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2008/06/20

名歌観賞・416

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わが袖は 名に立つ末の 松山か そらより浪の 越えぬ日はなし
                       土佐(とさ) 

(わがそでは なにたつすえの まつやまか そらよりなみの
 こえぬひはなし)

意味・・私の袖はあの有名な末の松山なのでしょうか。
    空から浪の越えない日はない状態で、あなた
    の嘘にあざむかれて涙を袖に落とさない日は
    ありません。

    男にあざむけられて、その約束の違うことを
    恨んだ歌です。
    男女の約束を破ったなら、次の歌のように、
    浪が越える事のない末の松山も越えると言わ
    れている。

 「君をおきて あだし心を わがもてば 末の松山
  浪も越えなむ」(08年2月27日名歌観賞・306)

 注・・末の松山=宮城県の海岸にあるという山。
      末の松山は浪が越えないとされている。
    そら=「空」と「虚」を掛けている。



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