2009/12/23
事例でみる優しい相続、シビアな相続/最後はみんなで…(第4話・完)
===★======☆======★======☆======★======☆======★=== ===== 事例でみる優しい相続、シビアな相続 ===== ====== 平成21年12月第4週号 ===== ===★======☆======★======☆======★======☆======★=== 発行者の飯塚重紀です。 今年もあとわずか!みなさんにとって今年1年はいかがでしたか? 来年も(来年こそは?)よい年になりますようお祈り申し上げます。 どうぞよろしくお願いします。 ** 最後に重要なお知らせがあります ** ≪目次≫ 1.今月の相続事例「最後はみんなで…」(第4話・完) 2.事例からみえてくること ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1.今月の相続事例「最後はみんなで…」(第4話・完) (前回までのあらすじ) 先祖の山林を守りながら一人暮らしをしているY島フミさんのもとに 開発コンサルタントである長男の道夫さんがやってきて 地区一帯の開発計画への協力のお願いをしました。 Y島さんは近所の仲間と結束して計画反対の行動を始めました。 そんなある日、長女の和子さんがY島さんの元に来ました。 長女の和子さんはY島さんに都会で一緒に暮らそうと話しましたが、 Y島さんはその申し出を断りました。 しかし近所の仲間から計画に協力する人が少しずつ出てきて Y島さんもついに協力する決意をしました。 Y島さんの米寿のお祝いで集まった子供たちに この山を離れて都会で暮らすことを伝えました。 -------------------------------------------------- その後道夫さんと県職員がY島さんを訪ねて 土地の譲渡契約の話し合いを進めていましたが、 契約の2日前となった日にY島さんが倒れてしまい その翌日にそのまま帰らぬ人となってしまいました。 Y島さんの告別式の日、道夫さんは来ていた他の兄弟たちに 相続人としての契約の協力を申し出ました。 長女の和子さんと次女の美和さんは 「四十九日法要と納骨を済ませた後なら」と告げました。 納骨を済ませた日の数日後の日曜日、 兄弟4人は相続人として契約に臨みました。 4人が契約書に署名・押印すると 次女の美和さんがみんなを外に連れ出しました。 4人は自分たちが生まれ育った里山を歩き出しました。 懐かしい昔話に花が咲き、思い思いに写真におさめていました。 そして小高い丘に4人が並んで立ち 改めて両親が先祖から引き継いだ里山を見渡しました。 遠く向こうの山陰に日が落ちそうになるのを見つめる中、 道夫さんだけが涙をうかべていました。 (おわり) *これはフィクションです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■2.事例からみえてくること 今回の事例のポイントは契約と相続の関係です。 契約をした後に亡くなってしまった場合の契約の効力は その相続人にも及ぶことはご理解いただけることと思います。 契約をする前に亡くなってしまった場合についての扱いは 契約までの経緯や事情などを見て判断する形になると思いますが、 今回はすでに契約締結までの環境が整っていたので 相続人全員が異論なく契約に臨んだ形でお届けしました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 重要なお知らせ 昨年9月からこれまで「物語形式」でお届けした相続の事例を通じて 相続の知識や知恵をお伝えしてきましたが、 今回でひとまず一区切りとして月4回の「物語形式」での連載を終了いたします。 これまでご愛読いただきありがとうございました。 今後は不定期での発行とはなりますが、 また新たな形式で相続をわかりやすくお伝えする予定でいますので、 ご登録の継続と引き続きのご愛読をよろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行者 : 飯塚重紀(行政書士、ファイナンシャルプランナー) 発行者サイト : http://www7a.biglobe.ne.jp/~banken/ ブログ : http://eco-souzoku.at.webry.info/ ---------------------------------------------------------------------- 事例でみる優しい相続、シビアな相続 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000234418.html ----------------------------------------------------------------------


