2009/07/31
グサグサ突き刺さるメッセージ【毎週1本!男が見るならコレ!】〈第156号〉
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ Vol.156 ┃ ┃ 毎週1本!男が見るならコレ! ┃ ┃ http://www.cinemaonline.jp/ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ こんにちは!映画ジャッジの「古庄(ふるしょう)」です! 突然ですが、「映画などを見ているとき、観客がまばたきをする タイミングがよく一致している」らしい。。(順天堂大大学院の 中野珠実博士、北澤茂教授らが突き止めたそうだ!)話の流れに 影響のないシーンでまばたきをすることが多く、ストーリーを先 読みし、最適なタイミングを選んでいると考えられる。とのこと だ!(yahooニュースより) 無意識なのにやっぱりすごいね!人間!(笑) まばたきしている間に話がわからなくなってしまったり(特に 字数の多い字幕なんか大変ですからねぇ。笑;)、大事な場面を 見逃してしまったり、そんなもったいないことはできないです からね、そりゃあそうですよね(笑) ここで初めて知ったのですが、映画の編集もちゃんと、この “まばたき”のことを考えてなされているらしいんです! 観客がまばたきをするであろうポイントを、カットポイントに しなければいけないということで、そんなのわかるんだ!? っと これだけでもちょっと驚きですが、さらに、「観客の思考プロセスを 予想し、カットを観客の思考にほんの少しだけ先行させることで、 その後に描かれる出来事を、とても自然に、しかもエキサイティング なものとして受け取らせることができる」のだそうだ! ほえぇ~。 ほんの1秒もない(?)・・まばたきの瞬間も気にする細やかな 心配り(?)が、良い映画に仕上げるんでしょうね。 今まで考えもしなかったですが(笑;)いや、すごい! 限られた時間の中でいかに観客の心をつかむか! ストーリーから 構成はもちろん! 選曲、そしてまばたきの瞬間に至るまで、 ありとあらゆるものを駆使して作り上げられている映画、やぱり どんな作品であっても興味深いものです。 さて今回ご紹介する映画は、ストーリーを把握するためにある程度 歴史的知識が必要で、この知識を持ち合わせていなかった私は、 折角編集者の方が考えてくれた“まばたきタイム”も活用できない くらい大変で(笑;) 出演者の顔と名前を覚えるのも一苦労という 状態でしたが(汗;) 『いい作品』だと、感じました。 歴史がもっとわかっていれば映画の良さをもっともっと感じられた のではないかと自分自身に残念です。 そんな今週ご紹介する映画は「セントアンナの奇跡」です。 今回も、お読み頂けましたら幸いです♪ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2009年07月31日━━ ┏〓━〓このメルマガの目的〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━┓ 映画批評サイト「映画ジャッジ!」では、男性の皆様が 素晴らしい映画ライフを送れるよう、 様々な情報を掲載して おります。 このメルマガでは、その中から私「古庄」が選んだオススメの 情報だけをお届けさせて頂きます。お忙しい働かれている 男性が、映画を楽しまれるにあたって少しでもお役に立てれば と思っております。 ┗〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━〓━┛ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【毎週1本!男が見るならコレ!! 第156号】 今週の内容 【1】今週は『セントアンナの奇跡』 【2】明日公開される映画の批評一覧 【3】うれしい!「プレゼント情報♪」のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―――――――――――――――――――――――――――――― 【1】今週の、男が見るならコレ!! ―――――――――――――――――――――――――――――― 『 セントアンナの奇跡 』です♪ 自分にもっと歴史の知識があればよかったのですが・・・『70点』 実話を織り交ぜて綴られたジェームズ・マクブライトさんの同名 原作「セントアンナの奇跡」をスパイク・リー監督が映画化。 っと聞きましても・・正直言ってどちらの方もピンとこない 私でしたが(スミマセン・・汗;)、 あらすじを読むに興味を惹かれて観に行ってきました。 その内容は(あらすじ)・・・ 1983年ニューヨーク、郵便局に勤める初老の男性が、ただ切手を 買いにきた客を突然射殺する。実直で、経歴もとてもクリーンな この男(犯人)にいったい何があったのか。捜査が進められるうち、 この男の部屋から歴史的価値の高い彫刻の頭部が発見され・・・ 事件は謎を深めてゆく。そして・・・この不可解な事件の鍵は 1944年のイタリア、トスカーナにあった―。 これだけ読むと、サスペンスか!?とお思いになるかもしれませんが、 (冒頭は確かにそうなんですが)本編の約9割は戦争ドラマです。 1944年、第二次世界大戦真っ只中のイタリア、トスカーナ地方で ナチス・ドイツによって行われたある衝撃的な過去が、 黒人だけのアメリカ兵部隊に焦点を当てつつ明かされていきます。 歴史に疎い私は恥ずかしながら、どこまでが事実でどこからが フィクションなのか、はっきりとわからなかったのですが、 この衝撃的な内容には「実話を織り交ぜて綴られた・・」という 前書きがずっしりと心に圧し掛かる思いです。 と、言いましても“パルチザン”や“ムッソリーニ”“ファシスト”等、 聞き覚えはあるもののはっきりと理解していない語句や名称が多く 出てきては、自分の知識の無さゆえ仕方ないのですが、全く説明も ないため、時折、登場人物を含め現地住民の行動や心理状態等が理解 できなかったり・・・とにかく内容を深く考えるどころかストーリーに ついていくことで精一杯!でした。。 しかし、人種差別の問題や戦争批判を強く訴えかける内容であった、 ということは容易に理解でき、台詞ひとつひとつにおいても 心に深く染み入る、時に突き刺さる、ものがありました。 ――同じ神に同じ言葉で祈るのに――家族を想い、友を想う心も 同じなのに――どうして国や肌の色が違うということで争うのか―― ――黒人は母国から見下されるが、離れた他国では人として対等に 扱われる、こんなおかしなことがあるだろうか―― 戦争は憎しみしか生まない。同じ人間を傷つけて一体何が残るというのでしょう。。 肌の色が違うからどうだって言うんだ!? 国が違うから何だって 言うんだ!? そんなことどうだっていいじゃないか!! そんなありきたりな言葉でしか表現できず、もどかしいですが、 そんな思いを抱かずにはいられない映画です。 戦争映画はやはり同じ思いに駆られますね。。 しかし、当時(ストーリー中)も同じように考えていた人々が存在し、 黒人の兵士と白人の男の子が絆を深めていく状況(展開)に、当初は 困惑し抵抗を見せていた周囲も、いつしか認め、応援するようになって ゆきます。このあたりはもう、言わずと知れてぐっとくる場面の一つです。 戦争という、いつなんどき自分も含め身内や友が殺されるかもわからない 緊迫した状況下で、しかも“他国の奴は敵だ!”もしくは“下等だ”と 吹き込まれている中、それでもそんな偏見をおかしいと感じ、国を超え、 言葉を超え、他人を思いやれる人たちがどの国にもどの集団にも 少なからずいる!いた!ということに、唯一の救いを感じます。 憎しみを生むのも人間ならば、愛情を育むのもまた人間なのですよね。。 っと・・このように。。 あまりにこの戦争ドラマ(9割)が濃いなので、冒頭の前ふりを すっかり忘れてしまうのですが・・・ こんなに重い内容で、しかも冒頭も不可解極まりなく残忍な 出来事から始まったのに、重苦しいだけに終わらなかったことが、 まさに『奇跡』です!! 鳥肌が立ちました! 全くもって終盤まで、過去の出来事(戦争ドラマ)と現在(冒頭の 事件)が結びつかず、どうやって終結させる気だ!?っと 観ている方がそわそわしてしまいましたが・・・ 「おお!そうきたかっ!」っと驚きでした!(冒頭部分をすっぽり 忘れていればいるほど驚くかもしれません) ちょっと・・「さすがにそれはフィクションしすぎだろ(笑)」っと 思わずにもいられなかった部分はあるけれど(笑) それでも 「いい!もういいよ!これでいい!よかった!よかったよ!」っと ありえ難い、まさに“奇跡”に涙する展開でした。 ラストに主人公ともども、観客も救われる思いではないでしょうか。 私としましては、観終わってからも理解できてない箇所の方が多い 気がする作品で(汗;)、 「冒頭の部分をもう一度巻き戻して!!」 「今のところ、もう一度!!」と、映画館では到底無理な要望を お願いしたくなる内容でもあり、第一にとても笑えるような内容では なかったけれども、(笑えるように作っている箇所もありましたが、 イマイチアメリカンジョーク?が理解できないお堅い日本人な もので・・すみません。汗;) いい作品だったと思います! かなり粗引きな内容で、歴史をしっかり把握されている方か、 観賞前に多少知識を頭に入れて観に行かれる方でなければ 観るに苦しいかと思いますが、作り手の鋭いメッセージは ズサズサ突き刺さり、平和を願う多くの方々には是非観て 頂きたい映画です。 ※繰り返し、巻き戻してじっくり観るた方が良い気がしますので、 個人的にはDVDの方がお勧めですけども(笑) ●『 セントアンナの奇跡 』の 詳細は、コチラから↓↓↓ https://www.emotent.jp/t/3614/ ●『 セントアンナの奇跡 』の 前田有一氏による批評は、コチラから↓↓↓ (ネタバレなし) http://www.cinemaonline.jp/review/geki/8871.html 渡まち子氏による批評は、コチラから↓↓↓ (ネタバレなし) http://www.cinemaonline.jp/review/kou/8873.html 山口拓朗氏による批評は、コチラから↓↓↓ (ネタバレなし) http://www.cinemaonline.jp/review/kan/8903.html ―――――――――――――――――――――――――――――― 【2】明日公開される映画の批評一覧 ―――――――――――――――――――――――――――――― ■『ボルト』(平均85点) 前田有一氏(85点) http://www.cinemaonline.jp/review/geki/8889.html ■『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』(平均78点) 佐々木貴之氏(80点) http://www.cinemaonline.jp/review/kyou/8969.html 岡本太陽氏(75点) http://www.cinemaonline.jp/review/bei/1242.html ■『コネクテッド』(平均76点) 山口拓朗氏(85点) http://www.cinemaonline.jp/review/kan/8974.html 佐々木貴之氏(80点) http://www.cinemaonline.jp/review/kyou/8932.html 町田敦夫氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/raku/8796.html 福本次郎氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/ken/8885.html ■『サマーウォーズ』(平均70点) 服部弘一郎氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/soku/8875.html 前田有一氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/geki/8887.html ■『屋根裏のポムネンカ』(平均70点) 佐々木貴之氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/kyou/8878.html ■『バスティン・ダウン・ザ・ドア』(平均70点) 服部弘一郎氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/soku/8185.html ■『山形スクリーム』(平均65点) 服部弘一郎氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/soku/7627.html 福本次郎氏(60点) http://www.cinemaonline.jp/review/ken/8886.html ■『ポー川のひかり』(平均65点) 服部弘一郎氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/soku/7774.html 佐々木貴之氏(70点) http://www.cinemaonline.jp/review/kyou/8872.html 福本次郎氏(50点) http://www.cinemaonline.jp/review/ken/8884.html ■『学校裏サイト』(平均50点) 前田有一氏(60点) http://www.cinemaonline.jp/review/geki/8888.html 岡本太陽氏(40点) http://www.cinemaonline.jp/review/bei/6489.html ―――――――――――――――――――――――――――――― 【3】うれしい!「プレゼント情報♪」のお知らせ。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 映画ジャッジ!から、今週の「プレゼント情報♪」の ご案内です。 皆さまに「うれしい♪」と思って頂けるよう、今回もしっかりと お選びさせて頂きましたので、よろしければ ご応募下さい♪ 喜んで頂けましたら、幸いでございます。 それでは、ご案内させて頂きます。どうぞ!!↓↓ ---------------------------------------------------------- 1)『 スポットライト Vol.1 』 DVD を 2名様 にプレゼント!! ---------------------------------------------------------- ソン・イェジン×チ・ジニ、人気韓流スターが多数出演! NHKエンタープライズが、4月よりNHK-BS2で放送し、6月からNHK 総合でも放送が始まった人気韓国ドラマ「スポットライト」の DVDVol.1~4を、8月21日(金)にそれぞれ4,935円(税込)で 発売! ●プレゼントのお申込みはコチラから!▽ ▽ ▽ ▼ ▼ ▼ https://www.emotent.jp/t/3615/ ---------------------------------------------------------- 2)『 リミッツ・オブ・コントロール 』 試写会 を 10組20名様 にプレゼント!! ---------------------------------------------------------- 孤独な男の旅を幻想的に描く 舞台はスペイン、名もなき孤独な男がある任務のため、様々な 街を巡り、さすらう。過去、目的、計画・・・全ては謎に包ま れたまま、ただ男は任務の遂行だけを目指す。 9月、シネマライズほか全国ロードショー ●プレゼントのお申込みはコチラから!▽ ▽ ▽ ▼ ▼ ▼ https://www.emotent.jp/t/3616/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□ お問合せ □■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ご意見・ご質問など mailmagazine@cinemaonline.jp ────────────────────────────── 発行元: 映画ジャッジ! 編集長: 山根 発行元: http://www.cinemaonline.jp/ ────────────────────────────── ・MSゴシック、Osakaなど等幅フォントでご覧ください。 ・無断転載を禁じます。 ・転送は自由です。 ・メールマガジンの登録・変更・解除は以下のアドレスから お願いします。 http://www.cinemaonline.jp/mailmagazine/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright (C) 2008 映画ジャッジ! 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