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2009/10/25

【歴史・一日一話】2009.10.25 第900話 中国義勇軍が朝鮮戦争に参戦。

【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
 第900話 中国義勇軍が朝鮮戦争に参戦。

    1950年(昭和25年)10月25日、中国義勇軍が中国・北朝鮮国
  境の鴨緑江を越えて、朝鮮戦争に参戦しました。

  同年6月25日、北朝鮮は武力による朝鮮半島統一を目指して、38度
  線を越えて、韓国領内へ進撃を開始しました。

  北朝鮮軍は、快進撃を続け、同年8月、アメリカ軍を主力とする国連軍
  を韓国南部・釜山近郊に追い詰めました。

  当時の日本は、連合国の占領下にありました。

  9月15日、占領軍の最高司令官であったダグラス・マッカーサーは、
  ソウルの西、仁川(じんせん)に国連軍を上陸させました。

  この上陸作戦の成功により、戦いの流れは国連軍優勢に変わりました。

  これ以後、国連軍は38度線を突破い、北朝鮮の臨時首都・平壌を占領
  しました。

  さらに、一部の国連軍は鴨緑江にまで進出しました。


  朝鮮半島がアメリカ主導で統一されることを恐れた中国は、朝鮮戦争へ
  の介入を決意しました。

  ただし、正規軍ではなく、『中国人民志願軍』という義勇軍という形式
  にしたのです。

  総司令官は、彭徳懐です。

  この戦争で、中国は、物量が威力を発揮する現代戦を体験させられまし
  た。

  5年前までの、日本軍との戦いとは異なる次元の戦争でした。

  1953年(昭和28年)7月27日、休戦協定が結ばれました。

  国際法では、『休戦』であり、『終戦』ではありません。

  朝鮮戦争の停戦後、国防部長(国防相)に就任した彭徳懐は、毛澤東に
  対して「もはや、ゲリラ戦の時代ではない。軍隊の近代化が必要である」
  と進言したといわれています。

  毛澤東は、この進言を自分への挑戦と受け取ったようです。

  後の文化大革命では、彭徳懐は迫害を受け、悲惨な環境で死去したとい
  われています。


  朝鮮戦争で捕虜になった『中国人民志願軍』の多くは、台湾への亡命を
  希望しました。

  停戦から56年、彼らは故郷を遠く離れた台湾で余生をおくっています。


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          (第900話)(2009年10月25日号)

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・ 作者は、中澤勇二(台湾名 陳澤民)です。

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