2009/07/19
黒木安馬の「気変わりメニュー」メルマガ
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どうして日本人の多くが、“一流”とは呼ばれ得ないのか? “エコノミック・アニマル”、“カメラをぶらさげブランド品を札束で買いあさる ヒジョーシキなオキャクサマ”などと、 あれこれ皮肉めいた言葉で呼ばれていた日本人ではあるが、 そのような蔑称からもうそろそろ脱却し“国際的な一流人”と 呼ばれてもいいのではないだろうか。 経済輸出大国日本から、文化輸出大国日本に変貌して、 そろそろ作法は「日本人に見習え!」といわれるほどの、 礼と品位、儀と威厳に充ちた武士道の「恥の文化」を復活再生させたいものである。 我らが日本には、その美しいシツケ、礼儀基本が いにしえの時代から脈々と培われて来ているのだから。 「躾」とは、身のこなしが美しいと書くように、 美に対して独特の審美眼を持つ日本人の造語である。 技術の進歩や進化革新が必ずしも人類を幸福に導いてくれるとは限らない。 平均寿命も江戸時代は40歳ぐらいだったというが、 その昔は“若死”が大敵であった。 それが現代では医療技術などの進歩で世界一の長寿社会になった。 だが、そこに芽生えた次なる大敵は“心の不健康なままでの、 ただの長生き”となってきている。 が、その精神のよりどころ、心の世界では、日本には世界に誇るものがある。 われらが祖国、豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいおあき)の瑞穂の国、 大和国に伝わる「わび」と「さび」の文化である。 「わび」とは物質的な享楽を排除した枯淡・閑寂の中に生じる 精神の豊饒をさす境地であり、 質素な中にも幽玄美と清浄美を見出す理念である。 「さび」は、わびの状態から生じる心情、にじみ出る風雅の境地を言う。 この素晴らしい美学を四季折々に感じる繊細で優雅な国民性を、 確たる自信を持ってそろそろ世界に誇示しても良い時代に なってきていると痛切に感じる。 追いつけ追い抜けでなりふり構わず走り続けた末に、 物まね上手のイエローモンキーと侮蔑されたのは過去の悪夢、 世界に冠たるたしなみを率先垂範する世界人として、 もはや「脱欧帰亜」を考え直す時期に来ていると言えよう。 ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━ ⇒ 連続小説“小説 球磨川”~空撮、平家落人伝説ロマンに潜む八百年の謎~ ⇒ 国際線機長が挑む平家伝説ミステリー歴史ロマン“小説 球磨川”を連載。 後半は、まだ執筆中の、その続編“超古代文字Cockpit殺人事件”予定。 ⇒ 国立国会図書館 書籍及び朗読テープ全8巻収蔵作品 ⇒ 様々の賞の対象となり、映画化進行中の作品です。 ⇒ 筑紫哲也さんなど、その斬新な切り口とサスペンス タッチや、 歴史調査の深さと造詣を激賞。朝日新聞などにも取り上げられました。 ━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━―━ ⇒ 連続小説 “小説 球磨川(くまがわ)” (連載小説21) 「堪忍してえ、堪忍してくだあい――」 押し殺した悲鳴みたいなすすり泣きが、どこからともなく聞こえてくる。 それは地獄の底から届いてくるかのように、長くいつまでも夢の中で続いていた。 セッカンにあえぐ苦痛の叫びが、幻のように強弱を繰り返していた。 確かにそれは夢の中だった。 啓介には目が覚めた記憶がないのだから――。 身体が沈み込むように重い。 頭が割れるほど痛い。 腕を持ち上げようとしても力が入らない。 目を開けようとしても瞼が開かない。 ウウッと胸が苦しくなる。 口一杯に酸っぱい唾液が満ちてくる。 猛烈に吐き気がする。 胃がケイレンし始める。 オエーーッと熱いものが濁流のようになって喉元を突き上げてきた。 クワーッと大量の胃液が開けた口からほとばしり出てくる。 啓介は反射的に慌てて車の窓を開けて、 舌に指を突っ込んで思いっきり汚物を吐いた。 ドア伝いに垂れてしまう。 鼻を突く酸っぱい異臭が広がる。 吐物の中に桑の実状の黒紫色した粒々が大量に混じっている。 何なのか分からないが、食べた記憶は全くない。 しばらくすると再び、耐え難い吐き気が襲ってくる。 毒気に当てられたように身体がシビれ、脱力感が体内を覆って猛烈に気怠く眠い。 そのまま窓にもたれ掛かったままぐったりとなった。 車の鉄板の冷たさが心地良い。 それからどれくらい経ったろうか、鳥のけたたましい鳴き声で我に返った。 深いに包まれたで、自分の車の中で横になっている。 まわりが明るい。 どうやら朝らしい。 冷気が頬を撫でる。 あれは夢だったのか――。 啓介は血が滲んでカギ裂きなったシャツを摘んでみた。 そうか、あれから無事に車まで生還できたんだ、助かったんだ。 よほど記憶に残っていないほど山中を一人でさまよっていたんだなあ。 助かった――。 待てよ、すると、じゃあ昨夜のことは夢だったのか? たしか千鶴の家で――いや、そんなはずはない。 やはりあれは夢だったのだ。 でないと車の中にこうしているわけがないじゃないか。 啓介は思考が混乱して、どうなっているのか、さっぱり分からなくなった。 身体を少しでも動かすと至る所で痛みが走る。 ハンドルも握れないほど手のひらの傷が開いている。 やっぱりそうか、ほうほうの体で車までたどり着いたまでは良かったが、 それから死んだようになって色んな夢を見ていたのだろうか。 そんなことより、早く帰らないと――助かっただけでもまだましだったのだ。 エンジンを掛けた。 現実のいつもの音がする。 ゆっくりとバックして、確かに記憶のある昨日の国道へ出た。 煙草に火を着け、胸一杯に吸い込むと頭がくらくらする。 どこからどこまでが現実で、何がどこまで夢だったのか、 途中の道をどのように運転して我が家まで帰って来たのか覚えていない。 記憶は終わりまで錯乱していた。 その日から約一ヶ月が経った。 教育長が机の向こうから手招きしている。 そのような仕草は滅多にないことだから、啓介は不思議に思った。 「はあ、何んかでしょうか?」 「ああ、いやな、さっき町長から連絡のあってなあ、新人ば一人ここに入れるっちゅうんだよ。 どうかなと訊かれたとばってんか、そらあ、あん町長のことだけん、もう決めたも同じじゃろうが。 困ったもんばい。ああ、言っとくばってんか、こらあお前の叔父さんの悪口じゃなかぞ。 そいで、どぎゃん人なあ、って聞いてみたらたいね、啓介に訊けば分かる、そいだけたい――。 だけん、その件は、お前は何か知っとるとね?」 「ええ――? いやあ、何んのことかさっぱり分からんとですばってんかあ。で、誰ですか、そん、人は?」 「あのなあ、今そいは、俺がお前に訊いとっとぞお。 まあ良かか、ちょっと町長に会うて来てくれんね。お前に任せるけん。 本当に仕様のなか叔父さんたいねえ――」 町長室は不在だった。 啓介が帰ろうとすると総務課の秘書が追い掛けてきた。 「あのお、今度、宮磨さんところに入ることになった、新しか職員さんの事ですどお? ここに履歴書のあっですけん、丁度、こいば教育長さんに届けておくごと 町長さんから言われておったとですたい」 「履歴書? 誰のなあ?」 「さっきまでここにいた、何んか町長さんの知り合いらしか、えらい美しか人のですばい。 町長さんは早速住むところば探さんばいけんなちゅうて、 ついさっき、そん人と一緒に出掛けたところですたい」 啓介は渡された封筒から三つ折りの履歴書を取り出した。 「ええっ、まさかあ――! 何で――」 貼付してある写真を見て絶句した。 特徴のあるその大きな瞳は千鶴だったからだ。 (⇒ 次号に続く) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ※ 転送は自由です。どうぞお知り合いにもご紹介ください。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━ 【3%の会】定例会のお知らせ ⇒ http://www.3percent-club.com/3percentclub_skdl.html ◎ 金沢地区 7月26日(日) 金沢市民ホール 午後1時~5時 尾山神社前・New Grandホテル横 ◎ 全国BBQ大会 8月1日(土) 千葉・東金 黒木安馬自宅で 正午から明け方まで 浜松町⇒東京駅八重洲中央口⇒東金まで 直行バスが1時間ごとに出ております。 (バスの時刻表は、上記のhomapageを参照) 会場は、NHK連続土曜ドラマ「ハゲタカ」の主人公邸としてロケ撮影に使用された プールサイドです。 ◎ 8月21日(金)~23日(日) 佐渡ヶ島 特別合宿 新潟港からフェリーで佐渡へ、プライベートビーチや漁船で魚釣り 水上スキー、水上スポーツ、温泉 なんでもあり (*^_^*)v ~ ♪ 宿泊は日本海に沈む壮大な夕日が見える高台の別荘です。 ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━ 【3%の会】ご案内 (*^_^*)v ♪~ 誰でも参加できます! “自分磨き” 異業種 相互啓発勉強会 【3%の会】 「成功するには、成功者に会え!」と、 自分と握手のできる人生を目指す方々の相互啓発勉強会。 【3%の会】は定例的に全国各地で展開しており、 会員番号は5300番台までになっております。 持参するもの⇒ 陽転思考+笑顔 自己PRパンフ、名刺、筆記用具など持参で お知り合いをお誘いの上是非ご参加下さい。 登録済み【3%の会】会員証ID所有者&家族¥3000 ビジターは¥5000(当日入会可) 懇親 直流会あり (*全国ルール:ビジター出席者は、二度目からは入会して 正式会員証IDを取得が会則です) ■◆■ Institute of Success Technology Japan ■◆■ 黒木安馬 自分と握手のできる人生創造支援事業グループ 【株式会社 日本成功学会】 東京 青山一丁目 ⇒【3%の会】事務局 申し込み 0475-50-6700 fax:0475-54-3479 MAIL: yasuma@myad.jp ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━ <<<*>>>> Insitute of Success Technology japan <<<<*>>>> 黒木安馬 講演 研修 出前迅速 ⇒ www.3percent-club.com (作家/元JAL国際線客室乗員部乗務員 乗務歴30年/飛行2万時間) ◆人財育成研修事業部 《接客CS/ESサービス教育コンサルタント》 ◆講師/人財派遣事業部◆出版事業部◆映像音楽制作事業部 ◆芸能育成支援事業部 劇団 南青山ShowBz.com◆イベント企画事業部 ◆特別企画旅行事業部◆企画販売貿易事業部 《株式会社 日本成功学会》 ☆本社〒107-0062東京都港区南青山2-2-15 (青山1丁目ホンダ本社隣) TEL:03-5474-4434 FAX:03-5474-4404 携帯:090-9817-6822 ☆支社〒107-0052東京都港区赤坂6-10-33(勝海舟邸宅跡) ☆千葉〒283-0805千葉県東金市松之郷2970 TEL:0475-50-6700 著書:【成幸者 人生の正面教師たち】(講談社))、「出過ぎる杭は打ちにくい」 「あなたの人格以上は売れない」(プレジデント社)、「面白くなくちゃ人生じゃない」 「リセット人生再起動マニュアル」、平家伝説「小説球磨川」(ワニブックス 上下巻 ) 書籍 ⇒ http://www.3percent-club.com/sales.html ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━━─━ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 人生は、自己責任。 毎日が新しい自分の誕生日、 自分と握手のできる新鮮な日々をお過ごしください (*^_^*)v 今回号は、どぎゃんでしたか? 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