です。

今回の相談テーマは「自閉症と重度の知的障害を持つ子どもの進路」です。
前半部分を掲載します。 

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Q:「自閉症と重度の知的障害を持つ子どもの進路 前」 

長男の高校卒業後の進路について、ご相談させてください。 
養護学校の高等部一年生である長男は、自閉症と重度の知的障害を持っています。
会話は単語のやり取りで、平仮名は読むことができます。
先日、学校の先生との話の中で、卒業後は更生施設への通所を勧められました。
保育園に通っていた頃から、着替え、トイレ、食事など、ひとりでできるように家庭でも一生懸命、
取り組んできました。
今では、ちょっとした手伝いもしてくれるようになっています。
親としては、企業就労までは無理でも、作業所で働くことを目指したいのです。
重度の子どもは、働くことは無理なのでしょうか。
また更生施設に入った後、作業所等へ移ることはできるのでしょうか。
どうすれば働くことができるのか、アドバイスをお願いいたします。  

*******************************************  
A:
 お手紙ありがとうございます。
ご相談ですが、最初にお断りしておきたいことがあります。
更生施設といっても、地方自治体によってそのサービス内容は異なっています。
しかし、ここで自立支援法内サービスを引き合いにすると、
生活介護や自立訓練など回答が煩雑になってしまうので、今回は現行の通所更正施設(福祉園)を想定して回答します。  
 
本人の実力を知る 

小さい頃からいろいろ一生懸命取り組まれてきたのに学校からはその点をあまり評価されず、
どちらかというとご希望に反した結果を提示され、がっかりなされているようですね。
また親としてこれからどうしてあげたらよいかという焦りのお気持ちもご推察いたします。
さて、進路決定時期も自治体により異なるのですが、今回の先生とのお話は決定済みのことなのでしょうか。
単なる方向付けでしたら、まだ二年ありますので、その間の成長を信じて進路先変更も可能だと思います。  
ただし先生からの提案は、冷静かつ客観的な判断の結果だと思われます。
そこで先生に判断理由(どのような力が不足のための結果なのか)や、働く際必要な力とは何か等詳しく聞いてみてはいかがでしょうか。
親御さんの思いと本人の実力、また先生の判断との間に差があるようです。
ちなみに働く際に必要と思われる力は、職場によって要求される程度は異なりますが、以下のようなものでしょう。  
 
/日常のコミュニケーションが取れるか(気配りができるか)
/業務をきちんと理解しているか
/「働く」という意識(やる気)はあるか
/手先の器用さ、勤務時間中持続できる集中力・体力があるか
/自分の気持ちをコントロールする力が身についているか
/その仕事に興味があるか(もちろん好きだから長続きするとは限りませんが)
/身の回りのことは自立しているか等   

必ずしも到達していないといけないというものではありませんが、先生からの指摘も含め、
このようなことをポイントに今後の課題設定をされたらよろしいかと思います。

*次号に続きます。

回答者:木下 剛(社会福祉士) 青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒。

*2007年度発達教育8月号に掲載されたものです。

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●公開研修会のお知らせ

 <秋のセミナーのご案内です>

発達協会では、10月に秋のセミナーを開催いたします。
10のテーマで、発達や指導、教育に関する情報や知識、新たな考え方をお伝えします。

秋のセミナー:2009年10月4日、17日、18日、24日、25日

会場:東京ファッションタウン(TFT)ビル東館9階研修室(東京都江東区)
定員:各講座約80~250名
主催:(社)発達協会
詳細はこちらのサイトから。→http://hattatsu.or.jp


●月刊発達教育のお知らせ

10月号の特集は、
「発達障害のある子どもと『時間』」です。
発達障害のある子どもは、必要以上に時間にしばられたり、逆に、周囲からみると時間にルーズであったり…。
現在、過去、未来が直線状にないような言動、振る舞いを見せることもあります。個人差も大きい「時間感覚」。
どのように発達し、発達障害のある子どもの場合は、どのような特性を持っているのかを、
「時間への意識」の育て方とともに考えます。

B5判40ページで年間購読料4,200円(税・送料込み)。
お申し込みはこちらのサイトから→http://hattatsu.or.jp

●10月に行われる秋のセミナーのお申し込みもまだ受け付けています。
一日単位でご参加できますので、夏に引き続き、皆様のご参加をお待ちしております。
10月4日(日)の講座のお申し込みもまだ受け付けておりますので、
(社)発達協会まで直接お問い合わせください。





インフルエンザが流行っており、秋に運動会を行う園や学校は対応におわれているところもあるようです。
10月中旬には、息子の保育園の運動会も予定されています。
昨日は雨の合間の「総練習」で、「ヨーイドン、した」「センセイの(に?)ゴール!」
と言っていました。
「おどりは何やるの?おどって~!」と言うと、
「ポニョ」と言いながら、「チョチョンがチョン」の盆踊り?
「ポニョじゃないでしょ~?!」と私。
ポニョの流行は去年。でも今年は大流行したものがないから、今年の踊りも「ポニョ」???

本番が楽しみです。


それでは、また。
担当はSuzuでした。


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    配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000236013.html 

発行:(社)発達協会 http://hattatsu.or.jp
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