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「感じたこと・思ったこと・考えたこと」を400字に凝縮して表現。どこまで伝えられるだろうか。発行者兼執筆者・尾川一樹。

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2008/08/29

日刊400字エッセイ 浪曲が好き

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 日刊 400字エッセイ  2008・07・29


  発行兼執筆者 尾川一樹(メルマガ版 第305号)  

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〇浪曲が好き〇

もう亡くなって50年近くなる祖父は、
浪曲が好きで、ラジオでよく聞いていた。

聞くうちに、寝てしまい、鼾まで聞こえるので、
誰かがスイッチを切ると、「聞いているぞ」といって
また付けさせたものだ。

私には、このことがかなり強く印象にあって、
大人になって人前で話をするとき、
聞く人のなかに眠る人がいても、
失礼な奴、とはあまり腹がたたない。

何処かで聞いてもらってる、
という思いがあるからだ。

ここで書きたい本題はこのことではない。

私は、古典邦楽が割合好きなほうである。
ジャンルによってそれほど好きでないものもあるが、
義太夫、新内、そして古典といってよいか
どうかはともかく、浪曲がとりわけ好きだ。

どうしてだろうと考えたら、
子ども時代、爺さんが聞く浪曲を、
かたわらで意味も分らず聞いていたことしか、
思い当たらないのである。

音楽教育ほど簡単で確実なものはない、
という結論になる。
大人が、好きなものを聞かせておけば
よいからである。

子どもは、正直にそれに反応する。


*お断りーーーーーーーーーーーーーーーーーー

発行兼執筆者旅行のため、1日〜5日休ませて
いただきます。今後とも、よろしくお願いします。

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