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【山と旅のはがき画】。雲わく碧い空、雄大な景色が広がる稜線。その足元に咲く高山植物。いまでは人の気配もない深山の峠。このメールマガジンは山・花・峠を愛する人たちが寄稿した写真・俳句・書・墨絵・イラストなどの山と旅の絵はがきをお送りしています。画像にリンク。

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2009/12/16

山と旅のはがき画 「千葉県茂原市・笠森観音」ほか

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山と旅のはがき画「山岳はがき画」09年12月16日発行
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山と旅のはがき画 (発行:作品集まり次第)
発行 山岳はがき画の会(とよた 時)

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みなさん、こんにちは。このメールマガジンは山と旅・花と峠・自
然を愛する人たちが自作の山と旅の絵はがき(写真・俳句・短歌・
書・墨絵・イラストなど)を発信しています。どなたも投稿できま
す。後方部からどうぞ。

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▼この号の目次
墨絵紀行012号 細矢初江
山の文学散歩はがき227号 須山八重子
山旅漫歩゚はがき画 とよた 時

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▼墨絵紀行012号「千葉県茂原市・笠森観音」 細矢初江

坂東三十三観音 四方懸(しほうかけ)造り
JR外房線茂原駅から牛久行きバス

※画像は下記からどうぞ。
http://toki.cool.ne.jp/mt-hagakiga/

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▼山の文学散歩248号「湯河原温泉」 須山八重子

 古い温泉場である。「万葉集」(巻14)の3368歌が湯河原を詠ん
だものと特定されている。

 昔、東国のこの地方で歌われていた東歌といわれるもので、好き
な娘を残して発つのだがまるで湧き出し岩間を流れ出す湯のように
ゆらゆらとしてはっきりしない・・・ほんとに大丈夫だろうか。

 少し登った万葉公園付近から海を見下ろすと新幹線が矢のように
横切った。みかんが山々を黄にそめる秋も近い。
探訪:湯河原「万葉公園」
参考:「万葉集」(巻14)

※画像は下記からどうぞ。
http://toki.cool.ne.jp/mt-hagakiga/

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▼山の文学散歩250号 茨城・鹿島神宮の要石 須山八重子

 七不思議のひとつ「要石」(かなめいし)は境内の奥のあって、
見たところなんのへんてつもない普通の石である。

 鹿島の神ご降臨の際お休みになる石、座禅を組まれる石、謡曲「要
石」の中では太平の代のシンボルになっている。

 最も普遍的な説は地下に住む大なまずが暴れないように鹿島大神
が貫き止めた釘なのだという。

 地震頻発のお国柄のせいか、鹿島に習った要石は日本各地に存在
する。

探訪:鹿島神宮
参考:「日本伝奇伝説大事典」(角川書店)

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▼山の文学散歩253号「茨城県鹿島神宮の神鹿」 須山八重子

 神護景雲元年(767)、藤原氏は春日大社を創建するに当り、
鹿島神宮の分霊を白い神鹿にのせ、お使いの鹿を沢山ひきつれて一
年かけて奈良に向かった。

 ここで鹿が大切にされるのは、神代の昔、鹿の神である天迦久神
(あめのかくのかみ)が天照大御神の命令を武甕槌神(たけみかつ
ちのかみ・・・鹿島神宮の神)に伝えたとされることから、鹿島・
・・以前は「香」島と書いていた・・・神宮では鹿が神の使いとし
て大切にされている。

 ところで長の道中、倒れる鹿も多かったようで、江戸川区の鹿骨
(ししぼね)の町名はその跡だそうだ。しかし常陸を出たばかりの
葛飾あたりでバテていては先が思いやられる。

・探訪:鹿島神宮
・参考:「歴史読本」9月号(新人物往来社)

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▼山旅漫歩゚「中ア・越百山のガンコウラン」とよた 時

中央アルプスの越百山(こすもやま・2613m)は越百岳ともいう
そうです。越百と書いて「こすも」。変わった山名ですが、百は大
きい数の意味で「たくさん」。つまり、中アの南端にあって、たく
さんの山を越えたところにある山の意味だとの説もあります。

ここは北方にそびえる木曽駒ヶ岳(2956m)からつづくアルペン
的縦走路の終着点になっています。こんもりした、まんじゅうのよ
うな形、標高は2000mを越しているのに山頂は土が露出していま
す。

これより南はやぶ山になるため、多くの登山者は、越百山で縦走を
やめて伊那谷や木曽谷に下山しています。山頂の南側の標高2450
m~2500m付近はハイマツ群落の南限になっているそうです。

秋の彼岸に入ったある日、北端の将棊頭山(しょうぎがしらやま)
から南端の摺古木山(すりこぎやま)まで縦走したことがありまし
た。空木岳(うつぎだけ)、南駒ヶ岳を過ぎ、そろそろくたびれが
出てきます。

仙涯嶺(せんがいれい)前後の岩場、鎖場や岩場がやっと終わり、
広い尾根を下ってまた登り返すと越百山につきました。いままでか
ぶっていたガスがサーッとあがりました。

足下にガンコウランの実が熟しています。手でしごいて口いっぱい
にほおばりながらバンザイをしました。ところでガンコウランは漢
字で「岩高蘭」と書き、ランの一種かと思います。

しかしランではなく常緑の低木。高さ10~20センチで、針金のよ
な細い茎に細かい葉をビッシリとつけ、群落をつくるさまは寝ころ
びたくなるようです。

6月ころ、暗紫色の小さな花を葉のつけねに咲かせます。雄花は雄
しべが3本、雌花には雌しべが1本あります。果実は9月ごろ熟し、
独特の香りと味があって生食のほか果実酒、ジャム、ケーキなどに
利用するそうです。ガンコウラン科ガンコウラン属の常緑小低木

▼イラスト・位置の詳細・三角点・緯度経度・引用文献などは下記
をご覧下さい。
http://toki.cool.ne.jp/merumaga/maga-illust/16nohi/16nohi.html

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▼メルマガ「山と旅のはがき画」(山岳はがき画の会)おわり
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