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2009/11/09

【歴史・一日一話】2009.11.09 第915話 安史の乱。唐朝の節度使・安禄山、史思明が蜂起。

【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
 第915話 安史の乱。唐朝の節度使・安禄山、史思明が蜂起。

  天宝14年(755年)11月9日、唐朝の節度使であった安禄山、史
  思明が唐朝に反旗をひるがえしました。

  当時は、玄宗皇帝の43年も続いた治世の末期で、いまだ繁栄を謳歌し
  ていましたが、政治の乱れがめだってきていました。

  安禄山は西域のゾクド人を父、突厥人を母として生まれました。

  六つの言語に堪能であったため、最初は互市郎(貿易官)に取り立てら
  れました。

  やがて、軍職に代わり、軍功を重ねて、742年、節度使に任じられま
  した。

  節度使とは、主に辺境での防衛を担当した軍の司令官ですが、やがては
  行政権まで掌握しました。

  長安の中央政府の統制が行き届いていれば、問題はありませんが、統制
  が緩むと、半独立の状態となり、政府の命令を聞かなくなります。

  安禄山は玄宗の寵愛を得て、当時十州の節度使の中の三州の節度使を兼
  任することになりました。


  これに危機感を覚えた人物が、玄宗が熱愛した楊貴妃の兄、楊国忠でし
  た。

  楊国忠は、安禄山と組んで宰相、李林甫を追い落として、宰相になった
  人物です。

  今度は、楊国忠と安禄山の主導権争いになりました。

  その場合、常に玄宗のそばにいる楊国忠と、常に辺境の任地にいる安禄
  山とでは、どちらが有利でしょうか。

  当然ながら楊国忠が有利です。

  それを恐れた安禄山は兵をあげたのです。


  わずか1ヶ月後、反乱軍は首都長安の東にある副都の洛陽を占領しまし
  た。

  唐朝の正規軍は、長年の平和で堕落しており、反乱軍に対処できません
  でした。

  洛陽で、安禄山は聖武皇帝に即位し、国号を燕としました。

  さらに長安を陥落させましたが、この頃に安禄山は失明しました。

  その影響からか、側近に粗暴になったばかりか、実子の安慶緒を廃して、
  養子に後を継がせようとしたために、安慶緒に殺されてしまいます。


  その安慶緒を、安禄山の部下、史思明が殺して、反乱を引き継ぎました。

  そのため、この乱は『安史の乱』と呼ばれるようになりました。

  763年に鎮圧されましたが、唐朝の屋台骨は大きく傾き、これ以降の
  144年間は、唐朝には滅亡への道となりました。

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■【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
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          (第915話)(2009年11月09日号)

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・ 作者は、中澤勇二(台湾名 陳澤民)です。

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