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2008/09/20

名歌観賞・508

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色見えで 移ろふものは 世の中の 人の心の 花ぞありける
                 小野小町(おののこまち)

(いろみえで うつろうものは よのなかの ひとのこころの
 はなぞありける)

意味・・花ならば色が変わっていくのがはっきりと目に見え
    るのだけれど、色に見えないで移り変わるものは、
    世の中の人の心という花だったのですね。

    花は美しいが衰えやすく散りやすい。そしてその色
    は目に見えて、はっきりと変化していくのであるが
    人の心の方は、変化して移っていく様子が全く目に
    見えないことを嘆いているものです。
    思う人の心が変わり冷たくなったことを悲しんで、
    美しいがあせていく心の花として詠んだ歌です。



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