2009/12/18
【父親術 138】放っておいてほしい時(1)
子どもが育つ“父親術” 第138号(2009/12/18) ◇◆ 放っておいてほしい時(1) ◆◇ 子どもには、「話を聞いてもらいたい!」があるのと同じように、 「放っておいてほしい…」という時もあります。 当たり前ですよね。ですが、適切に応じてあげられていないケースが あることも、いつも逆の対応をしてしまいがちな大人がいることも、 残念ながら事実です。 とても単純な話ですが、 話しかけてくる時は、聞いてほしい時。 何も言ってこない時は、放っておいてほしい時。 ということを、もう一度思い出しておいてくださいね。 せっかくなので、それぞれの場合の“適切な応じ方”についても ご説明します。 (1)聞いてほしい時 多くの場合、子どもは ―うれしい、誇らしい、おもしろい ―怒っている、不満がある などの気持ちの時に「聞いてほしい」と感じることが多いようです。 (1-1)うれしい、誇らしい、おもしろい 安易に「すごいね!」「えらいね!」を連発しないように気をつけて ください。 こんな時には、 「へえ、そうなんだ!」といった受容の言葉や、 「ユースケは、自分でできてうれしいんだね!」といった共感の 言葉を返してあげたいところ。 そのうえで、「パパもうれしい/おもしろいなぁ!」と対等の立場で 子どもの“楽しい気持ち”に参加してあげられたらベストです。 (1-2)怒っている、不満がある この場面では、つい落とし穴にはまってしまいがちです。 子どものことを思えばこそ、 「怒って/不満を言ってばかりではいけない」 「とは言っても相手方にも事情がある」 「自分にも反省すべき点がある」 ということを教えてあげたくなるもの。 そこでつい、そのまま言ってしまうという失敗を犯します。 「だめじゃない」「だって・・・でしょ」「でもユースケだって」・・・ 言っていることは正しくても、いや、正しいからこそ、お説教にしか ならず、子どもをますます意固地にさせてしまいます。 この場面でも、適切な対応は“受容”と“共感”です。 「そうかー、ユースケは・・・がイヤだったんだね」 「それじゃあ腹も立つよね」 思い出してください、子どもは「説教してほしい」のではなく、 「正しいことを教えてほしい」のでもなく、 ただ「聞いてほしい」だけだということを。 こうして子どもの話をしっかり聞いて受け止めてあげることで、 子どもは時間をかけながら、 「怒って/不満を言ってばかりではいけない」 「とは言っても相手方にも事情がある」 「自分にも反省すべき点がある」 と自分で気付くことができるようになるのです。 長くなってしまうので、 (2)放っておいてほしい時 は次号にてお届けしますね。 ─────────────────────────── ◇◆ 感想・質問などをお寄せください ◆◇ このメルマガに「返信」すれば、くろさわに届きます。 お気軽に感想やご質問などを送ってくださいね! ◇◆ 講演などのご依頼について ◆◇ 同じくこのメルマガへの返信メールにて、ご相談・ご依頼を お受けしております。 ─────────────────────────── 発行者:パパコーチ くろさわ <プロフィール> 小学校3年生の息子と年長児の娘の父ちゃん。 息子誕生後、子どもと過ごす時間を確保すべく2002年に 育児休職(社内男性初)を取得。その後、育児時短勤務 (5時間/日、同じく社内男性初)→業務委託勤務(出社 義務なし)へと仕事の形態を変えて、現在は自宅を拠点に 自営業。 毎日15時~21時を子どもと過ごす時間として確保し、地元 小学校では放課後になると校庭に現れる“サッカーおやじ” として知られる。 <PC版メールマガジン 子どもが育つ“父親術”> http://www.mag2.com/m/0000233760.html <携帯版メールマガジン 子どもが育つ“父親術”> http://mobile.mag2.com/m/M0080893.html ──────────────────────────


