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「走る」ことに無縁だった普通の人が酔った勢いで宣言してしまったマラソン。しかも、どうせなら世界を走りたいっ!とド素人のクセに宣言。そんな私的な奮戦記を綴ったblogから発信される様々な情報を“適度な”感じでお届けします。

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2008/09/30

素人が世界を走る!Vol.54


今回は少し退屈なメルマガかもしれません。w

今日で9月も終わり今年も残すところ3ヶ月となりました。
10月は来たるHighシーズンに向けて蓄える
通称:オクトーバーランと呼ばれる季節です。

この過ごしやすい季節を利用してしっかり走り込み
冬に向けて身体作りを行うという月です。


さて、今回は二つの自己ベストについての考察です。
と言っても、その二つはレベルがまるで違うものなんですが
一つは僕の記録。もう一つはゲブレシラシエの記録。


9/28 場所は越後湯沢。
5月以来のハーフマラソンに参加してきました。
前半に急な上り坂があり、後半残り5kmあまりも上りが続く
ややタフなコースながら、自己ベストを更新しました。


特に自己ベストを狙っていたわけではないのですが
調子が良く、15km付近で可能性があったのでチャレンジした結果でした。

タイムは1時間46分54秒。

もっと速い人は沢山いますので
さほど褒められたタイムではありませんが
自己ベストは自己ベストです。ww



一方、同じ日、場所はベルリン。
北京五輪を辞退した皇帝ゲブレシラシエが世界新記録を打ち立てました。

タイムは2時間3分59秒。
人類初の2時間3分台へ突入しました。


ゲブレシラシエはフルマラソンです。
僕はハーフ。

レベルも距離も全く違うので何の比較も出来ないんですが
気になったというか、注目したのでが末尾の秒でした。

1時間46分54秒と2時間3分59秒。


僕は47分台の6秒前にゴールし
彼は4分台の1秒前にゴールした点です。

仮に二人とも10秒遅くても自己記録(ゲブレシラシエは世界新)。
記録としては立派なものです(一応、僕も立派の範疇…)。


が、もし二人とも10秒遅く
1時間47分04秒と2時間4分09秒だったら
いい表わせない後悔が生まれていたと思うのです。

あと10秒速ければもう1step上に行けたのに…と。


長い距離を走った場合、10秒程度ならいつでも短縮できたはず。
なんで、この10秒を頑張れなかったのだろう…
というささやかにして、本人にとっては大きな悔いを残していたと思うのです。

自己記録更新のレースなのに、まるで失敗レースだったかのように…


あそこで手を抜かなかったからだ。
最後まで力を抜かなくて良かった。

そんな思いがよぎり、幾ばくかの満足感と達成感を味わえたと思うのです。
自己記録更新の喜びとは少し違った充実感です。


この数秒。
取り戻せたはずなのに取り戻せずに終わる結果と
後悔先に立たずと、気を抜かなかった結果との間には
本人にとってとても大きな意味があるように感じてしまうものです。
(と、僕は思うのだけれどゲブレシラシエも同じだろうか?)

彼は最初から世界記録を狙って走り
僕は途中で行けそうだったので切り替えて走った違いはありますが。。。


やや教訓めいた気分になりましたが
マラソンは自分だけの孤独な作業なので
どんな結果にせよ、自分との対話以外何物でもありません。
(っと、僕は思っている)


その時、わずか数秒の違いで
満足感と反省の境地が交錯してしまうなんてちょっと深い!?

僕の6秒と彼の1秒。
少し皇帝とリンクした気持ちになった9月のレースでした。


そう言えば、僕も彼も1973年生まれだ…。
比較したくなかったかも
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