飲食業で生きるヒント  RSSを登録する

飲食業は「人間業」と言われています。扱っている商品は料理とドリンク類ですが、商品以上に経営者の人物像が大きくものをいう世界です。ビジネスの中でも最も難しいといわれている飲食業界で生きていくためのヒントを目を皿にして探し、ご紹介していきます。

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2009/05/08

やるだけやったら、後は海が決めること

 自分のお店を愛するために・・・

  自分のお客さんを愛するために・・・

   そして、自分の人生を愛するために・・・・


              
 飲食店を経営する料理人さんたちと一緒に繁盛経営を研究する

     ◆◇行列ができる店づくり研究会◇◆

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                       第99号  2008/5/8

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 たくさんの時間をかけてやったことでも

 何の成果も得られないことがある。

 そのとき、あなたはどのように考えるのか。

 「何とかしなくては」と考えるのか。

 「もう何をやってもムダだ」と考えるのか。

 両方とも疲れる考え方だ。

 やるべきことをやったら後は待つ。

 この心境に何かを学ぶことはできないだろうか。

 

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   http://www.gyouretu39.com/

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 ● やるだけやったら、後は海が決めること

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ずいぶんご無沙汰をいたしましてすみません。
前回のメルマガでは義母が他界したことを書きましたが、

義母を見送ったらまもなく、
今度は自分の父が危篤状態になってしまいました。

意識がもうろうとなってしまっていたので
病院と相談の上、救急車で搬送をしてもらいました。


父の年齢は90歳なので、医師もそれなりの対処でしかありません。

結局、今は脱水症状が出ているので、
点滴で水分を体内に入れて様子を見るということになりました。

そこで10日間ほどの入院をすることになりました。




そんなわけで、メルマガの配信ができない状態でした。


でも、人間の生命力って不思議なものですね。

医師は、「長くはないかもしれない」っておしゃったのですけど、
退院してきてからの父の様子は、とても元気になっています。


先日には血液検査をして、
血小板という止血に必要な成分が極度に少ないのであぶない
とも言われましたが、本人の様子からは全く感じられません。


父の様子を診ていると、医師のおっしゃることが
すべて嘘のようか気もしてきます。



ほんとうに、世の中は理屈通りにはいかないのですね。

やっばり、
人間は自然の中で生かされている・・・、

ということなのでしょうか。



ここからが本題です。


病院で父に付き添っていた時間にある一冊の本を読んでいました。

タイトルは

『会社人生で必要な知識はすべてマグロ船で学んだ』
齋藤正明 著  (マイコミ新書)



たまたま見つけた一冊だったのですが、
義母の死や父の不思議な生命力にふれていた時期だったので
何か特別なメッセージを与えられているような気持ちで読みました。


といいましても、そんなに重たいもじゃありません。


今日は、この本の中からある一節をご紹介します。



マグロ漁は、朝6時台にスタートします。
長さ約100kmもの縄を5時間もかけて流します。
もちろん、縄には「浮き」「糸」「つり針」がついています。

長い縄を流し終えた後は、3時間ほど待ちます。
この待っている間にマグロが針にかかります。

時間がきたところで、2時間をかけて縄を巻き上げて
引っかかったマグロを捕るというわけです。


しかしいつも、流した縄にマグロがかかってくるとは限りません。
マグロがかからなければ、10時間という時間が
空振りに終わってしまうのです。


きっとあなたにも似たような経験があると思います。

何時間もかけて仕込みをしたけどお客様が来なかった。

何日も考えてチラシを創ったけど効果はサッパリだった。



こんなとき、あなたは何を考えますか?



「なんとかできないか・・・。
 いや、どうしてもなんとかしなくては・・・・」

と焦りませんか?



マグロ船で仕事をしている漁師さんたちは、
このようなときにこう考えています。


「おいどーらは、事前に縄に傷がないか調べたど。
 針も磨いたど。エサを針につけたど。
 縄を海に入れてから3時間待ったど」

「つまり、おいどーらは、おいどーらにできることをすべてやったんど。
 それから後のマグロが捕れるかどうかなんて、海が決めることど。
 陸の人たちは、人間ではどうにもならんことまで、
 なんとかしようとしちょる。それが疲れる原因よ」

「海は人間の思いどおりには動かん。
 海にうねりが出て、マグロが獲れにくくなる日もある。
 そんなときは海をなんとかしようと思っても無理じゃ。
 うねりが消えるのを待つか、ほかの場所に移るしかあるめーな」




人間というものは、ときおり
自分ではどうにもならないことまでも
なんとか解決をしようとしてしまうものです。


そのために、当然期待する結果が得られなくて、
自信を無くしてストレスをため、
負のスパイラルに落ち込んでいくのです。


このような「なんとかしよう」的な考え方は
どのみち、いい結果には結びつかないことが多いのではないでしょうか。


商売においても、お客様がどう動くのかは
根本的なところではこちらがコントロールできるものではありません。



お客様の感情に訴えて行動を促すというマーケティング手法などが
あるでしょうが、それを習得したからといっても「確実」という
二文字を獲得できることはありません。



大事なのは、
自分がやるべきことを手を抜きすることなくやった後は、
天に任せる、という気持ちをどこかに持っていないと、
負のスパイラルからは抜け出せないということです。




ベットの上でスヤスヤと眠っている父を見ながら考えました。



今のこの時点で、私たち家族はそれぞれに自分の出来ることを
精一杯やっているか・・・。

そして、それならば後は天に任せる・・・、という心境になっているか。




あなたは、どうですか?

「やれば必ず成果という結果を得られる」と思っていませんか?



そう思っていると、

「結果が出ないからやめよう」という思いに陥ってしまいますよ。



結果が出ようが出まいが、自分のやるべきことは
手抜きすることなくすべてやる。


これが仕事というものなんですね。


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 読者の皆さんのご意見、ご質問を歓迎しております。
 
 どうぞ、どんなことでも結構ですので、下記アドレスまでご投稿ください。

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  本人を特定できない範囲で当メールマガジン上で、
  載させていただく場合がございますので予めご了承下さい。

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 ● たべもの語源

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★ 納豆

関東から上の地域では、納豆といえば
ネバネバと糸を引くものを思い浮かべますが、

関西には糸を引かない納豆があります。
「塩辛納豆」と呼ばれるもので、
有名なのが「大徳寺納豆」ですね。

この納豆の製法は中国から伝わったとされていまして。
煮た大豆に麹菌を加えて麹豆をつくり、
これを塩水に3〜4ヶ月浸し、
発酵したところで取り出して乾燥させる、というものです。

一方、ネバネバの納豆は煮大豆を
納豆菌で発酵させたもので、「糸引き納豆」と呼ばれています。
この製法は東北地方で発明されたとされています。

納豆といえば水戸納豆が有名です。
水戸納豆は小粒の大豆を使用しているのが特徴で、
今の納豆はほとんどがこの小粒大豆で作られています。

実は昔、水戸藩においては那珂川の氾濫による水害に
しばしばみまわれていました。
水戸藩の農民は、結局水害に強い作物を栽培せざるをえませんでした。
その農作物が大豆の小粒品種だったのです。

大豆を原料にした加工品は、豆腐や味噌、醤油など
いくらでもあるのですが、この小粒大豆は
それらの原料には適さず、納豆にしかならなかったのです。

水戸納豆という名物が生まれて背景には、
このようなやむにやまれぬ農民の悲哀が横たわっているのです。



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 ※おことわり

  ここに掲載しています語源については、料理研究家 
   清水桂一先生が編集した 『たべもの語源辞典』(東京堂出版)
   を参照しリライトしたものです。
  私の解釈が間違っている場合には、ご指摘いただきたいと思います。
  再度調査をいたしまして、修正があればこのメルマガでご報告します。

≪ ご指摘先 ≫ gyouretu@office.tnc.ne.jp

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 ◆編集後記

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ゴールデンウィーク最後の日から3日間連続の雨天です。

「連休が終わったら、営業に出るゾー!」

と息巻いていた私は、この雨で出鼻をくじかれた格好です。

資料がいっぱい入ったキャリーバックを雨の中で曳くわけにもいかず、
しかたなく、事務所で電話営業をすますことにしました。

しかし、面白いものですね。
これが結構うまくいくのですよ。

面と向かって話すと上手に説明できないことでも、
電話だと、机上にアンチョコがあるせいでスラスラ・・・。


「なるほど、いつもしつっこいくらいにかかってくるのは
 このようにしてやっているのか・・・」

と改めて感じた次第です。


いかがわしい勧誘は別として、
電話での営業もやってみる価値はありそうですよ。


お客様に伝えるべきことを箇条書きにしておいて、
上から順にしゃべっていけば、結構うまくいきます。

ただし、電話ですから相手の顔が見えない分
お客様のお忙しい立場を思いやりという気持ちが大事ですね。


5月を過ぎれば、すぐに梅雨です。
雨が多い月の営業は、ぜひ電話を使ってみましょうよ。




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 ◆発行人責任者 : 江 間 久 芳

      飲食店を経営する料理人さんたちと一緒に繁盛を研究する

   ◆◇行列ができる店づくり研究会◇◆
 
    公式ブログサイト→ http://www.gyouretu39.com/
  

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飲食業で生きるヒント

    発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 

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