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2009/06/04

■恋愛依存 その3【絵画によるメールカウンセリング】

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 心理カウンセラー 高間しのぶ の【絵画によるメールカウンセリング】
 
                                             No.104 [2009年6月4日]
                                                          毎週発行
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http://www.solea.main.jp/
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最近、太陽が昇るのが早いですね。
それもそのはず、あと2週間ちょっとで夏至です。
この季節に誕生した人は、まさに太陽の子、太陽からの授かり者ですね。


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 ■恋愛依存 その3
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前回は、経験を内面化する、自分に取り込む話をしました。
今回は、この内面化の作業をするときのカウンセラーの在り方について考えて
みます。

今一度確認しておきたいことは、
面影を内面化する(取り込む)とは、
その内面に取り込んだ面影を活用しながら自分を再構築する作業です。
再構築するとは、違う自分になることではなく、
見た目や考え、感じ方は同じだが、自分の世界を信頼しているところが決定的
に違います。
BEFORE/AFTERでいうと、自分の世界を信用していないのがBEFORE、自分の世界
をゆるぎなく信頼しているのがAFTERです。

このAFTERをめざして治療は展開していきます。

ここで仏教の習いにしたがうと、恋愛依存やその他の依存症における執着とは
生きている人間なら誰しも必ず持つ「業(ごう)」です。そして執着とは「愛」
です。業によって生じてくる愛を自分で「受け取」っていくことを苦悩といい
ます。執着(愛)→苦悩(受け取ること)、これが人間の本性だと言います。
(執着の前には、無明(無知)があります。)

このアイデアは依存症への治療を展開させるヒントに満ちています。内面化の
話をこれまでしてきましたが、内面化とは苦悩に満ちた道を歩くことなのです。
簡単には行きません。カウンセリングが進むにつれて、自分の中へ執着(愛)
が内面化されるにしたがって、苦悩が増えてきます。絶望感が積もってきます。
カウンセラーはその絶望感の源泉は、執着つまり愛であることをわかっている
べきです。

そしてそれが愛であるならば、迷うことなく、その絶望感をしっかりと支えて
カウンセリングを進めていくことです。

これが内面化作業でのカウンセラーの最大の役割と言えるでしょうか。

クライエントさんが業=執着=愛と向き合おうとされたとき、カウンセラーは
、しっかりと覚悟します。何を覚悟するのか、なぜ覚悟が必要なのか、これに
ついては依存症のカウンセリングを経験されている方はわかりますね。あえて
言いません。目の前に座っている相手が人間の深みへ入っていくときには、カ
ウンセラーはいつも覚悟をするわけです。


さて、恋愛依存の背景には、さまざまなものが含まれています。なんらかのパ
ーソナリティ障害の一つの表現としてそれが現われている場合もあります。

その一つは、未熟、つまり幼児のような心です。恋愛依存からの脱却は、永遠
の愛を分かち合える人と巡り合って一緒になることではありません。そういう
ロマンティックな出会いをして一緒になる人も世間には居るかもしれませんが、
永遠の愛を分かち合える人と出会うことが重要なのではありません。

永遠の愛という幻想は、おとぎ話として自分の心の中にひっそりとしまってお
けばいいじゃないでしょうか。それを現実で求めようとするから辛くなるので
す。

「豊かな愛を一瞬でも経験したことがある、そしてそれを自分のものとした」
これが生きていく上では大切なことです。恋愛依存からの脱却は、素敵な人と
出会うことでなく、一人でも生きていける感触を持つことです。それは依存症
全般に言えることなのです。


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依存症については後日、もっと一般化した話としてお伝えする予定です。
来週からは、いよいよトラウマワークに入っていく予定です。


絵画を使った相談もお待ちしております。




高間しのぶ(心理カウンセラー)



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メールカウンセリングの方法などについては、
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ご質問、ご感想は、お気軽にお寄せください。

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