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2009/12/20

黒木安馬の「気変わりメニュー」メルマガ

INSTITUTE OF SUCCESS TECHNOLOGY JAPAN®

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メルマガの感想は ⇒ yasuma@myad.jp へ
公式Homepage ⇒ http://www.3percent-club.com
電話 03-5474-4434 東京 青山一丁目
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⇒「あなたは、そこに物語が書けるか・・・」

「ダイワ・ハウチュ!」と言わせるのは何が狙いなんですか? 
私の問いに、樋口武男・大和ハウス工業代表取締役会長は、
「関西の芸人がやったらオモロないやろ、役所広司だからええんや」と即座に答えた。
なんでもないコマーシャル、真剣に観ると何ともアホらしい中身だが意外性が気を引く。
常識の流れをちょっと捻るだけでヒット商品に生まれ変わることも多い。
カラオケで皆に注目してもらうには、出だしからいきなりサビで始まる選曲をすると受けるとか。
松田聖子の“青い珊瑚礁”、「あ~あ、私の恋は~♪」などは典型的。
ほとんどの曲は後半に盛り上がりが来るのが常道になっているので、
始まり部分を聴いたところで皆は飽きて次の曲を探したり、話し始めたりする。
物事を逆転させて見せるだけでグッと新鮮味が増すことは多い。
刺身になぜ菊の花が添えられているのか? 
古来、食用花(Edible Flower)だったと知っている人は稀だろう。
保存のきかなかった時代の食あたり防止、寿司のガリと同じで漢方では解毒に使う。
菊の口上を最初に持って来たら新鮮感覚で見直され、
プラスティック製ではない本物が主役の刺身以上に一躍注目食品になるかもしれない。
ツマだけを栽培販売して本業の売り上げを上回る例もある。

全国の店頭からバナナが消えるブームを作った『朝バナナ・ダイエット』著者の「はまち。」こと
好青年の渡辺仁さんは私の勉強会の仲間である。
芝浦工大で電気工学を学び、凸版印刷で8年間ICカードに携わっていたが、
薬剤師の奥さんと一緒に予防医学を勉強しているうちにバナナの効能を知り、
これは面白いと原稿を書き始めたと言う。
当初ぎっしりと書かれた大学ノートもあると出版構想希望の話を聞いた時は、
どこにでもあるバナナを扱った話などが、まさか出版社が引き受けて本になって売れるとは微塵も思わなかった。
結果は、私の会社で引き受けておけば良かったと先見の明のなさを悔んだが、
まさかの120万部突破、海外5カ国でも翻訳出版され、十億円単位の超ベストセラーになった。
見る目を変えさせれば、そこいらの品物であってもヒット商品になることを痛感させられた。
バナナの効能を書いた本ですと最初にうたっただけなら誰も読まなかっただろう。
“朝+ダイエット”と意外なキーワードの組み合わせを冒頭に置いたところが意表をつく。
ただのバナナなのに、演出の妙である。

料理は視覚と味覚で楽しむものだと思われるが、聴覚も必須である。
板前が、わずか一週間だけ特定の場所にしか生えない天然ナメコを
早朝から遠くの山まで出かけて採取してきたとする。手間ひまかけてお客の食卓に出したのに、
説明も無くお品書きにちょこっと書いてあるだけだと、お客にしてみれば、なんだ高い金払ってナメコかよ、で終わる。
そこで、実はと裏方の苦労話を耳にすれば、もう絶品の旬の素材になり、味わい方まで変わって来ることになる。
ストーリーを語れば、新しい感動が生まれ、別の価値ある商品に生まれ変わる。
PRは宣伝と訳されるが、本来は”public relation(公の関係構築)”を言う。
黙っていれば印象だけで勝手に外からイメージ付けされるのを、自ら先んじてこう言う価値のものですよ!と
正確な位置づけと説明を宣言する意味である。
“ブランド”も、放牧の飼主が誰か分かるようにした“焼印”の意味であり、それが品質評価に変化して
高級品の代名詞になった。先に意味づけをすれば消費喚起の動機付けになる。
農産物に物語の妙を手紙にしたためれば、予想もしなかった反応や展開があるかもしれない。
どこに視点と意識を持って行かせるか次第で、見方や価値観まで大きく変えられる。
ガソリンを一滴も使わない次世代の電気自動車の販売店が、ブティックや美容院に置かれる時代。
エンジンが無いから機械の臭いもなく、もちろん排気ガスは皆無。
もはやファッション・デザイン類に属しようとしている。米が売れないと魚屋も売れない。
現地で食べた絶品の米も東京で炊くと水が違うので同じ味にならない。
ケーキや饅頭は小ぶりにしないと売れない。お腹一杯にならないと食ではない思想は、今は昔。
既成概念を根本からひっくり返せば、いよいよ物事は面白くなり、米・水・魚・漬物などを国際線機内で
外地向け土産用セット販売にするなどの発想は十分に可能。
こうでなくてはいけない!と思い込んでいる古い枠組みこそが最大の敵である。
誰もやっていないから情報、みんなが知ってしまうと常識なのである。
そこに、あなたの独創的な物語や創作が書き加えられれば、いままでは無名だったワン・オブ・ゼムたちが、
夜が明けた翌日には一躍スターになっているかもしれない。

若い時の旅がなければ、老いてからの物語が無い。
私の親父がよく口にしていた言葉である。

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⇒連続「小説球磨川」空撮平家落人伝説ロマンに潜む八百年の謎
⇒国際線機長が挑む平家伝説ミステリー歴史ロマン“小説球磨川”連載。
 後半は執筆中の、その続編“超古代文字Cockpit殺人事件”予定。
⇒国立国会図書館 書籍及び朗読テープ全8巻収蔵作品
⇒様々の賞の対象となり、映画化進行中の作品です。
⇒筑紫哲也さんなど、その斬新な切り口とサスペンス タッチや、
 歴史調査の深さと造詣を激賞。朝日新聞などにも取り上げられました。
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⇒ 連続小説 “小説 球磨川(くまがわ)” (連載小説43)
⇒(作者 黒木安馬のひとこと)
この作品の始まり部分、宮磨啓介が魚捕りをしている夜に
何者かに斬られる、そこにまた戻って──が、第一章です。
この作品は、下書きも粗筋も何も準備しないで、
国際線フライトの合間に外地で思い思いに創作しながら書き進んだ作品です。
こういう展開になるとは作者である自分でも信じられない驚きでした!
休暇を取って九州椎葉村や下関・赤間宮などへレンタカーで取材に行ったのが懐かしい!! 
ワクワク、ドキドキの霊気が漂う様々の現地、
その先祖たちが私に多くのPowerを届けてくれた日々でした。

⇒ “小説・球磨川”は、騎虎(きこ)書房から出版された豪華装丁本と、
 後に文庫本の上下巻でワニ・ブックスから出版された2種類があります。
騎虎書房版は、ナポレオンヒルなどの成功学術書籍を多く出している
田中孝顕社長と機内で話がすぐにまとまり、出版されたものです。
書籍の後記に、
《お願い:これを読み終わった後は、それぞれの先祖の霊が静かに眠れるように祈りながら、
必ずこの本を焼却処分してください》
と書いたせいで、原本が手元に残っていない!との声が多く聞かれます。
私の書斎に約30冊ほど記念版として大事に保存したものがあります。
このまま眠らせていてもモッタイナイ!ので、
ご希望の方に、この350ページもあるハードカバー装丁本に署名入りでお分け致します。
保存版⇒ ¥1680+送料〒実費  yasuma@myad.jp まで
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人間、思い上がっちゃならんぞ。『三脈の法』って知っとるか? 
右手の親指と人差し指で首と両顎(あご)の鰓(えら)下部分ばそれぞれ挟んで押さえて見ろ。
両方とも血管が脈打っとるとの分かる。同時にその右手首の脈ば反対の左手でも計って見ろ!
この三個所の脈拍が揃うとるとは当たり前ばってんかね、時々微妙にずれておることもあっとぞ。
そう言う時に外出すると必ず災難に遭うと言われとる。
或る医者が、死亡宣告ばした直後の四、五分後に、奇跡的に息ば吹き返した蘇生者二千五百人に
尋ねた結果がある。臨死体験たい・・・・。その死ぬ瞬間の証言に共通したものは何じゃったか分かるかあ? 
一つは、死んで横たわっている自分の肉体が見えた事。二つ目は、自分より先に亡くなった愛する人たちに会った。
そして三つ目は、満ち充ちた自愛の光に包まれたっちゅう事じゃったそうたい。
──森羅万象、この大宇宙を成しとるものは、目先に映るものだけが真実っちゅう事じゃ決して無かとぞ。
目に見えんばってんか在る物は厳然として在る。今も無数に流れとる空気中の電波がカラーテレビ画面映像に
映ったり、ラジオが聞えたり、勿論お前が飛行機で使っとる無線も良か例たい。
さて・・・・もし、これ以上は啓介みたいに詮索せんと、誓って約束するならば、お前の考え方ば少しは正して
やるためにも、古文書の内容ば一寸だけでも話してやっても良かぞ。
どぎゃんね──、ここで本当に聞くだけに留めるって絶対に約束出来るかあ!」
虎雄は心持ち身震いしながら足を正座に組み直し、和尚の目を見て、ゆっくりと頷いた。
和尚は襟を正して、深い息をついた。
──話しは、くだんの壇ノ浦の戦いから、平資盛(すけもり)立てたと言う替え玉の計略に至るまで延々と及ぶ。
話しも佳境に入り、漸く終わりに近づいた頃、虎雄は口を挟んだ。
「・・・・で、そん資盛一行は椎葉村にやって来た──、と」
すると、和尚は目をむいて驚嘆した。
「お前は・・・・。そこまでは虎雄には教えまいと思うとったとばってんか、何故それの分かったね?」
「いや、ただの勘ですたい。事件の背景にある物ば全部結び付けていけば、やっぱり出て来るものは
一つでしょうが。啓介の怪我、結婚話と椎葉村、古文書、猪の生首、そしてさっきの平家物語とか壇ノ浦、
平資盛の落人伝説・・・・今迄の話しば綜合すれば当然ですばい。そして、こらあ当たっとるかどうか判らん
ばってんか、啓介が持ち出した古文書には、その平資盛一行が椎葉村に到達して、その後の重要な
秘密ば書いてあった・・・・多分そぎゃんじゃ無かとですか──? そん大事か秘密ば
啓介が嗅ぎ出しそうになって、誰かに斬られた。そう言うことですたいなあ。
──その誰か、て言う事が今回の問題点、事件の犯人ちゅう事たい」
「分かった──、もう良か!  もうそこまでで良か。そこまで分かっとるとなら、さあ約束ぞ。こいでもう全部お仕舞い。
今迄の事は一切合切忘れろ、お前の為にも・・・・」
すると、住職の奥さんが新しいお茶と塩漬けワラビを持って現れた。
「・・・・で、その椎葉村の婚約者は、その後どぎゃんしたとでしょうかねえ?」
 と、虎雄は気を遣って急いで話題を変えた。
「あらあ! 誰の婚約者ですどかあ──? 私も椎葉村の出身ですばい。椎葉は、そらあとても美しか
良か所ですたい。で、どこん家の女性ですなあ」
「不必要(えしれ)んことば、傍から言うな!」和尚は慌てて一喝した。
 虎雄は啓介が残したノートの事には一切触れずに寺を辞去した。

その夜は一晩中、古語辞書を片手にメモ書きと首っ引きになった。
巻き物に挟んであったと推測される文章部分は厄介だった。
啓介も分からない文字はその侭に象形を写し取ったらしく、虎雄の手におえる代物じゃなかった。
ノートを閉じて、暫く休もうとするが、目が冴えて仕方が無い。
母から聞いた啓介の婚約者、椎葉千鶴という女性をあれこれ想像する。
が、どうしても何時の間にかフランソワーズの顔と重なってしまう。
「そうだ──、椎葉村へ行ってみよう!」 虎雄は咄嗟にそう思いついて飛び起きた。
明くる朝、啓介の車を使って遠出することにしようと、エンジンの調子を見ていた。
「何処かに行くと・・・・ね?」  と、母が尋ねる。
和尚に固く約束した手前もあるが、ここのところ病的に心配性になっている母には、まさか椎葉村に行くとは
冗談にも言えない。
「ああ、折角、久しか振りに帰って来たとじゃるで、友達に会うて来るとたい。・・・・遅くなるか、
ひょっとしたら一泊ぐらいしてくるかも知れんばってんか、そん時は電話ば入れるでなあ──」
「何処の友達ね──?」と、母は若干、不安気な顔をしている。
「ああ・・・・、えーと・・・・ね。ああ、──鹿児島たい。もう長ごう会うとらんもんでなあ」
 と、いい加減な出任せの嘘を言った。
 鹿児島は家から一旦人吉市方面の西へ向かった後、高速道路を南下しなければならないし、
椎葉村は全く逆の湯前方面の東へ進む事になるから、安心させるために咄嗟に考えたことだ。
「鹿児島──? 誰ねえ?」  と、母はいぶかしげに食い下がる。
 確かに今迄は、鹿児島にいるはずも無い友人の話しなんぞした事は無い。
「ああ、そうたい、出掛ける前に、そろそろ本人に電話ばしとかんばいけんなあ──」
電話番号を記入してある手帳をめくりながら、鹿児島には誰か知り合いがいたかなあ、と内心焦る。
が、そんな時一人だけ脳裏に浮かんで来た。探してみると、運良く番号は控えてあった。
以前、香港から鹿児島経由で東京に飛ぶ時に、鹿児島空港で貨物取り降ろし作業時間中の事だった。
虎雄が制服姿で、空港のロビーで一服している時だった。
学生みたいな化粧っ気の無い女性が、おどおどしながら近づいて来て、「あのお・・・・機長さんですか。
私、将来はスチュワーデスになりたかとですが、そん時は、どうすれば良かとでしょうか──?」と、突然聞いてきた。
自分は貨物航空会社だから、詳しい事はよく分からないけどと面食らって、
それならば本屋さんに行って月刊『エアライン』誌を買ってくれば、そう言う案内が沢山出ていると思う、
そんな応え方をした。空港近くの隼人町に住んでいる短大生だと言う。
深々とお礼を言われ、一緒に写真を撮り、また何か相談でもあれば連絡して、と名刺を渡した。
色白で南国特有の眉がくっきりと濃く、目鼻立ちがはっきりとしていて、輝く黒目が頭の良さそうな女性だった。
半年ぐらいしてから手紙が来た。暫くは家を離れる事が出来ない都合でスチュワーデス試験は受けられなかったけど、
鹿児島空港のグランド・ホステス試験に無事合格して、現在は研修中だと喜びとお礼の内容だった。
早速、サンフランシスコからゴールデンゲイト橋の絵葉書を出しておいたら、また手紙が届いていた。
後の音沙汰は年賀状ぐらいになって仕舞っていたけど、もし今日にでも連絡を入れたら、
突然であっても喜んでくれる確信があった。
──満田里香(みつた・りか)、本人と連絡が取れた。

⇒ 続く

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    ※ 転送は自由です。どうぞお知り合いにもご紹介ください。
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【3%の会】定例会のお知らせ
⇒ http://www.3percent-club.com/3percentclub_skdl.html

□ 12月23日(祝日) 東京【3%の会】定例会&「望念会」
 会場定員をはるかにOVER、ひょっとしたら椅子も足りなくてPANICかも。
 ということで超満員御礼・締切りです。
 上記の朝バナナの「はまち。」さんもショート講演予定。
「ガイアの夜明け」監督なども参加しての「望念会」も、ド満席で締切りです。
 当日はTV取材あり。
くれぐれも突然アポなしで出席されるジョーレンの方々、入れませんので要注意願います!

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黒木安馬 講演 研修 出前迅速 ⇒  www.3percent-club.com
(作家/元JAL国際線客室乗員部乗務員 乗務歴30年/飛行2万時間)
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人生は、自己責任。
毎朝が新しい自分の誕生日、
自分と握手のできる新鮮な日々をお過ごしください (*^_^*)v 

今回号は、どぎゃんでしたか?
面白かった、良かったと思った方は、以下をCLICKしてください。
大いに励みになりますし、次回出版・原稿の推敲に活かします (*^_^*)v  ~ ♪

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