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2008/10/06

現代訳 原始仏典と大乗仏典 第一五八号

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 現代訳 原始仏典と大乗仏典 第一五八号 発行者 濱正晃
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  鋸喩経 第三章

「たとえ、汝の目の前に、悪い輩が現れて、
汝が、愛する者の指を、鋸で落したとしても、
彼らに、怒りが生じれば、汝は修行者ではない。」

「たとえ、汝の目の前に、悪い輩が現れて、
汝が、愛する者の手を、鋸で落したとしても、
彼らに、怒りが生じれば、汝は修行者ではない。」

「たとえ、汝の目の前に、悪い輩が現れて、
汝が、愛する者の腕を、鋸で落したとしても、
彼らに、怒りが生じれば、汝は修行者ではない。」

「たとえ、汝の目の前に、悪い輩が現れて、
汝が、愛する者の脚を、鋸で落したとしても、
彼らに、怒りが生じれば、汝は修行者ではない。」

「たとえ、汝の目の前に、悪い輩が現れて、
汝が、愛する者の首を、鋸で落したとしても、
彼らに、怒りが生じれば、汝は修行者ではない。」

「他に叩かれてからが、本当の試練である。
厳しく諭とされてからが、本当の修行である。
比丘達よ、厳しく諭す、私の本心を知りなさい。」

「パッグナよ、出家した者が、気を付ける、
他に対して、気を配るべき、五つの法がある。
それでは、この五つの法とは、如何なるものか。

第一の法は、不適に接しず、適切に接すること。
第二の法は、虚偽に接しず、真実に接すること。
第三の法は、乱暴に接しず、柔和に接すること。
第四の法は、利己で接しず、利他で接すること。
第五の法は、憎悪で接しず、慈愛で接すること。」

「このように、他に対して、接する者には、
同じように、彼に対して、接することになる。
彼は、私を通して学び、他に接して確めていく。」

「このように、他に対して、接しない者は、
同じように、私に対して、接することになる。
彼は、私を通して省み、他に接して顧みていく。」

これを聞いた、諸々の比丘は、歓喜し実践した。

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 哲学之道 http://www.nurs.or.jp/~academy/
 仏典全集 http://www.nurs.or.jp/~academy/butten/butten.htm

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