2009/07/10
【父親術 115】仲裁・調停の前に
子どもが育つ“父親術” 第115号(2009/07/10) ◇◆ 仲裁・調停の前に ◆◇ 今週のお話しは、兄弟ゲンカ、親子ゲンカを仲裁したり、おやつの 取り合いなどの揉め事を調停したりする場面について。 そんな場面で大切なことは、双方(全員)の言い分をしっかり聞くこと、 和解案はフェアな内容にすること…などいろいろあります。 ですが、今日お伝えしたいのは、そういった「仲裁・調停作業」に入る 前に必要な、大事なプロセスについてです。 先に要点を言ってしまうと、 「まずは“話し合い”ができる状態にすること」 です。 相手はケンカや揉め事の真っ最中にいることを思い出してください。 自分の言いたいことは一切聞いてもらえず完全に否定されている 状態かも知れません。 自分の求める物については全然考慮してもらえず、譲歩だけを迫られて いる状態かも知れません。 そんな状態の時に、第三者が解決策や和解案を出してみたところで、 落ち着いて吟味して受け入れるなど、ほぼ不可能だということは、 想像がつくと思います。 まずは、冷静になってもらわないといけません。 そんな時に効果的なのは、 「あなたの主張・要求を否定しないよ」 とのメッセージだけに絞って、繰り返し声を掛けてあげること。 「コウジは悪くない。」 「コウジの言っていることは間違っていない。」 「コウジの考えていることは、ちっともおかしくない。」 「コウジが××を欲しいと思うのは、自然なことだ。」 「コウジがそう言うのも当然だ。」 これくらい短く簡潔で明快に言い切った言葉を、繰り返し投げかけて あげましょう。 徐々に落ち着いて行く様子は、見ていればわかると思います。 そのうえで、 「みんなの考えを聞いて、どうすればみんなが納得できるか、 一緒に考えてあげるよ」 と話しかければ、その後はだいぶスムースに進みやすくなるはず。 まずは落ち着く →自分の言い分を話す →他人の言い分も理解する →落としどころを考える との順番で進めるよう手伝ってあげれば、ケンカの収束・揉め事の 解決はぐっと容易になりますし、解決後もズルズルと不満を 引きずりにくくなります。 全てのケンカに仲裁に入る必要は全くありませんが、同じような ケンカを毎日繰り返すのも、なんだかもったいないですよね。 また、仲裁に入ってあげることで、自分たちだけで対処できる ようになってくるという効果も、徐々に出てきます。 時々は、手助けに入ってあげるのはアリだと思いますよ。 みんなが機嫌良く一緒に過ごす時間を取り戻して、楽しい日々を 過ごせるよう、祈っております! ─────────────────────────── ◇◆ 感想・質問などをお寄せください ◆◇ このメルマガに「返信」すれば、くろさわに届きます。 お気軽に感想やご質問などを送ってくださいね! ◇◆ 講演などのご依頼について ◆◇ 同じくこのメルマガへの返信メールにて、ご相談・ご依頼を お受けしております。 ─────────────────────────── 発行者:パパコーチ くろさわ <プロフィール> 小学校3年生の息子と6歳の娘の父ちゃん。 息子誕生後、子どもと過ごす時間を確保すべく2002年に 育児休職(社内男性初)を取得。その後、育児時短勤務 (5時間/日、同じく社内男性初)→業務委託勤務(出社 義務なし)へと仕事の形態を変えて、現在は自宅を拠点に 自営業。 毎日15時~21時を子どもと過ごす時間として確保し、地元 小学校では放課後になると校庭に現れる“サッカーおやじ” として知られる。 <PC版メールマガジン 子どもが育つ“父親術”> http://www.mag2.com/m/0000233760.html <携帯版メールマガジン 子どもが育つ“父親術”> http://mini.mag2.com/m/M0080893.html ※空メールで登録できます→M0080893@r.mag2.com <ブログ 子どもが育つ“父親術”> 開設しました!PC版メルマガと連動して記事を掲載します。 http://papakuro.blog56.fc2.com/ ※まだ、過去記事をアップしている途中です… ───────────────────────────


